●2024年7月2日(火) 開場 17:30 / 開演 18:30 東京都・昭和女子大人見記念講堂
写真はドラムの鈴木マリアさん@Maria_Suzuki_のポストからお借りしました。
レポートは延々と続く自宅療養中に下書きをしていましたが、なかなか仕上げられずにいました。公開が大変遅くなり申し訳ありません。
当日の様子が少しでも伝われば幸いです。
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長野・塩尻公演の2日前に職場で転倒により負傷してしまい、塩尻公演と南足柄公演は欠席でした。すでに相当な日数が経過しているのに腫れで思うように曲がらず棒のようになっている足。行かないと後悔するよなあ。千秋楽の人見公演はなんとしても行きたい。痛さを堪えながら頑張って参戦してきました!!
足への負担を少しでも避けるために、開場してからだいぶ経っての入場。ロビーに目立つコスプレの女性たち。華やかでした。今回のツアーを通じてどんどんコスプレをする方が増えていますね。あちこちで撮影会状態になっていました。私も知り合いの方々を見つけて、写真を撮ったり撮ってもらったり。そうこうしているうちに開演時間が近づいてきたので客席に向かいました。
客席に入ると意外とTシャツ姿の人がいません。DJPの皆さんも今回は前方には少なく、聞いた所によると15列目以降が多いのだとか。実際には12列目あたりからがDJPだったように思いました。私は23列の隅っこの方でした。ステージが遠い…。森高さん見えるのかね?まあ、最終日の客席にいられるだけで幸せだよな。
開演前に客席から一発の手拍子が鳴った途端、待ってましたとばかりに大勢が追随し、あっという間に力強い手拍子が会場を埋め尽くしました。気合い入ってるなあと思いました。チサトー!モリタカー!と叫ぶ声があちこちから聞こえてきました。
“東京公演は盛り上がる”というのがパターン。何しろ全国から濃い方々が駆けつけ、ファイナルともなればなおさらです。そして、今回は撮影が入ることが発表されていましたので、盛り上がりは必至だと思っていました。「どうせまたVRで3カメ程度での撮影でしょ」なんて言っていたのですが、ロビーには10月にBlu-layとDVDが発売されるというポスターが貼られていて、一部の映像がモニターで流されていました。客席内のあちこちにカメラが設置されていて、通路にはハンディーカメラを手にしたカメラマンの姿もありました。
ホワイトクイーンメンバー登場の後、少し間を開けて森高さんが登場!!割れんばかりの拍手と大歓声に包まれました。声出す人が地方公演とは数が違う~。圧倒的な多さでした。
「東京ラッシュ」~「海まで5分」まで続けて4曲。今日の森高さんは絶好調。声の伸びが素晴らしい!
最初のMC。「皆さんこんばんは!森高千里です!!森高千里2024今度はモアベターよ!にようこそいらっしゃいましたー!」森高さんの喋り方のキレがいい。客席からの歓声も凄い。「東京は渋谷LINE CUBUでやりましたけども、もう何度も来たよっていう方も多いと思います。でも初めて来たよー!って言う方もいらっしゃると思います。」と言って、初めて来た人チェック。でも、手を挙げたのは少数でした。んー?いつもなら結構挙がるのにな。ほとんどの人が“初めてではない人”たちなのかあ。凄いね。「私のコンサートは自由に楽しんでいただければいいです。隣の人に迷惑かからない程度に動いて楽しんでくださいね。」
「今日は最終日で撮影が入ってます。皆さんにかかってます!」などと煽りまくる森高さん。「ここ最近、すごい盛り上がりで。東京は最終日ということで、期待してきました!!心置きなく、悔いなく応援していただけるとうれいいです。一緒に楽しみましょうね。」イェーイ!!大拍手。
