●2024年4月27日(土) ARABAKI ROCK FEST.24
会場:みちのく公園北地区 エコキャンプみちのく
開場:9:30 森高さんのステージは18:05から約40分間でした
GW入りして満席となった新幹線で一路仙台を目指し、東口から歩いて5分ほどの所にある仙台ガーデンパレスホテル前のシャトルバス乗り場へ。13:00以降は毎正時に出発ということでしたが、乗車チケット確認後、すぐに乗車して待っていると13:30に出発。会場のあるみちのく公園北地区 エコキャンプみちのくまでは渋滞もなく、約60分で到着しました。腕に事前に送られてきたリストバンドを着けてゲートを入ると森高さんが出演する予定のBAN-ETSU(磐越)ステージがありました。会場にはいくつものステージが広大な敷地内に配置されていましたので、入場口から近くて良かったです。早速仲間たちと合流。松下洸平さんの出番が終わった後で、ステージ前は人が少なめでした。
ほどなくすると西川貴教さんのファンたちが続々と集結してきました。サウンドチェックに続いて、西川さんのステージ。実にパワフル!筋肉はムキムキです。MCも面白くて楽しかったです。最後はTシャツを脱ぎ捨てて、筋肉を見せつけていました。その後はマキシマム・ザ・ホルモンのどぎついステージ。我々は下手側を選択していました。なぜなら彼らのライブ中はものすごいことになるから。「そこにいると殴られて怪我するよ」とか「死ぬよ」とか、そりゃもうヤクザの出入りでもあるのかと思うようなセリフを心優しいファンの方たちからいただきました。開演するとセンターブロックではモッシュが始まり森高ファンの方がもみくちゃになってました。センターブロックは何人もの人がダイブしてはステージ前のスペースにずらりと並んだ屈強な男たちに受け止められていました。下手にいた私の上も一人通過していきましたが、その後は続かず。しばらくすると、もう一人が後方から迫ってきましたが、超密集状態のセンターと違って下手側は緩く並んでいたせいで、3列目あたりの隙間であえなく落下。お尻か背中から仰向けに地面に落ちた瞬間真顔になってました。かなり痛そうだったぞ。大丈夫だったのかな?そんな森高ライブではありえない光景を舞台袖から森高さんが顔を覗かせて眺めていたそうです。気づかなかったあ。残念…。
ボーカルのダイスケはんは森高さんのライブに行ったことがあるそう。
「前略、”CHISATO MORITAKA CONCERT TOURʻ92 「ROCK ALIVE」”を高松市民会館に見に行った中学生の私へ。 私がオジさんになったら…… “ARABAKI ROCK FEST.24″で、今も変わらず推しの #森高千里 さんに出演者同士として会えます。 だだし、顔のサイズ感の違いを思い知ることになるので心の準備を。ファイト!! byダイスケはん」
とXにポストしていました。1枚目がダイスケはんのポストの写真、2枚目が森高さんのインスタ、Facebookの写真。まったく同じですね。たぶん森高さんのスタッフさんがインスタ用に撮ってダイスケはん側に送ったんだと思います。
マキシマム・ザ・ホルモンが終わると、森高さんとホワイトクイーンのためのサウンドチェックが始まりました。一人でせっせと作業を進めているのは森高ライブではお馴染みの畠中さん。ドラム、ベース、ギターと鳴らしていきました。17:55頃にホワイトクイーンメンバーの姿が上手の端の方に姿を現しました。フェスではメンバーたちが登場してサウンドチェックをする場合がありますが、今回はそのパターンではなかったです。メンバーの皆さんが身に着けているのは今回のツアーで着ている衣装でした。それぞれの演奏位置に向かうメンバーに声援が飛びました。マリアちゃんは私が持っていた応援グッズに気づいて「あ!それいいね」みたいな表情をしてくれて、こっちに向かってハートサイン!!森高さんはステージ奥にあるテント脇にいたようで、出演前の一言を撮影しているようでした。私の位置からは森高さんの右手と思われる手が見えていました。どうやらタンバリンを持っている写真もこの時に撮っていたようですね。
