【ネタバレ注意】10/19(土)名古屋公演レポート
【ネタバレ注意!】事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。
今回の愛知県芸術劇場は「本格的なオペラやバレエ公演が上演可能な日本初の多面舞台劇場です。馬蹄形をした3層のバルコニー席が1・2階席を囲み、ヨーロッパの劇場を連想させます。」ということで総席数2,480席という大きなホール。天井がとっても高く、3階席~5階席はバルコニータイプでした。とても音の良いホールですね。
客席内に入ってびっくり!あの人見でのセットが組まれているではありませんか。そしてドラムセットが2つありました。上手側にはバスドラにベスト君が描かれた森高さんのドラムが置かれていました。センターにはサイズが大きくなった真新しい「街」の赤いフラッグが。そういえば終演後に気がついたんですが、青い照明を使ってステージ全体でMを作ってるんで見てみてください。開演前がどうだったかはちゃんと見てなくて違う照明の状態なのかも。
開演時間となり、登場するバンドメンバーにたくさんの声援が送られるとあちこちからざわめきが。「バンドメンバーにもそんなに声を掛けるの?」ということなんでしょうか。ツアーを回っている皆さんはバンドメンバーの皆さんにもどんどん親近感が湧いていますよね?
今回は階段裏に向かう森高さんの姿がギターのマリアちゃん、ベースの横山さんの奥にチラリとシルエットで見えました。森高ライブに階段は付き物と古くから言われています。階段の一番上でポーズを決めるのがかっこいい。
最初の曲は「NEW SEASON」かと思いきや、人見でのオープニング曲「薹が立つ」でした!やはりセットからしてセトリはスペシャルバージョンなのか。森高さんはシルバーの衣装に身を包み、髪に何本も結びつけたれた飾りがキラキラ。右手の中指と左手の人差し指に黒いリング。黒のニーハイブーツの先っぽにもズラリとキラキラを付けてるんですね。今回はうまい具合にステージの森高さんの全身が見える位置だったので、かなり仔細にチェックしましたがそれを具体的に表現できない。(^^; シルバーの衣装は前部に斜めのたすき掛けのようなラインが有りましたが、途中でそれを外して少し見た目が変わるようになっていました。「手を叩こう」「出来るでしょ!」でドラムを叩きながら歌って、その後のピンクの衣装を上に来て「ザ・ストレス」。その後、「あれ?斜めのが無くなってる」と思いました。
街歩きMCでは名古屋は「おいしいものがいっぱい」ということで、きしめん、味噌カツ、ひつまぶし、手羽先、あつた蓬莱軒(ほうらいけん)本店、熱田神宮、七五三、神宮前商店街、きよめ餅、メロンパン、味噌串カツ、コンパルのエビフライサンド、ココイチの限定カレーパン、コメダ珈琲の小倉トーストという具合に大量のお話が。
「どこに行ったと思います?」の質問に客席からの回答は外れ続け、ちょっとしてやったり的な表情の森高さん。熱田神宮でビンゴ!人出の多い熱田神宮に行って、人気店の蓬莱軒でひつまぶしを食べるとは。きしめん、エビフライサンドはライブが終わってから食べたいと言っていました。
人見では途中7曲連続でしたが、さすがにハードだったのでしょう。今回は5曲連続になりました。
「渡良瀬橋」のリコーダーがほぼ完璧でした。先日『UTAGE!』という番組で元AKBの“まゆゆ”こと渡辺麻友さんが披露して、リコーダーがぐだぐだに大失敗。NGを出してもリテイクしない一発撮りの番組なので緊張してるから無理もないし、御本家の森高さんでさえ何度も何度も吹いているのになかなか完璧に決めるのは難しい。森高さんが番組を見たかどうかは分かりませんが、今回はとっても力が抜けた感じで歌い、リコーダーを吹いていたように思います。そうです!この公演、いい感じに力が抜けていました。人見では気合の乗り方が物凄かったと感じたと思いますが、今回はひたすら楽しそうに歌っていました。緊張感は一曲目から感じられず、とても伸びやかな声で素晴らしい歌唱でした。表情も抜群に良かったです。
「手を叩こう」では人見バージョンと同様、途中でドラムソロが入っていました。
「ザ・ストレス」の間奏で踊っているときは結構真顔です。笑顔で歌う曲じゃないかあ。早口言葉はうまく行きましたね。
「Don’t Stop The Music」「Brand-New LALA Sunshine」は近年の森高ライブに参加されていない方には馴染みがないと思いますが、クラブなどでの公演や野外フェスなどで人気のノリノリ曲になっています。DJ、トラックメーカーのTofubeats君のアレンジです。
「気分爽快」の振り付け指導はなし。「地方ではやっぱり指導あった方がいいんじゃない?」という声もあるようですが、どう思いますか?その公演で初めての方が多いようなら、臨機応変に指導があった方が初心者の人たちがより思い切り参加できるかもしれませんね。やはり森高さんが背中を押したほうが強力かと。
「気分爽快」は振り付けが簡単ですが、さすがに「夜の煙突」はハードルが高いでしょうか。棒高跳びのバーくらい行っちゃってますかね。やってることは簡単なんですが、曲の最中に振り向くなんて滅多にない動作だと思います。森高ライブでの酸欠曲として昔から人気の曲のひとつなのでサビのフレーズの掛け合いと振り返りポーズは真似してみると楽しいかと思います。振り返る際に公演中の後ろの様子が見れます。(^^)
ダブルアンコールの際はアンコールでステージから消えてすぐに再登場という感じでした。パターン化されていても、やはり客席からのコールに答えて歌ってくれるダブルアンコールはうれしいものです。人見でお披露目したなんとも不思議なデザインの衣装。チアガール風という見方が多いようですが、上半身に纏ったパイプ状の青い奴って一体何を意味するのでしょう。近年数多く披露した“SFチックなスペース感”があるデザイン。そして、ミニスカートの丈が短くなったと話題です。パイプの青に対して袖先はオレンジ。清潔感ある白がベースですが、青やオレンジや赤が入って、「なんだあれは?」と口にしたくなるようなちょっと変テコなデザインなのに、それがいかにもザ・モリタカって思えてしまう衣装です。森高ファン歴が長い方々はニンマリしてしまうと思います。とにかく好評なので、皆さんが御参加される公演で見れるといいですね。
スペシャルバージョンは初心者にやさしくないセトリだなあという意見もチラホラ。ここをご覧になった方はYoutubeのセルフカヴァーなどでどんな曲なのか知っておくとより楽しめるかもしれません。あと10公演。また何かが変わるかもしれません。(^^)
次は少し間を置いて、徳島・愛媛での四国2公演ですね。参加される方々、たっぷりと楽しんで来てください!
セットリスト
1.薹が立つ
2.ミーハー
MC
3.見つけたサイフ
4.勉強の歌
5.非実力派宣言
MC
6.手をたたこう
7.出来るでしょ!!
8.ザ・ストレス
9.17才
10.私がオバさんになっても
MC
11.雨
12.Don’t Stop The Music
13.Brand-New LALA Sunshine
MC
14.渡良瀬橋
15.臭いものにはフタをしろ!!
16.気分爽快
MC
17.夜の煙突
18.テリヤキ・バーガー
アンコール
MC
19.この街
ダブルアンコール
20.コンサートの夜