【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
●2024年5月4日(土) 開場 15:45 / 開演 16:30 大阪府大阪市 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
写真はドラムの坂本 龍一さん@ryudrum_s、キーボードの山上佑さん@yuu_yamagami
のポストからお借りしました。
GW真っ只中ということで、よりによって交通機関は混雑必至で宿代も高騰する時期の公演だなんて!と思いましたが、新幹線は思いの外空席が目立っていてまるで混雑というには程遠い状態でした。前回の枚方公演からARABAKIフェスを経ての2週間ぶりの大阪での公演。天気は快晴!!そして暑い…。5月なのに夏の様相でした。会場に着いてみるとみなさんツアーT姿でした。仲間の皆さん、ホール前の木陰で涼んでいました。
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールは1,138席+車いす6席というキャパで、ホール名称を明石家さんまさんが命名。「お客さま一人一人がアルファベットが何の略であるかを想像しながら自身の言葉で自由にホール名をつけて遊んでもらえたら」(明石家さんまさん)ということでのWWなのだそうです。ミュージカル、コンサート、演劇、ダンスなど様々なジャンルのエンタテインメントの上演が可能で、施設空間を最大限に活用したプロジェクションマッピングによる映像演出にも対応し、世界に通ずるステージコンテンツの創出を可能とする環境を整備しているそう。入場してみてすぐにそんなコンセプトを実感しました。最前列からや最後尾からどんな風にステージが見えるのかチェック。最前列はステージが低めでいいですね。最後尾まで行ってみましたが、とても見やすい。最前列からの4列はフラットですが、段差のある座席配置で前の人が被らずにステージが見やすい。ただドセンだと座席がまっすぐに配置されているので、センターで歌ったり演じたりする人が見えにくいという情報もありました。
そして、困ったのはトイレ待ちの大行列。何しろ1箇所しかないのです。どうなのこの設計???開演までに間に合うかと冷や冷やしましたが、開演10分前頃になって「女性用トイレを男性に開放します」とのこと。そちらに駆け込みました。ずらっと並ぶ個室の数の多さ。男性用トイレとの光景の差が興味深かったです。
トイレ待ちで苦労したのとは違って、開演は16:30を待たずに若干フライング気味にスタートしたかと。開演して驚いたのは、その音の良さ。この箱の音響は抜群です!!終演後のあちこちでの書き込みでも、「音が良かった」「音響が最高だった」と絶賛。ツアーを通じて感じていますが、新しいホールは本当に音が良いです。
坂本君のドラムの音がキレよく響き渡り、弾むような横山さんのベースやマリアちゃん、高橋さんのギター、佑ちゃんのキーボードの音がとても“いい音”で聴こえてきます。“粒立ちが良い”なんて表現をされる感じです。それぞれの楽器の音がくっきりとしていて、きわだっているんです。過去最高の音だと感じた方が多かったと思います。ホールでは響きを持たせていることが多いですが、WWホールはあまり響かせずにデッド気味。それなのに人も声もとても良く聴こえる設定になっているようです。建材も進歩したんでしょうね。なので、森高さんの歌声やMCで喋る声も抜群でした。音響担当のスタッフさんも鳴らしていて気持ち良いだろうなあ。
最初の3曲を歌い終わってMC。挨拶に続いて「2週間前に枚方でやりました。その時来た人ー?」たくさんの手が挙がりました。公演によっては、そんなにたくさんの人が行ってるのかとどっと湧くケースもありますが、大阪では特にそんな反応はなし。「大阪の人は熱いのでコンサートも盛り上がると思います。」ん?それはそうじゃないかと…。と一瞬思っていると「みなさんにプレッシャーかけてますからね。」枚方公演は天気も悪く肌寒い日で、地元勢の盛り上がりがそれなりだったので、今回はリベンジ的な気持ちがあるようです。何しろ前週のARABAKIフェスが盛り上がったからなあ。今回も盛り上がりたいに決まってる。
「このホールはライブハウス的な会場ですね。来たことある方?後ろの方の人、私のこと見える?」と振りますが、なーんか反応が薄い。「皆さんの顔が結構見えますよ。大丈夫ですか?」この大丈夫ですかはちゃんと見えますかの意味か。毎公演、いろいろなシーンで“大丈夫ですか”って言いますね。
