【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
1度観た公演をまた同じ日に観るというのはホールでは初めての経験。昼公演は上手側でしたが、夜公演は下手側でした。公演中、上手側サイドの方が振り付けする人が多めなのです。今回のツアーでは畠中さんはマニピュレーターを担当しておらず、ステージ袖で踊ってました。なので、上手側からはその様子が見えるので、畠中さんをお手本に振り付けをする人が多数です。上手側前方の人たちに注目していてもらうと動きがわかりやすいかもしれません。まあ、森高ライブでの定番曲が多いですから、客席全体がやってますかね。
全体の構成は一緒ですが、“この街”の食べ物などを紹介するMCでは内容を昼公演と変えてきました。2020年のツアー同様、森高さんやスタッフさんたちは事前に色々調べて食べ物などを調達して紹介してくれるようです。インスタでも写真がどんどんアップされていくようです。
夜公演で特筆すべきはなんといっても「渡良瀬橋」で森高さんが声を詰まらせてしまったシーン。今回の公演は「さようなら 足利市民会館 ありがとう五十五年」というサブタイトルが付いていて、紙チケットにも印字されていました。足利市民会館で歌うのはこれが最後だという思いが込み上げてきて感極まったのでした。歌い終えてからのMCで「かなり堪えていたんだけど」と言っていました。当然客席の皆さんもグッときたことでしょう。私も涙が溢れました。曲が終わって涙を拭きに行った森高さん。次の曲のイントロでも涙を拭い、出だしでもまだ声が出せないほどでした。足利にはたくさんの思い出がありますからね。寂しさや悲しさ、たくさんの思いが伝わってきました。
少し脱線しますが、ギターのマリアちゃんがステップを踏んだり、体を揺らしたり、以前と比べて格段に動きながら演奏していました。当然音もさらにパワーアップしたように聞こえました。「雨」ロック・ヴァージョンのロックぶりが凄かったです。森高さんの歌い方も相当ロックしてました。「雨」で涙することもある森高さんですが、今回は迫力のある「雨」でした。マリアちゃんの衣装は事前にツイッターで紹介していたのとは違うものでした。今後の公演でその衣装もお披露目されるんでしょうね。前回のツアー中に作ったピンクのギターは弾かなかったような?いつもの深めのグリーンのギターを使ってました。「17才」を歌う前にこの曲用のスカートをそれまでのミニスカの上に着用するんですが、その時の照明がとても綺麗だなと思いました。是非注目してみてください。
森高さんは足利でツアーの初日がデビュー日である5月25日に開催できたことをとても喜んでいました。そして何度も「また足利でライブをやりたい」と口にしていました。いつか新しいホールができて、森高さんと一緒にライブを楽しみことができるといいですね。森高さんは昼公演と夜公演の間の18時に市内に流れる「渡良瀬橋」のチャイムを聞いたそうです。MCでは床屋の角の公衆電話の話も出てきましたが、その床屋さん“バーバー尾澤”のご夫妻の姿もありましたよ。終演後、ご挨拶させていただきました。
アンコールを催促する手拍子が昼公演と夜公演では違いました。途中までは昼同様にパンパンパンパン…という連続でしたが、いつしかチサトコールを拍手に変えたようなパン!パン!パン!の3発の繰り返しに変わっていきました。「ち・さ・とー!ち・さ・とー!」と叫びたい気持ちの現れだったと思います。上手側から始まったような。いつもながら森高ファンの手拍子は揃っていて綺麗だなと思いました。秦野公演以降もそうなるでしょうか。
夜公演の終演は20時を大きく回って20時10分~15分くらいだったと思います。ネット上では「100分だった」という書き込みがありました。東武線足利市駅から東京方面に向かう特急は20時31分発のりょうもう52号。早めに退場せざるを得なくなった方がいらっしゃったようです。終演後に急いで駅に向かった人たちは間に合ったのかな?
森高ライブは12月の公演以来でしたが、無事に開催されて本当に良かったです。公演途中で換気を行うなど十分な感染対策をして行われていました。今回のツアーはコロナ禍で行われる貴重なシーンになると思います。コロナ感染者を出すことなく、無事に完走するようみんなで努力しながら、思い切り楽しんでいきたいと思っています。すでに次回の秦野公演が待ち遠しくなってきました。
【セットリスト】
1.ファイト!!
MC
2.SWEET CANDY
3.海まで5分
4.夏の日
MC
5.雨(ロック・ヴァージョン)
6.二人は恋人
7.17才
8.私がオバさんになっても
MC
9.渡良瀬橋
10.さよなら私の恋
11.ギター
MC バンドメンバー紹介
12.気分爽快
13.私の夏
14.この街
<アンコール>
MC
15.テリヤキ・バーガー
レポートは過去にそうであったように、思い出しながら、あるいは情報が集まり次第、更新していきますのでよろしくお願いします。