そして、いよいよ森高さんが登場!!!すでに何時間も待ち続けていた森高ファンから大声援が送られました。今回は行くのがなかなか大変な場所。森高ファンの参加者はそれほど多くなくて、知っている範囲で20名もいない程度。もちろん、森高ファンがいたのは前方ばかりではないでしょうし、ツアーTシャツ姿ではない森高ファンもたくさんいたのでしょうけど、実数は何人だったのか分かりません。下手最前列にいた私からは振り返っても人垣が凄くてどれくらいの方が集まっていたのかは不明。8000人のキャパの磐越ステージですが、何人いたのでしょうかね。参加の森高ファンの皆さんは気合十分。最前列を含め前方に陣取っています。
最初の1音。長めの♪ジャーン!!というイントロ。え?「うちにかぎってそんなことはないはず」じゃないか。フェスでは度々森高ファンしか知らないような曲をぶつけてきて“一般置き去り”なんて言ってますが、今回はこの曲からのスタートでした。用意していたペンライトは赤。赤Tとめざましでの赤のイメージを踏襲。森高さんの手にはお久しぶりの光るタンバリンが握られていました。
「みなさんこんばんは!森高です。ARABAKIフェスは初めての参加です。久しぶりのフェスで緊張しています。前のマキシマム・ザ・ホルモンが盛り上がっていましたので、帰っちゃうんじゃないかなと心配していましたが、たくさん集まってくれてうれしいです!」
写真はARABAKI ROCK FESTのXより https://x.com/ARABAKIROCKFEST/status/1784242759693668400
そして、2曲目は「臭いものにはフタをしろ」。ロックな曲で勝負に出てます。3曲目は続けざまに「ララ サンシャイン」。さすがに他のファンの方々にとって3曲知らない曲が続くようなセトリにはしません。3月17日に行われためざましフェスではフジテレビが主催だったので、この曲をやって当然でしたが、今回も広く知られた曲をここに持ってきました。あ、フジテレビNEXTで放送あるからか。現在行われているライブツアー同様のバージョン。
「今日は天気も良くて、テントもいっぱいですね。おいしいもの食べましたか?フェスは久しぶりなのでこんな感じだったのかと。初めて見るよって方いらっしゃいますか?」とツアーでも定番の初めての人チェック。大勢の手が挙がりました。本当に大勢。きっと初めて生で見る森高さんを楽しみにしていた方も多かったんだろうな。「かわいい!!」という声があちこちから。
出だしからどうも森高さんのマイクの音量が小さくて声が演奏の音に潜り気味。森高さんもイヤモニの自分の声が小さかったのか指で上を指して上げるように指示していたそう。いつの間にやら森高さんの声がきちんと聴こえるようになっていました。
森高さんの全開モードっぷりが心地良い。森高ファンも短い時間なので突っ走りました。ツアーでは年明け以降(?)バンドメンバーの間隔が狭くなって中央寄りに集まっている配置。これは最前列の方がスピーカーでメンバーが見切れないようにしてるのかなと思います。地方の市民会館はステージ幅が狭いホールが結構あります。今回のステージはとても広いので幅を使っての配置。その分、下手寄りを選んだ私たちにとってはまさに“マリアちゃんサイド”!!マリアちゃんと佑ちゃんが特に笑顔になっていました。坂本君のドラムが気持ち良く弾んでいたし、ベテランの横山さんと高橋さんは余裕たっぷりな演奏を聴かせてくれました。
ステージの両サイドに設置されたスピーカー。どこのかチェックしてみましたが分かりませんでした。そんなにクリアじゃない気がしましたがどうでしたかね。西川貴教さんの時はかなりの迫力。マキシマム・ザ・ホルモンの時はサウンドチェックの時から大音量で、本番になっても轟音。歌詞はさっぱり分からない感じでしたが、森高さんの時はいつものように歌詞がきちんと聞こえてくるような鳴らし方でした。スピーカーのすぐ近くで相当な音圧でした。離れた所でも聴いてみたかったな。
ここからの3曲は代表的定番曲。ステージ上の台の上にはリコーダーが置かれていたので、「渡良瀬橋」を歌うことは分かっていましたが、夕暮れで夕日に染まった空がこの曲にぴったりでした。間奏のリコーダーでは拍手が起きていました。続いては幅広い世代に知られ歌われている「17才」と「私がオバさんになっても」が続きます。“好きなんだもの!”の掛け声や私オバでの“背泳ぎ”など、野外フェスならではの開放感を感じつつ、思い切り楽しみました。リコーダーを置きに行った時に上着を脱いだんですかね。で、「17才」終わりでスカートを外したの?そういう所をちゃんと見てない私。観客の様子とか気になっちゃって、あちこちを見ちゃうのです。
