4/29(日)森高千里ミュージックファイル

ブエナビスタプレゼンツ「森高千里ミュージックファイル」(ニッポン放送編)

※局によってはニッポン放送より若干曲数が多いなど、構成に多少の違いがあるようです。
※ざっとの書き起こしです。ご容赦ください。

ブエナビスタプレゼンツ「森高千里ミュージックファイル」!!みなさんこんにちはGWいかがお過ごしでしょうか?ドラマや映画を思う存分見たり、故郷に帰省したり、お仕事という方もいらしゃるかと思います。サービス業やドライバーの方なども大変だと思います。お疲れ様です!もしよろしければ、お休みの方もお仕事中の方もこの番組にお付き合いいただければと思っております。GW中に人気なのは旅行。楽しい、うれしい、おいしい、いろんな出会いや発見がある、そんな旅気分を曲を通して2時間味わっていただきたいと思います。
1987年5月にデビューして以来、途中子育てでライブをやっていなかった時期もありますけれども40枚のシングルと13枚のオリジナルアルバムをリリースして来ました。その中には歌詞に特定の街や国や都市などが出てくる曲が結構あります。今日はそんな曲を紹介しながら、全国各地や世界各地にお連れしたいと思います。お付き合いください!
今年のGWで人気なのはソウル、バンコク、台北、オアフ島、国内では暖かいということもあって沖縄。沖縄といえばと言うことで—-。

