【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
●2024年4月20日(土) 開場 15:45 / 開演 16:30 和歌山県田辺市 紀南文化会館
写真はドラムの坂本 龍一さん@ryudrum_sのポストからお借りしました。
羽田から空路、和歌山県の南紀白浜空港を目指しました。新幹線で新大阪から特急で向かうルートや関空から向かうルートなど、仲間たちも様々な形でホールを目指しました。関空のJR線近畿エリア路線図には紀伊田辺駅が載ってない(もうちょっと先だから?)と言ってましたよ。そんな所が今回の開催場所です。南紀白浜空港からは4人でタクシーに乗りました。饒舌な運転手さんが地元の名物のおみやげやおいしい居酒屋さんなどを語りまくってくれました。情報量が多かったあ!
会館に着いて当日会場限定の生写真を購入。最近の公演では売り切れることが多くなっています。終演後だと買えない可能性がありますので、開演前には買っておくのがオススメです。
紀南文化会館は海に近くて周辺の雰囲気は南国感を感じました。飛行機の着陸時に見えた白浜の海岸をハネムーンでうちの両親も歩いてのかと感慨深かったです。このホール、中に入ってみるとかなり古さを感じさせる雰囲気。手すりの塗装が剥げていたり、座席は昔っぽさのある前列との間が狭く、シートもクッションがへたり切っているような感じでした。
開演しても同様に古いホール故の音響の悪さ。建材の劣化のせいなのか、設計自体が良くなかったのか。低音がボワンボワンと籠もってとっても聴きにくい。いつものスピーカーがなんだか可哀想な感じでした。
この日は最前列と2列目の方々がおとなしくて、たぶん地元の方々だったんでしょうね。
最初のMC。和歌山は2022年のこの街ツアー以来2年ぶり。地元の人?の問いかけはなし。ツアータイトルのことや衣装についての話をして、先日の高知・愛媛を中心とした最大震度6弱の地震のことに触れ、「揺れましたか?」と聞いたものの客席はシーンとしたまま。ありゃ、これは今日はおとなしい感じかも~。「ちょっと揺れた。」という男性の声がしました。たいして揺れなかったから反応が薄かったのかな。
次のMCで「田辺は南国の感じですね~。少し観光してきました。」と言うと歓声が。インスタで見事なジャンプ写真を見せてくれた天神崎。日本のウユニ塩湖と呼ばれているそうです。潮が満ちている時には水面が鏡のようになって景色を映し出す映えスポット。夕景が綺麗な場所だそうです。釣りをしていた人が多くて、自分も釣りがしたいと言ってました。「何が釣れるの?」と聞いてみると、「グエ!!」と大きな声が。私にはそう聞こえました。森高さんも聞き取りにくいようで「グエ?グネ?」と分からない様子。正解は“グレ”。なんですが、大勢が口々に叫ぶので声が重ねってしまって聞き取れないのと、何しろ音にキレがないホールなので、例の客席の声を披露マイクの音も相当悪かったと思います。何言ってるんだかわからなーいという状態が延々と続きました。声で伝わらないのならと客席のあちこちでグーを出してみせたり、両手でゼロを作ってみせたり。それでもなかなか分からずに続く、かなりの時間を割いたカオスな状態に。「あー、グネね!!」と分かったように言ってましたが、正解には至らずでした。面白かったです。
産直市場にも行ったそう。道の駅とか市場とかが好きですよね。いっぱい美味しいものあるもんな。人混みに紛れることもできるでしょうしね。市場ではお芋に目が行ったようですが重いから買うのをやめたそう。2階にはパフェがあるそうです。
有名なかまぼこ屋さんのたな梅本店ではなんば焼き、ごぼう焼、ひら天を買い、旅館のような大きな建物の紀州の味処銀ちろではうつぼの唐揚げや釜揚げしらすご飯を食べたそうです。翌日に行ってみましたが、銀ちろのすぐ前のお店の男性が声を掛けてきました。いきなり森高さんが現れて驚いたとのこと。この方、デビューしてすぐに森高さんのファンとなってCDも買ったそうですが、売れ初めた頃から離れてしまったそう。ずっとファンでいればねえ。
地元のあれこれ紹介では、他には鈴屋菓子店のデラックスケーキ、七福堂の田辺っ子、菓心富美堂の神島の鶴、白炭クッキー、菓匠二宮の焼一番、みたらしだんご、三徳小西菓子舗の柚もなか、じゃばらいず北山のじゃばらまる、たぐちファームのまりひめ、マルサのうつぼ小明石煮。うつぼぽりぽり揚、神邑の梅あぶら、山崎梅栄堂の熊野牛ポテトチップスなどが紹介されました。