ご当地のあれこれ紹介。ツアー中のMCで紹介したものを“総集編”として振り返るということで、いきなり「これは美味しかったという物を発表したいなと思います。」大拍手。その後、「何だかわかりますか?」と言ったので苦笑。膨大に紹介したものからどう答えればいいの?「大体の物は美味しかったけど、中には(ん???)って物もありました。それは教えられません。」
「宮崎の~」と間を置いたので、客席からチキン南蛮とかメンチカツとか様々な声が飛びましたが、それを遮るように「発表していいですか」ですと。で、発表されたのはちーずまんじゅう。青森の南部せんべいチョコQ助、熊本のネギパン、と続けましたが、拍手は湧くものの反応が期待ほどではないと感じたのか「これつまんなくない?」大丈夫ー!と拍手。「みんな優しいねえ。」
山口の日本酒、群馬のやよいひめ、和歌山のうつぼの唐揚げ、豊橋の柿の種サンダーと続けて、森高さん的な“優勝”は千葉の市原チャーハン。
途中、「長いか」などと、ちょっと凹んだ風な森高さん。それでも、一生懸命拍手してあげたり、よー!とか言いながら森高さんを盛り立てようとする森高ファンたち。優しいねえ。
「えー次の曲に行かせていただきます。夏に…夏の…」と言った所で、その後がうまく出て来なかったので、よっ!おっ!と数多くの声が掛かり、ちょっと可笑しくなってしまった森高さん。「夏を感じる曲を歌いたいと思います。」
「テリヤキ・バーガー」のイントロの途中で銀テープが撃ち出されました。開演時間の少し前に席に着いたのでステージ前などには行ってなかったのでキャノン砲が設置されていることに気づきませんでした。撃つと分かっていない状態で撃たれるとインパクトありますね。森高ライブでキャノン砲が使われたのって、いつぶりだったんでしょうかね。
三茶のあれこれ紹介。三茶に住んでる人?と聞いたら数名いらっしゃいました。おひつ膳田んぼのおにぎり、明るいパン屋ミカヅキ堂のミルクフランス、おかきマカロン、ICHIBIKOのいちびこミルク。あまり反応がないので、客席から無理やり叩いてるような拍手。そのビミョーな雰囲気を感じ取っている森高さん。「次々行きますよ。」と何度か言いながら、早めに過ぎ去りたい様子。「大丈夫?しらーっとしている人もいますけど。」客席失笑。「これは凄いですよ。先週事前に三茶に来ました。」そこまでしてのリサーチか。いやファンの目を避けるための事前行動ですよな。「和キッチンかんなのかき氷食べてきました~!!」ここマジでかき氷の有名店です。職場の後輩が三茶に住んでいるのでかんなに何度も行っていて、話は聞いていました。私は未経験。「行ったことある人~?」「はーい!」と男性。「うそでしょ。ほんとにぃ?」ともはや懐疑的。「天然氷は頭にキーンとこないんですよ。写真撮ってきたので後で見てくださーい。」
安堵の拍手といった雰囲気に包まれた会場。「知らない人が多くてしらっとしている人もいましたけど、それは想像していたので。私は大丈夫です。」
しっとりと歌い上げる「渡良瀬橋」「雨」から一転して「17才」「私がオバさんになっても」で一気にヒートアップ!
今回のツアーのセトリでのこの流れは大好きでした。「私がオバさんになっても」を歌い終わった後の大声援は今回も凄まじかったです。
「♪好きなんだもの~のところはみなさん怖いくらい気合が入ってました。皆さん意味深な笑顔で。」笑い「何十年も歌ってますけど、こんな風に気持が変わっていくんだなあと思ってます。これからもずっと歌っていきます!」大拍手!!