  1. 沖縄「私の夏」
    キャンペーンソングということで作りました。♪決めた~というフレーズが頭の中を回っていたのではないでしょうか。全日空のCMソングです。出身は熊本だけど沖縄に行ったことがなかった。九州もあまり移動してなかったようなタイプだった。沖縄は海が綺麗でびっくりした。食べ物もソーキそばとかチャンプルとかタコスとかおいしかった。その後、『ペパーランド』で撮影に行った。子供ができてからも石垣島とか本島とか色々行った。もう何年も行ってない。海外の海より沖縄の海のほうが一番綺麗だと思えるくらい。美ら海水族館に子どもと行った。大きな水槽があって圧巻。感動した。
  2. 東京と大阪「二人は恋人」
    二人は恋人はドラマ「恋も2度目なら」の主題歌。作家の方とキャッチボールしながら歌詞を書いた。男女のやり取りを大人の感じで書かなければいけなかった。
    父が大阪の人。自分も大阪生まれ。お好み焼きとかたこ焼きを家で作って食べていた。家に埋込式の鉄板があった。大阪に行くとお好み焼きとかたこ焼きを絶対食べる。空港や駅であの匂いがすると食べたくなる。街歩きで黒門市場に行った。あべのハルカスにも行った。デパ地下の量が凄い。置いてあるものが店によって違う。たくさんのおみやげを買った。
  3. 横浜「YOKOHAMA ONE NIGHT」
    斉藤英夫さん、伊秩弘将さんに作ってもらった。横浜は憧れの街だった。お洒落して元町とか港の見える公園とかを歩きたかった。田舎者と分かっちゃうなと思った。車でドライブしたり、子供を連れて行ったりしていた。中華街はマスト。どこで食べてもおいしい。母が来たときにも中華街に連れて行った。感動したのはフカヒレそば。もうその店はない。頑張ったご褒美にと思っていたが、なくなって残念。GWはめっちゃ混んでるでしょうね。ホテルニューグランド。老舗のホテル。ここでカレーライスを食べた。このホテルには連れて行ってもらった。おしゃれなカレー。普段食べているのと違う。
  4. アメリカとイギリス「テリヤキ・バーガー」
    5枚目のアルバム「古今東西」に収録されている。コンサートのときに盛り上がる曲。なんでテリヤキ・バーガーなの?と思う方も多いだろう。アメリカに行ったとき、テリヤキ味のステーキとか書いたあった。あれ?テリヤキって日本語だよなと。世界に羽ばたいて行って欲しいという思いだった。お寿司とか、天ぷらとか、テリヤキも人気だった。コンサートでも歌っててそうそうと思いながら歌っている。今では前みたいにハードルは高くないように思う。アメリカではLA.。アメリカン・ミュージック・アワードを見に行った。松任谷正隆さんと行った。ウキウキ、ワクワクで行った。マネージャーさんと一緒だったけど、はぐれて一人になってしまった。怖い物知らずで歩いた。NY,シスコ行った。ラスベガスに行きたい。カジノに行ってブラックジャックをやってみたいという夢がある。
  5. 「ザ・ストレス中近東バージョン」
    なんでそうしたのかよくわからない。色々なバージョンがあったと思う。シングルとして“ザ”を付けていた。なんとかバージョンも多かった。トルコとかイラクとか、内戦なども多い所。MVは気合を入れて作った。森高千里tて変な格好して歌ってると思ってくれた。熊本から東京に出てきて、何やっていいかどうか分からなくて、2回も入院した。原因は何と聞いたらストレスと言われた。「ストレスが地球を駄目にする」というフレーズが生まれた。
  6. サイパン「私がオバさんになっても」(千葉・松戸公演のコンサート音源)
    グアムとかサイパンに行く人が多かった。あまり遠くにも行けないが海外に行きたいというような。女ざかりは19だよって言われたときにムカついた。もう20才を過ぎていた。もう私終わりみたいな。ムカついたり、イラツイたり、許せないときに歌詞ができる。明るいポップな曲になった。付き合いが長くなったり、歳を取っラリするとだんだん優しくなくなっちゃうみたいな。でもまあ歳を取っておばさんになってもどこかに連れて行ってねというのがいいフレーズだなと思ってできあがった。コンサートで歌うと盛り上がるし、私も気分が上がる曲です。
  7. 熊本「くまモンもん」
    今、ツアー中。去年の6月からやっている「今度はモアベターよ」というツアーです。コンサートでもすごく盛り上がる曲です。5月からも続きます。みんなの顔を見ながら歌うのが楽しくて、いろんな顔をするんですよ。「連れて行く連れて行く」「そんなことないよ」で首を振る人とか、それが面白くて。人それぞれのパフォーマンスが違う。サビのところで笑っちゃたりする。今年は久しぶりにフェスにも出演する。7月はひたち海浜公園でのLucky Fesに出る。7月13日土曜に出演する。20代の時はあまりフェスはなかった。フェスと言われるようになってから私は歌ってなかったので出たいなと思っていた。サマソニで出していただいた。楽しかった。
