【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
●2024年5月11日(土) 開場 15:45 / 開演 16:30 富山県小矢部市 クロスランドおやべ
写真はドラムの坂本 龍一さん@ryudrum_s、キーボードの山上佑さん@yuu_yamagamiのポストからお借りしました。
あいの風とやま鉄道のおやべ駅から知り合いとタクシーでホールへ。歩くと25~30分ほど掛かるそうなので体力温存です。ずっと見えているタワー。小矢部市のシンボルであり、ランドマークのクロスランドタワーです。現着して早速当日のみの販売である生写真を購入。購入者の列が結構長いなあ。
仲間たちと歓談したり写真を撮ったりしているうちに会場時間になりました。入場列の前の方に並んでいましたが、入場時にチケプラの電子ハンコがうまく動作、反応しなくて「交換!交換!」となっていた列も。客席内に入るとびっくり。なんと座席の横位置から入る形なのです。入場口から一番近い所が座席の横側というのは初めての経験でした。円形に作られたホール。キャパは932席というコンパクトさ。2階席、3階席に行って眺めてみましたが、どこでもステージが近く感じました。客席からよく見えるということはステージからもお客さんの顔がよく見えるということ。円形のホール特有の見え方、感じ方。日本武道館なんかもそうですよね。
ステージは低く作られていて最前列との間隔がとても狭いので、森高さんやバンドメンバーの皆さんからも客席が近く感じたと思います。
「音が良いって評判なんだよね」とタクシーの運転手さんが言っていましたが、前回の大阪WWホールがとても良い音響だったのと比べるとそこまでではありませんでした。
開演してからの3曲を終えてのMC。「円形で見やすそうですね。皆さんが近い!見られてる感があります。皆さんの顔がよく見える!」バンドメンバーたちもXで「客席の皆さんの顔がはっきり見えました。」と書いていましたが、この距離感と一体感がこの公演独特の雰囲気を作り上げていきました。2019年の砺波市、2022年に魚津市で開催があり、今回は小矢部市ということで、それ以外にも富山県でのイベント参加があったりしましたので、こんなに富山県を身近に感じられるうようになるとは思っていませんでした。今回のお客さん、ノリの良さげです!その時に来てくださった方で多くの手が挙がったのに続けて、「今日が初めてという方?」で大勢の方々が。振り向くと本当に表情までよく分かりました。
ツアータイトルについてや衣装についての話。今回はスラスラっと滑らかに話していました。年明けの地震について。「怖かったと思います。」アップフロントと木下グループでの義援金の話。「今日は楽しく熱くなってくださいね!」
5曲歌って、「暑くなって来ましたね。今日は何度?え、30度?水分持って来てますか。どんどん暑くなると思います。気をつけて下さいね。」
小矢部市は“夢とロマンがクロスする街”。こういうキャッチフレーズがあるのはとても良いことだと思います。森高さんはメルヘンおやべという道の駅に行って来たそうです。森高ファンの何名かはそんな森高さんに遭遇したそう。小矢部市のシンボルキャラクターのメルギューくんと写真を撮ろうとしたら自分のすぐ目の前に森高さんがいたなんていうラッキーな女性がXに書いていましたね。羨ましい限りです。
道の駅に行くと前もって調べていたお土産なんかが手に入りやすい様子。
メルヘン建築について紹介。メルヘン建築って何?こういう市を上げての取り組みは素敵ですね。開催場所によって、本当に雰囲気が違うので森高さんも度々MCで触れるのですが、“様々な取り組みをしている=雰囲気が良く、活気がある=ホール側の対応も良い=盛り上がる”というように感じます。今まで何度か足を運んだ訳ですが、富山県はとても色々な取り組みをしているように感じます。あ!メルギューくんのOYABEの文字のバックはメルヘン建築のイメージなのか。
「クロスランドタワーにも行って来ました。」え?ホールから数百メートルしかない場所だぞ。ファンに見つかりまくりだったのかな。と思いきや、少し離れた所から眺めただけでした。展望室まで登るのは500円掛かります。私もすぐ近くまで行ってみましたが自分も登らずに眺めただけでした。「時間がなかったから登りませんでした。登った方いらっしゃいますか?結構いますね。行かないで良かった。」客席から笑い声。