ここでいつもツアータイトルの“今度はモアベターよ”について語るのですが、当然プロンプターにはいつものように話す内容が表示されているだろうし、何度も同じことを話しているので慣れているはずなのに「いつもの」の後がどうにも出てきません。「いつもの…あれ?なんだっけ?いつもは…」と頭の中が大混乱。このくだりとても面白かったです。「自分がいつもやっていることがモアベターっていうことです!」と着地して拍手&歓声。「今日は暑いのでこんがらがって」と暑さのせいにしてました。笑 「衣装なんですが…」といつものように衣装の話へ。「ちょっと…暑いです。」とまた暑さかいっ!今日の森高さんのノリはちょっとお笑い系?「暑いけど我慢してやりたいと思います。」ややウケ。
募金の話の後も、「今日は凄く暑くなると思いますけど」と言ってみたり、「暑いですね」と何度も言っていました。“暑さ”と“熱さ”がとても気になっていたWWホール公演。前方席の方々は森高さんが汗をかいているのが分かったそう。私の席からではそこまで細かい所は見えませんでした。素晴らしい音響に酔いしれながら曲が進んで行きました。
「結構みなさんテンション高いですか?」うぇい!!!「後半テンション下がらないでくださいね。」前方ブロックに濃い方々が多めでしたかね。声援の量は圧倒的に前の方が多かったように思います。中段くらいまでが叫んでいて、後方からはそんなに聴こえて来なかったと思いました。「枚方のインスタ見ていただけましたか?枚方凄く盛り上がったんですけども、コメントが少ない…。結構コメント楽しみにしてますので書いてくださいね、コンサートの感想とか書いてもらえるとうれしいです。ミニスカがどうとかはもういいです。うれしいけど、違うコメントも見てみたいかなと思います。」
森高さん、今回は大阪城に行ってきたそう。そんな森高さんに遭遇した森高ファンはいなかったようです。「赤いTシャツが見えたんで私のファンかなと思ったら違うTシャツでした。」笑い!!
「大阪の方は(大阪城に)行きますか?」反応薄。東京の人間も東京タワーとかスカイツリーとかそんなに行きませんからね。それぞれの地元の人はなかなか観光の名所って行かないよねえ。
「テリヤキ・バーガー好きな人?」はーい!!
ここで、地元のあれこれ紹介。今回もなかなか面白かったです。
インデアンカレーのインデアンカレー、たこ焼道楽わなかのたこ焼、かに道楽のかにまん、かにアイス、FRUITGARDEN山口果物のフルーツポンチゼリー、PABLOのパブロとろけるチーズタルト、芋屋頂 のお芋とほうじ茶バターサンド、五感のお米の純生ルーロ、あみだ池大黒の岩おこしといったものが紹介されました。
インデアンカレーは辛かったと森高さん。20代の頃に食べたことがあったそうですが、久しぶりに食べたらとても辛くてリハーサルでむせてしまったとのこと。たこ焼きの話で「かつおぶしはあまり好きじゃなくて」と言ったところ会場から「えええっ!?」と大ブーイング。「だってぼそぼそするんだもん。嫌いなわけじゃなくて、いっぱいかかってるとかつおぶしだかり食べてる感じになっちゃって…。」それには同意です。マヨネーズはたっぷりかけるそうです。結構マヨラーだもんね。「ポン酢とかいろいろな味があると思いますが、どんな味のが好きですか?」と聞くと、客席から様々な声が。「あ、塩ね。え、ポン酢?それさっき言ったね。(客席から笑い)」「出汁ー!」「え?なし?」「出汁ー!!出汁ー!!」「出汁か。なしだと思っちゃった。」
「かに道楽のかにまん。かにアイス!」「ええええっ!!」なんかウケを狙ってる感じの今回の森高さん。「味は…ん~って感じ。」あまり美味しくなさそう。キーボードの佑ちゃんも食べたみたいですが、Xにポストしていた様子ではもう2度目はなさそうでした。FRUITGARDEN山口果物のフルーツポンチゼリーは客席ほぼ無反応。「あれ?」っと森高さん。この後も地元の方からパラパラな拍手しか湧かない状況が続きました。もはや反応薄を楽しむ余裕さえ見せる森高さん。なんだか楽しそう。
「GWはどこかに行きますか?」京都、熊本などの声が飛び交って、「足利にも行ってくださいね。」と繋いでの「渡良瀬橋」。続く「雨」との2曲。とにかく音が良くて気持ち良くなって、もの凄い睡魔に襲われました。
眠気を振り払うように立ち上がってから「17才」「私がオバさんになっても」。ここら辺からは前半はおとなしかった中後半の列の方々もだいぶ振りへの参加者が増していきました。「みなさんどんどん笑顔になっていきます。どういう気持でいてくれるのか気になりますけど。」
ここでグッズ紹介。今回もタオルを首に掛けました。
・「次はどういう風にしようかな。森・高・千・里はどうかな。」