    私の故郷へ連れていきたいと思います。「くまモンもん」を紹介したい。私より絶コック。かわいいんですよ。見ていると仕草もかわいい。お菓子とかぬいぐるみとかいろいろなものに使われている。くまモンが付いているとそれだけで買っちゃう。熊本でコンサートをやったときにもくまモンに来てもらった。作詞が小山薫堂さんとKANちゃん、作曲がKANちゃん。大好きな曲です。熊本に行ったと思って聴いて下さい。
  8. イギリスTony Slavin」
    憧れているロンドンに行きたい。アビーロードのスタジオでドラムを叩きたい。素敵な所だった。アビーロードスタアジオでレコーディングをした。夢が叶った。その前にある横断歩道。思ったより短かった。車の通りが多くて結構大変だった。写真を撮りたいから並ぶんだけど、早く行けとプップーと鳴らされる。
    リバプールに行った。初めて行った時にはちょっと暗い感じがした。ああ、ここなんだと思った。ペニー・レインとかストロベリーフィールズとかに行った。以前ペニー・レインという床屋さんがあった。他に店になっていて経営者も変わっていると思う。懐かしい感じがした。昔はイギリスに住んでいたのかと思わせてくれるような場所だった。行ってみて欲しいと思う。
  9. 栃木県足利市「渡良瀬橋」
    作曲は斉藤英夫さん、作詞は森高千里。1993年1月のリリース。つい最近の…あはは、31年前の作品です。笑 愛される作品になりました。うれしい限りです。どこにあるんだと、(足利に)行ってくれた方も多いと思います。わざわざ足を運んでくださって、歌碑も作ってもらえました。床屋さんを探したり、八雲神社に行ったりしてくれてます。コンサートをやってますが、地図帳を使ってました。風景をいっぱい書きたいなと思っていてました。響きがいい川はないかなと思って、いっぱいあるけど、渡良瀬川っていう川があるんだなと。いい響きだなと思いました。橋の名前を使いたかったので、渡良瀬橋ってあるのかなと思って調べたらちゃんと橋があった。今だったらネットで調べられるけど、当時はなかったので行ってみようと思って足利に行ってみた。足利市は学園祭で呼んでもらって行ったことがあった。足利工業大学の学園祭に呼ばれて行ったことがあるので、もうしたら渡ったかもしれないって。でも渡ったかどうかは定かじゃない。詩を書くために行った。夕日が綺麗だったし、河原に降りて歩いたときにちょっと寒くて風邪を引きそうになったりとか、そういうのも含めて家に帰った時に、地元から離れられないっていう曲を書いた。実際に行ってみたことを書いた詩なんです。渡良瀬橋自体はそんなに趣があるきで作られた橋とかいうのではなく鉄橋なんです。地元の方が自転車とかで渡るような橋なんです。そこから見る夕日がとっても綺麗で、足利百景にも入っている。夕暮れのちょっと前に行って、渡良瀬橋の歌碑に行ってボタンを押して「渡良瀬橋」を聴きながら夕日を見て欲しいと思います。
  10. ロックンロール県庁所在地(セルフカヴァーver.)
    そろそろ締めの曲を。他にもパリ、京都、湘南などの地名が入っている曲があります。この曲は全県ツアーを2年連続でやったことがあって、やることが決まった時に大丈夫かなあと思った。途中で体調が悪くなったりしないかとか、不安がいっぱいあった。当時プリプリが全県ツアーをやっていてかっこいいなあと思った。女子で単独で全県ツアーをやったのは私が初めてだったのではないかという気がする。その時に白地図を買って、終わって行く所を1個ずつ塗っていくということをやっていた。やった瞬間から「やらなきゃよかった」っていう気持ちになった。塗っても塗っても終わらないみたいな。最後の1個を塗るときは結構感動して、涙が出ちゃうっていうくらい感動した感じだった。全県を回るなんてこうしう仕事していないとなかなかできないし、なんかそういうことを曲にしたいなって単純に思って、何ができるかなと思った時に意外と県庁所在地って知ってるようで知らないなと思った。間違ってたり、ここはここだったんだとか、面白く言っていければ面白いかなと思って、自分でスリーコードで曲を作って♪北海道は札幌~次は~みたいな所から書いていって、時間はそんなに掛からなかった。アイデアが先にあったので。コンサートに行きましたっていような気合いが入るような曲ができあがった。小学校で県庁所在地はどこかというテストがあるんです。「ロックンロール県庁所在地で満点取りました!」なんていうこともありました。
  11. 「休みの午後」
    今かかっている曲は「休みの午後」です。また他のテーマでもやってみたいと思います。GWと言ってもまだまだ大変な毎日を過ごしていると思います。大切な人のことを思いながら またいろいろな企画を考えてやっていきたいと思います。ライブ来てくださいねー!!
  12. エンディング「この街」
    お聴きいただきましてありがとうございました!これからも全国ツアーで皆さんの住む街に行きますので遊びに来てくださいねー!!
    ネコっち@flytetyme2tさん提供によるグラレポ

    FM COCOLOでは13時台に2曲追加されていたそうです。「だいてラスベガス・ヴァージョン」、「月夜の航海」。14時台の最後の「この街」は流れなかったとのこと。

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