焼一番とみたらしだんごを食べました。紀伊田辺駅から続く道の途中に世界遺産の鬪鶏神社があるんですが、そこに行く際に曲がる角に二宮があって、注文してから作るので15分かかると言われました。みたらしだんごは食感が独特のやわらかさで美味しかったです。焼一番は回転焼き・今川焼などと呼ばれ、熊本では蜂楽饅頭ですね。「他には何かないですか?」と森高さんが客席に問いかけると「かげろう!」の声が。いつも現地に着いてから有名どころを押さえる方が今回もヒット—-とかと思いきや。かげろうはどうも白浜の銘菓だそう。それにしても森高さんやスタッフさんも毎回色々調べ上げていますが、ファンの方々も努力してますねえ。
グッズ紹介ではTシャツを紹介した時に「街を歩いていても結構目立ちます!」というくだりが。街歩きしている時に見かけたの?それとも空港や駅での遭遇のこと?まあ、たしかに目立ちますよねえ。笑
生写真の紹介では、今回も最前列の男性の方から借りました。紫のTシャツ姿の生写真。「コンサートが終わってから撮りました。顔が疲れてるかな?」
「NEW SEASON」での途中のキーボードソロ。森高さんは両手をひらひらさせながら覗き込むように佑ちゃんを眺めてました。これには「今日はあのソロめちゃめちゃ緊張しました、、、笑」とXにポストしていました。今までに見たことがないような照れ笑いと言うかニヤニヤ顔というか。そんな表情をしていました。面白かったので、また森高さんは何かやるかもしれませんね。
「明日の大阪も来る人ー?」で前方の大勢が挙手。「私と一緒にツアー回ってる?」その通りです。笑
今後、フェス参加やラジオ出演などが続くので紹介内容も多いです。仙台でのARABAKIフェスは前回「行く人~?」と聞いたらあまり手が挙がらなかったので、今回は問いかけなしでした。同じくLuckyフェスについても紹介だけでした。
「お誕生日おめでとう!」の声がかかって「ありがとうございます。ちょっと過ぎちゃったけど。」と誕生日から年齢チェックが始まりました。「55歳の人~?」から始まって、50代の人、40代、30代と、20代と続き、次は60代に行くかと思うと、逸る気持ちの方から「60代!」の声が。「60代はちょっと待って!」と後回しに。「10代の人~?」最近はお子さんも来てますからね。前方にいた女の子をみつけました。この子、前にどこだかの公演で隣で一緒に踊ったな。その時は幼稚園くらいだったぞ。だいぶ大きくなってました。70代も少しいました。さすがに80代はいませんでした。
「この街」のセリフがなんだかグダグダに。しらす丼がうまく言えませんでした。
ダブルアンコールがあることを知らずに出ていってしまう人が続々。ちさとコールで早めに出てきますが、帰ろうとしている人たちに向かって「戻って来てえ!!」と叫んでました。
客席の半分から後ろは地元勢が多くておとなしかったですが、MCでの反応の拍手は結構多く。声を出さないけど、意外と楽しんではいた気がします。狭いニッポンはいえ、土地土地のノリが実に様々でおもしろいですね。
さあ、次はどのアーティストでもあまり盛り上がらないという話が聞かれる鬼門と言える大阪での公演です。どうなるかなあ?
森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/C5-1DasP49Y/?hl=ja&img_index=1
<セットリスト>
1. 東京ラッシュ
2. ザ・ミーハー
3. 非実力派宣言
MC
4. SO BLUE
5. ザ・ストレス
6. その後の私
7. しりたがり
8. オーバーヒート・ナイト
MC
9. ララ サンシャイン
10. 二人は恋人
11. ファイト!(スローヴァージョン)
12. テリヤキ・バーガー
MC
13. 渡良瀬橋
14. 雨(アルバム・ヴァージョン)
15. 17才
16. 私がオバさんになっても
MC
17. あなたは人気者
18. 夜の煙突
19. 雨のち晴れ
(アンコール)
20. 気分爽快
21. NEW SEASON
MC
22. この街
(ダブルアンコール)
23. コンサートの夜