・「Tシャツを着てくれている人はいますか?(着ていない人をみつけては)あら?—–あら?」
・「靴下は長めなので、暑いよ。笑」
・「パンフレット。(掲げる人が)少ないんですよ。(お気に入りはの声がして)自分で言うの?これかなあ。」
・「生写真(売り切れー!)。ちょっと貸して。」と借りたのは2列目の男性から。最前列からは挙がらなかったので、珍しく2列目からとなりました。
・「他に欲しいものは?暖簾?どこに置くの?高いですよ。これは受注…、検討させていただきたいと思います。」
・「アクスタ?アクスタって何?アクリルスタンドか。いろんな衣装のなんかいいかも。持ってる人いらっしゃいますか?いないじゃん。(一人挙げてましたけどね)」
・「ビールジョッキ?重いじゃん。持って帰るの大変そう。」
といった具合に、欲しいものチェックが続いたのが今回の特徴。そういえば、森高さんは“じゃん”を結構使いますね。身近な人の口調やフレーズが移ってしまうもの。たぶん旦那さんがよく使うんだろうな。
続いてホワイトクイーンメンバー紹介。メンバーへの声がけはやや少なめでした。
「残り3曲となってしまいましたー!!」「えええーっ!!!」
「あなたは人気者」の振り付け指導は初めての方にはとても有効です。曲丸ごとの振り付けを指導する訳ではありませんが、参加してもらうきっかけとしてとても効果があるので、今後もやっていって欲しいと思います。「一緒にやると楽しいです。そして誰も見ていません。私が見ているだけです。」
もう1回という声が飛び。2度目の振り付け指導。2回やるのは恒例となっています。
アンコールを求めるチサトコールが続いている間、トイレに行って戻ってからコールに参加。やはりこの箱はあまり自分の声が響きません。だけど意外と遠くまで届いていそう。前方席の声がとてもクリアに聞こえているので、自分の声援もステージまでしっかり届いているのだろうと思いました。
「こないだフェスにも参加させていただいて楽しかったです。他のアーティストの皆さんもいたので大丈夫かなと思いましたが、盛り上がりました。」個人的には“アラバキ”という言葉がなくて、参戦した身としてはさらっとの話だけだったのでちょっと寂しかったな。6月にフジテレビNEXTで放送されることをきちんとは紹介しませんでした。「よく分かってないんですけど」のレベル。詳細はプロンプターに表示されていなかったんですかね。7月に茨城でLuckyフェスに出ることを紹介。「来るよー!っていう方?」「はーい!!」とあちこちから挙手がありましたが、さほどの数ではありませんでした。「こっちからだとちょっと遠いですもんね。でも一人でも多くの森高ファンを獲得するために頑張ります!!」いやはや、こんな積極意欲的な発言があるとは。他にはMUSIC10の放送が8日にあることなどを紹介。「大阪から近くの公演では奈良もあります。是非遊びに来てくださいね!!」
「大阪はまだ決まってないですけど、また大阪でやるときは来てくださいね!!ライブをやるたびに元気になってます。歌い続けられるまで歌って行きたいと思います!最後になってしまったので終わりたくないですが…。まだ聴きたいなと思うくらいが良いんです。たぶん6月からは夏バージョンになります。また来てくだいね。待ってます!」
今回の大阪公演。前回の枚方とは少し違って、音響の良さとライブハウス的な雰囲気、配席の違いなどから、かなりの盛り上がりだったと思います。ステージから見える客席のファンたちの顔がよく見えると言って、今回も顔を眺めていました。最近すっかりこれが恒例行事になっています。森高さんの笑顔は今回もとっても楽しそうでした。「お化粧落ちてない?大丈夫?ありがとうございましたー!!またコンサートで会いましょう。」
森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/C6i5d4MvcYK/?hl=ja&img_index=1
<セットリスト>
1. 東京ラッシュ
2. ザ・ミーハー
3. 非実力派宣言
MC
4. SO BLUE
5. ザ・ストレス
6. その後の私
7. しりたがり
8. オーバーヒート・ナイト
MC
9. ララ サンシャイン
10. 二人は恋人
11. ファイト!(スローヴァージョン)
12. テリヤキ・バーガー
MC
13. 渡良瀬橋
14. 雨(アルバム・ヴァージョン)
15. 17才
16. 私がオバさんになっても
MC
17. あなたは人気者
18. 夜の煙突
19. 雨のち晴れ
(アンコール)
20. 気分爽快
21. NEW SEASON
MC
22. この街
(ダブルアンコール)
23. コンサートの夜