ステージにはぬいぐるみが2体。メルギューくんとメルモモちゃん。可愛いキャラクターなので気に入って買ってきたんですかね。調べてみたら、源平倶利伽羅合戦で活躍した「火牛」をご先祖に持つメルギューくんと彼女のメルモモちゃんとのこと。キャラクター設定がなかなかに良い。「他にこんな所行けば良かったという所ありますか?」「稲葉山!」「近いですか。」「遠い!!」笑い。
テリヤキ・バーガーを歌い終えて大歓声。「熱く(&暑く)なってきましたね!大丈夫ですか。」この日は客席内の空調が高め、かなり暑かったです。寒い時期から着ている上着で踊って歌っているので森高さんもかなり暑そう。
「メルヘン米食べますか?」「食べない。」笑い 声を出したのは稲葉山のやり取りで遠いと答えた方のよう。「もうちょっと明るい声でいきましょうね。」とツッコミ。
「田悟農産さばの笹寿司。おいしかった。これ食べます?」ここでも反応はイマイチでしたが、多くの笑い声。今日はなかなかに雰囲気が良い。「お母さんが作ってる!」と女性の声。「おいしかったです。お母さんによろしく伝えてくださいね」「はーい!」なんかアットホームないい雰囲気が流れました。お菓子処はとやのこんぶ餅、若林屋総本家の三國一、薄氷本舗五郎丸屋のT五、薄氷などを紹介。ほんとに毎回よく調べてますねえ。客席からは事前に購入していた方々があちこちからそれを掲げるのが恒例行事。「買いましたー!!」と絶叫。「良かった、良かった!!」いい感じのやり取りが続きました。「富山ブラックラーメンも食べました!」おおー!!「富山の方は食べますか?」これには食べると食べないが混在していました。ま、当たり前っちゃ当たり前か。個人的にはあのしょっぱさは苦手。(^^; 「ちょっとピリ辛なんですね」ざわざわ。「店で違う~!」かなり味が違うんですかね。これも当たり前か。森高さんが食べたのはあくまでもピリ辛だったようです。ホワイトラーメンもあるそうですが、森高さんはそれは食べなかったとのこと。
しっとりの2曲。「渡良瀬橋」と「雨」。歌う前に「暑くなってきましたね。」とまた森高さん。よっぽど暑かったのでしょう。翌日の福井フェニックス・プラザの前方ブロックはパイプ椅子でフラット。とても見にくいのだと聞かされていて、期待できないかと思い、この日のセンターブロック最後方の角席で通路席という踊りまくれる位置だった私は全力モードでした。その分、すでにハイテンションで突っ走っていたので、「渡良瀬橋」のツーコーラス目からまぶたが閉じてしまい寝落ちしそうになりました。結構そういう方が多いみたいですね。いい気分に浸って歌声と演奏に浸れるのは快感です。音質抜群という音響ではなかったように感じましたが、円形ホールゆえなのか響きは気持ちよかったです。WWホールはデッド気味でしたが、ここのホールはライブ気味。とにかく見え方も音も“一体感”があるホールでした。実に気持ちいい。
前の2列と中段以降は地元の方々が多かったようです。はっきりくっきりとスタイルも動きも声援の数も違っていましたが、初参の方々を含めて会場全体が笑顔、笑顔。「しっかり顔が見えて、こういう方たちが来てくれているんだなと感じられてうれしいです。」最近はとにかくお客さんの顔や表情への言及が多いです。以前から濃いファンの間では“塩対応”なんていう声も多い森高さんですが、MCで“推し”という言葉に触れたりするようになった森高さんなので、さらに“ファンサ”もたっぷりお願いしたいところです。もっともすでにお手振りはたっぷりですし、何より森高さんの笑顔の炸裂具合が凄くなっています。インスタにアップされた切り取られた一瞬でも感じられると思います。こちらも楽しいけど、森高さんがとにかく楽しそう。
グッズ紹介もなんだかいい雰囲気。「Tシャツ着てる方。思ったより少ない?」いえいえ、DJPの皆さんがたくさんの人が着てますよ。お初の方々は記念に買って帰るかもですが、その場ではなかなか着ないですよね。生写真の紹介では下手の最前列にいた女性から受取り紹介。袋から出してあってどんな写真なのか分かりやすかったです。「いっぱい集めてるっていう方いらっしゃいますか?」「はーい!」「こういう風にいらっしゃるんですよ。」後方から笑い声。