ここでグッズ紹介なんですが、「もうグッズ紹介はしなくていい?」と端折ろうとする森高さん。あまり乗り気ではなかったの?それともわざと言っておもしろがってたのかな。当然「ええーっ!!」の声。
結局一通りの紹介をしました。Tシャツの紹介で「赤と紫どっちが多いかな?」と言ってみたり、長袖を着てる人と問いかけて探しつつ「暑くないですか?」と聞いてみたり。トートバッグはツアー中で「ペラペラ」と言うやりとりがありましたが、今回は「使いやすい」とか「軽い」とか。皆さんトーンが控えめでした。生写真では最前列の人がアルバムに入れていて森高さんが渡してもらって紹介。用意周到だなあと思ったら、実はこの人のではなくて知り合いが渡して使ってもらったのだそう。連携プレーだったのかあ。「凄~い!全部あるの?」
ホワイトクイーンメンバー紹介。「最後ということでメンバーにも一言ずつ。
【ドラム】坂本龍一
「みなさんに出会えて良かったです。ありがとうございました!」
「ツアー中に結構しましたあ。」と森高さん。「おめでとう!!」の嵐
【ベース】横山雅史
「ありがとうございましたあ!」
【キーボード】山上佑
「めちゃくちゃ楽しかったです。ありがとうございましたあ!」
【ギター】鈴木マリア
「たくさんの声援ありがとうございます。今日も盛り上がっていきましょー!」
うーん、声がかわいい。ひときわ大きい声援。
【ギター・バンマス】高橋諭一
「皆さんどうもありがとうございました。ホワイトクイーン5人、メンバー一丸となってこれからも森高さんをさ支えたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願い致します!」
さすがバンマス!!声が渋いっ。
「というわけで楽しい時間はどんどん過ぎていってますね…」ええーっ!!「残り…ふふ、3曲となってしまいましたあ!!」ええーっ!!!「知ってるくせにぃ。」笑い
ここで「あなたは人気者」の振り付け指導。「いきますよー!」と言った所で「あ、タイトル言ってませんでしたね。」笑い
1回やったあと、いつも通り2回目の催促があって、「もう1回!もう1回!」とたくさんの声。「みんなできてますよ?できてる。」とじらす森高さん。昔からこういうところがあって森高さん変わってないなあ。客席から“もう1回コール”が湧き起こりました。「じゃあ、今度は早いですよ。皆さんバタバタしないでくださいよ。」今日は今日でこんなノリ。(爆)
「私の夏」で大歓声が送られました。「ありがとうございましたあ!!ありがとうございましたあ!!」
メンバー全員が消えて、チサトコールがスタート。今回も魂こもってます。
アンコールの「気分爽快」「青春」を歌い終わって、「どうもありがとうざいます!盛り上がってくださって本当に楽しかったです。皆さんも楽しんでいただけましたか?最初は緊張していて眼力強い人もいましたけど、一緒に歌ったりしてどんどん笑顔になっていきました。笑顔を見て私も楽しく歌えました。コロナとかインフルとかにかからないかなとか心配もしましたが、コンサートをやる度に元気になっていきました!」
music10やLuckyFesについて話してから、今回の収録が2023年の名古屋公演の映像と併せて10月に発売されるとアナウンス。なんと以前から要望が多かったアクリルスタンド付きだそうです。「みんな欲しかったでしょ?アクリルスタンドの森高をいろんな所に連れてってください。Xでも広めてくださいね。」
そして、次のツアーが発表!10月から12月にかけて全国のZeppツアーを行うそうです。ツアータイトルは森高千里2024『レッツ・ゴォーゴォー!ツアー』だそうです。「皆さんにお会いできるのを楽しみにしていますよ!!」
「この街」を歌って、Wアンコールへ。そして「コンサートの夜」。ああ、これで終わりかあ…。さすがにトリプルはやらないだろうな。
と、思ったのですが、「最終日なのでもう1曲やります!」とうれしい一言。
イントロが始まったその曲は「雨のち晴れ」でした。これは春バージョンの本編ラストで歌っていた曲です。
「ありがとうございました!楽しかったです。また秋に会いましょー!!」
ファイナルならではの大歓声とそれに応える森高さん。ありがとうを連発しまくっていました。
「また来てくれるよねえ?」
体調不良で残念ながら不参加となってしまった公演もありましたが、数多くの公演に参加できて森高ライブを堪能できて良かったです。
秋のZeppツアーはどんな風になるのかな。今からすでに楽しみでワクワクです。
森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/C87JwPiyYpD/?hl=ja&img_index=1
<セットリスト>
1. 東京ラッシュ
2. 夏はパラレイロン
3.戻れない夏
4. 海まで5分
MC
5. ララ サンシャイン
6. 二人は恋人
7. 今度私どこか連れていってくださいよ
8. しりたがり
9. オーバーヒート・ナイト
MC
10. 夏の日
11. 夏の海
12. SWEET CANDY(スローヴァージョン)
13. テリヤキ・バーガー
MC
14. 渡良瀬橋
15. 雨(アルバム・ヴァージョン)
16. 17才
17. 私がオバさんになっても
MC
18. あなたは人気者
19. 夜の煙突
20. 私の夏
(アンコール)
21. 気分爽快
22. 青春
MC
23. この街
(ダブルアンコール)
24. コンサートの夜
25. 雨のち晴れ
森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/C7_j6DHy3na/?hl=ja&img_index=1