3/11 村上“ポンタ”秀一トリビュート~One Last LIVE~

国際フォーラムで行われた名ドラマー村上“ポンタ秀一さんを偲ぶ「西原商会 presents『村上“ポンタ”秀一 トリビュート 〜One Last LIVE〜』」に行って来ました。
ポンタさんは自著「自暴自伝」で記したように「俺、ドラマーとしてのチーさまを、冗談抜きで尊敬してるんだ」と評価してくれていました。プロのドラマーでは叩けないようなドラミングをするのだそうです。ポンタさんは森高さんの初期のアルバムに参加していたことがありました。その後、今度は森高さんが98年にリリースされたポンタのデビュー25周年作品「Welcome to My Life」にドラマーとして参加しました。森高さんのドラミングについてはこんな記事がありましたのでよかったらご覧ください。
出演アーティストは一人2曲ずつポンタさんへの想いを込めて歌っていきました。大黒摩季、一青窈、福原みほ、大貫妙子、角松敏生、近藤房之助、佐藤竹善、ジャンク フジヤマ、未唯mie、森高千里がゲスト出演。バンドメンバーは斉藤ノヴ(perc)/大坪稔明(Arrange,Keys)/半田彬倫(Keys)/岡沢章(Ba)/天野清継(Gt)/Atsuki(Tp):FIRE HORN/橋本和也(Sax)/KAZCO(Chorus)/浜田美樹(Chorus)/村石雅行(Dr)※ゲストミュージシャン:バカボン鈴木(Ba)/柴田敏孝(Keys)/仙波清彦(Dr)/SATOKO(Dr)/松下マサナオ(Dr)/国場幸孝(Dr)/佐藤奏(Dr)という面々。斉藤ノヴさんはこのライブの発起人でもあります。
暗闇の中を次のアーティストの準備が進められのですが、ステージ奥から登場したドラムセットのシルエットに見覚えが。そうです!森高さんのドラムに違いない!
森高さんは下手側から暗闇の中をセンターに向けて歩いていきました。そして、スポットライトが当てられイントロが流れた瞬間にびっくり。ツアーのセトリにも入っている“うなぎ”こと「ザルで水くむ恋心」ではありませんか!森高ファン以外のお客さんはそんな曲知らないと思うぞ~。と、思ってはみたもの、出演アーティストの皆さん歌う曲も知らないのが色々ありましたけどね。
森高さんは白い衣装でしたが、衣装というよりは既製の服っていう感じ。どちらかといえば、衣装っぽくないスタイル。少しでも前の方で見たかったので、友人たちとVIP席を申し込んだのですがサイドブロックの9列目でした。このブロックは5列から始まっていたので、ステージまではそれなりの距離で観ることができました。ところが、VIP席なのに森高さんの顔がハイハットで見えな~い(泣) ツアーの公演ではハイハットを少し高くしてより多くのお客さんに顔が見えるようにしたのに、今回の国際フォームはステージが高く作られているので見える角度がかなり違ったのかもしれません。顔が見えずかなりがっかりでした。森高ファンはいつものように手拍子。慣れたものです。それに対して、他のお客さんはパンパパン!の手拍子に合わせられない方も多かったようです。
続いての2曲めは「ララ サンシャイン」でした。めざましTVで使われていたとはいえ、客層的には「17才」あたりが良かったんじゃないの?というファンからの声がありました。
とにかく2曲だけなのであっという間に森高さんの出番は終了。あとは事前にラジオでも告知していたように未唯mieちゃんとのコラボを待ちながら、他のアーティストの歌声と素晴らしい演奏を堪能していました。
ピンク・レディーの曲を未唯mieちゃんと一青窈、大黒摩季が歌って踊り、最後に森高さんが登場。曲は「UFO」でした。翌日の相模女子大グリーンホールのMCで語ることになるのですが、踊りは相当練習したそうです。キレキレで動きが可愛かった!!日頃、『森高千里はアイドルではなくアーティスト』と言い続けているですが、このときばかりは完璧にアイドル。森高ライブでは見ることができない姿でした。ほんとに行って良かった!!!まさに至福でした。未唯mieちゃんとのMCでは「子供の頃からピンク・レディーが好きで歌手というよりピンク・レディーになりたかった。憧れのピンク・レディーと一緒にステージに立ててうれしい。」と想いを語っていました。この時の衣装は2018年7月25日のFNS歌謡祭で「渚のシンドバッド~気分爽快」を歌った時のものでした。(画像参照)左肩から胸にかけてのシルバーのキラキラは外されていました。そういえば、このFNSの観覧に行っていたのですが、前説のADさんから「皆さん、ライブの時と同じように大いに盛り上がってください!」と言われたので、マジでライブのように手拍子や声援をしたのを思い出しました。

森高さんにとってもまさかだったと思いますが、森高ファンである自分にとっても未唯mieちゃんと歌って踊るシーンが見られるとは。終演後「これが見れただけでVIP席を取った甲斐があったよね」と言い合いました。曲数は都合3曲でしたが、いつもとは違うアレンジでの豪華な演奏をバックに貴重な3曲となりました。

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