で、生写真を渡した女性はこの街ツアーの青の衣装を着ていて、それに触れました。「作って着たんですか?オーダーメイド!すごーい。見てください。ブーツも作ったの?セットで。高いでしょ。」と矢継ぎ早に声を掛けていました。「ちーちゃん、こっちにもいるー!」と上手側からアピールが。青と白の「17才」の衣装を着ている方が。「それも作ったの?」「Amazon!!」「Amazonなんだ。今度見てみよう。」Amazonということで笑い声が起きましたが、その雰囲気が暖かかった。一時は森高ライブでは絶滅しかけた時期もあるコスプレ。最近はどんどんコスプレする女性が増えていて、会場に華を添えてくれています。ツアーTを着る方も増えていますが、コスプレの方もたくさんになって客席中がTシャツとコスプレで埋まると凄い光景になりそうですね。
ホワイトクイーンバンドメンバー紹介。メンバーへの声掛けたくさんでした。「残り3曲になってしまいましたー!」「ええええーっ!!」「2階の方、元気ですか?ちょっと元気ないですね。」とやり直し。3階席にも声掛け。2階と3階はそもそも席数は少ないのですが、みなさん楽しそうな笑顔でした。「あなたは人気者」の振付指導があってから本編最後の3曲に突入。アンコールの2曲を歌ってのMCで「あと残り10本?その後もありますけど。あるとか言っちゃった。あるかもね。私はそこまでしか言えません。いやいや、これからもずっとやっていきますよって意味ですよ。」とたっぷりな匂わせ。すでに予定が組まれているようです。なんでしょうかね?
オールナイトニッポンMUSIC10の紹介で「読まれましたー!」と女性の声。「入金の締め切りがあったのにできませんでしたあ。」「え、入金できなかったの。大丈夫なの?」「駄目です…。」「え、駄目なの。」と何往復もやりとり。「ここに来ても大丈夫なの?ドキドキしちゃいましたけれども。」
ARABAKI FEST.の放送日程やフォトギャラリーがアップされたことや茨城県でのLuckyフェス出演について告知。「フェスって自分たちが楽しもうという気持ちが強いひとが多くて雰囲気が違うんです。声がかかったらまた出たいと思いますので来てくださいね。」
ダブルアンコール。「どんどん暑くなって行きますけども、来月からは夏バージョンって感じのセトリになります。良かったらまた来てくださいね!」このあと「皆さんの顔を見たら忘れちゃった。」というくだりがありました。何を言おうとしたんでしょうかね。「それでは最後になりましたけれども、皆さん思い残すことはありませんか?」「あるー!!」なにこの誘導尋問的な問い掛け。「暑くなってきたとはいえ、寒暖差があるので風邪引かないようにしてくださいね。ぎっくり腰になったりしないように。寒い時から暖かくなる時期にぎっくり腰になりやすいので気を付けて下さいね。」ん?ぎっくり腰に言及?後で知りましたが、これ本当らしいです。皆さんぎっくり腰に気をつけましょう。「気を付けて生活して、森高のライブで元気をもらって帰るという。みなさん元気になりましたかー?」「イェーイ!!」「コンサートが大好き。皆さんがこう思って帰ってくれたらいいなと思って書いた曲です。「コンサートの夜」歌って終わりたいと思います。今日はどうもありがとうございました!」
翌日もあるのに全力で思い切り弾けまくりました。心の底から楽しんだ公演でした。
終演後にアップされた森高さんのインスタ。『ホールが円形で近くて皆さんの顔がよく見えましたよ。魂のこもった応援ありがとうございました!包み込まれるような感覚でした!』
こんな表現をしたのは初めてでは。魂のこもった声援を送った皆さんどうもお疲れさまでした!!
さあ、次は個人的に因縁のある福井フェニックス・プラザでの公演です。どうなるかな~。
森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/C607-Y5P6Ej/?hl=ja&img_index=1
<セットリスト>
1. 東京ラッシュ
2. ザ・ミーハー
3. 非実力派宣言
MC
4. SO BLUE
5. 勉強の歌
6. あるOLの青春
7. しりたがり
8. オーバーヒート・ナイト
MC
9. ララ サンシャイン
10. 二人は恋人
11. ファイト!(スローヴァージョン)
12. テリヤキ・バーガー
MC
13. 渡良瀬橋
14. 雨(アルバム・ヴァージョン)
15. 17才
16. 私がオバさんになっても
MC
17. あなたは人気者
18. 夜の煙突
19. 雨のち晴れ
(アンコール)
20. 気分爽快
21. NEW SEASON
MC
22. この街
(ダブルアンコール)
23. コンサートの夜