「だいぶ日が暮れて、いい感じでしょ?今日は泊まりの方もいるのかな。テントもあるし。私もそっちで見たかった。」
「あと2曲になってしまいましたあ!」「えええええーーー!!」
今や森高さんのお気に入りとなったこの掛け合い。森高ファンにとっては定番ですが、そんなやりとりを他のアーティストのファンの方々にも披露してみせたかったんでしょうね。森高さんもホワイトクイーンの皆さんも森高ファンも毎度のライブと同じように笑顔、笑顔。
「最後の2曲は知らない曲かと思いますが、ライブでは定番の曲なので盛り上がっていきましょー!」
さすがに「あなたは人気者」ではなくて「夜の煙突」がスタート。そしてラストは「テリヤキ・バーガー」でした。ロックフェスにはぴったり!!以前から森高ライブの楽しさを知ってもらうためにフェスでやればいいのにと思っていた曲が続いて夢心地。やっと思いが叶ったあ。
「盛り上がってくれてありがとうございました。皆さんの顔を忘れないですからね。気をつけて帰ってくださいねー!!是非コンサートに来るの待ってます!!」
挨拶しながら左右に行って、どんな人たちが来ているのかしっかりと眺めていました。お手振りは森高ファンにとってもうれしいものですが、その他の方々もうれしそうでした。
約40分間のステージ。とっても楽しかったです。8曲はあっという間でしたが、非常に満足度が高くて濃度の濃さを感じました。なんだか最初から最後までアンコールだったかのような。そうそう、衣装のことを忘れていました。衣装は現在のツアーの本編の衣装です。MCでは「コンサートに来てね」という積極的なアピールがありました。テレビでしか知らないような方々に対する『もっと私見て!』欲しいという森高さんの意欲を感じました。
すっかり日が暮れていましたが、身体はポカポカでした。フェスはチケット代が高くて、交通費やらなにやらでお金が掛かるし、相当な体力も必要。曲数も単独ライブで歌う数より圧倒的に少ないので、比較するとどうも敬遠しがちになるのも無理はありません。でも、行ってみると“行って良かった”っていう思いを抱きます。そこでしか味わえない独特の気持ちになります。
Xでは森高さんを絶賛するポストが多数。読みきれないほどの量でした。参加した上でさらにとんでもない量の書き込み。森高ライブの後の書き込み数より滅茶苦茶多かったですよ。とにかく森高さんへの評価が凄かったです。
『初フェスでアラバキ行ってきたんだけど、森高千里が可愛すぎたしプロのアイドル凄すぎて感動した!! 長年一人で「森高千里」の看板背負ってるのは伊達じゃないわ。綿密に練られたステージは初見でも安心して楽しい。何よりまじで可愛い。』という書き込みもありました。初っ端で最近歌っていなくて、ツアーを一緒に回っているファンにとっても新鮮さを感じる2曲。中盤は数多くの方が知っている定番曲。そして森高ライブはこうなんだと思わせてくれる盛り上がり曲で大いに余韻を残すような締め。セトリはとても満足度が高い内容でした。MCも初見の方々をより巻き込んでいく感じに。そして、わざわざ足を運んだ数は少なくても声出し十分の森高ファンへのファンサとして長めにサイドまで行ってのお手振りなど。書いててトータルで満点って感じでした。
チサトコールはアンコールが無理なのは承知の上、素晴らしいステージで魅了してくれた森高さんとホワイトクイーンへの感謝の気持ちの表れでした。
ARABAKIにしっかりと爪痕を残した森高さん。ホワイトクイーンの皆さん。そして参戦した森高ファンの皆様。どうもお疲れ様でしたー!!
森高千里インスタ:https://www.instagram.com/p/C6WEhSXP_v6/?hl=ja&img_index=1
<セットリスト>
1. うちにかぎってそんなことはないはず
2. 臭いものにはフタをしろ
3. ララ サンシャイン
4. 渡良瀬橋
5. 17才
6. 私がオバさんになっても
7. 夜の煙突
8. テリヤキ・バーガー
6/22(土)13:00〜17:00<DAY1> フジテレビNEXT にて放送!
▼番組詳細▼ otn.fujitv.co.jp/b_hp/924200081