【ライブレポート】「めざましライブ」小田和正がサプライズ登場!森高千里、宮野真守、リトグリと共演(写真20枚) – 音楽ナタリー
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開演前から明らかに声優かつ歌手という宮野真守くんのファンが多数というのがわかって、相当なアウェーになるかと思っていました。森高さんはトリかトップバッターのどちらかだと思っていましたが、トップバッターでの登場。声援は当然森高千里ファンのみ。どうなることやらと思いながら「二人は恋人」でスタート。もちろん盛り上がり曲ではないので挨拶代わりの一曲という感じ。たぶん会場にいた人はこの曲を知らない人が多かったのでは。登場の際には森高ファンからは熱い声援が飛びましたが、他のファンは当然の様子見。しかし、いつもとは客席の光景が違いました。宮野真守くんのファン“マモクラ”さんたちは日頃サイリウムを振りまくっています。会場は7割がマモファンという感じ。なのでサイリウムが綺麗!初日は乃木坂46などがいてサイリウムがたくさんだったそうですが、2日目は全然なし。そして3日目は再び光の波が。そんな日であって最高でした。推しメンの色を点灯して臨むアイドル系のライブと違って、マモクラさんたちは基本的に同系の色で合わせるのがパターン。デフォルトは青と赤。しかし曲によっては赤一色になったりで対応力が凄い。「雨」が歌われた時にそれまでは何色もの色だった会場が一斉に青になりました。曲のイメージに合せてそうやってくれたのです。サイリウムを持っていた森高ファンは遅れてそれに合せて青にしたくらいです。森高ファン、宮野ファン、リトグリファンがそれぞれを気遣い、合せ、とても良い雰囲気な公演でした。
「ロックンロール県庁所在地」では大型モニターに歌詞が映し出されましたが、名産の合いの手は不発でした。マモクラさんたちのノリの良さからすると、歌いに入る前に「合いの手をお願いします」って言っておいたら大成功したと思います。遠慮がちだなあと思っていましたが、「気分爽快」ではライブツアー同様に「右からお願いしますね」の説明が。会場は森高ライブ同様の一体感に包まれました。セトリを見ていただくと分かると思いますが、出だしの様子見から、ちょいとノリの良い若い人なら学校で歌ったこともある馴染み曲に行き、めざましTVという番組へのお祝い、「私がオバさんになっても」「気分爽快」の間に「渡良瀬橋」「雨」の2大バラード曲を挟んでの緩急。そしてフィナーレは森高ライブの楽しさを知らしめる「テリヤキ・バーガー」で締めるという相当考えられた構成だったと思います。
「森高千里さん可愛い」が多数投稿されたネット上の評判もご覧になったかと思います。「森高さんのライブを観に行きたくなった」という書き込みもありました。是非、フルバージョンでの森高ライブを楽しんで欲しいと思います。
【セットリスト】
01. 二人は恋人
02. ロックンロール県庁所在地
03. ララ サンシャイン
04. 私がオバさんになっても
05. 渡良瀬橋
06. 雨(ロック・ヴァージョン)
07. 気分爽快
08. テリヤキ・バーガー