10/2(水)神奈川・KT Zepp Yokohama公演レポート

【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!

●2024年10月2日(水) 開場 17:45 / 開演 18:30 神奈川県横浜市 KT Zepp Yokohama

写真はドラムの坂本 龍一さん@ryudrum_siのポストからお借りしました。

7月2日の「今度はモアベターよ!」ツアー最終日から2ヶ月。新たなるツアーの開幕です!今回は55歳となった森高さんにちなんで、「森高千里2024『レッツ・ゴォーゴォー!ツアー』というツアータイトルとなっています。森高さん、ホワイトクイーン、森高ファンが元気に勢いよく突き進んでいく感じがして良いタイトルだと思います。

初日はグッズを買い求めるファンが早い時間から殺到しそうなので、販売開始の約1時間前に到着しましたが、顔見知りの方が2名しかいない状態。一度並んでみましたが、待機列はホームページに記載通りで13時45分から作るので場所から離れてくださいとのこと。たぶん数多くの方が一度ホールに着いたものの、ちりぢりにどこかで待機していたので誰もいない状態だったのでしょうね。少し離れた場所で合流した仲間と歓談しているうちに待機列を作る時間になったのでホールに向かうとすでに待機列ができ始めていました。20人目くらいに並べたと思いますが、販売が開始されてから列が進まないのなんの。(苦笑)ツワモノの皆さんは全品購入が多く、時間が掛かるのです。私は全品ではないですがそれなりに購入しました。開場までにかなりの時間があったのでホールを離れ、腹ごしらえに行ってしばらく休憩してからZeppに舞い戻りました。

入場列の前の方に並んで開場時間を迎え、森高ワールドとなるホール内へ。初日は1階後方席でした。ちょうど2階席の最前列の下辺りでした。2週間ほど前に日本武道館に行ったので、今回の席はステージからそんなに遠く感じないけど、フラットなフロアでのスタンディング。果たして森高さんは見えるのだろうか?

ステージにはドラムセットが2つ?そう見えていたのですが、ちょっと違っていました。ステージ中央奥にあるのは坂本くんのドラムでしたが、上手側にあるのはパーカッション&マニピュレーターとして新規加入した堀守人(ほりもりひと)さんのセットなのでした。

18:30の開演時刻になっても客電は点いたままでBGMも流れ続けていました。なかなか始まらないので客席から手拍子が始まりました。ホワイトクイーンメンバーが登場したのは18:36。かなり待たされた感がありました。メンバーたちから下手袖に向かって手が挙げられて準備オッケーのサイン。いよいよスタートです!

姿を現したは全身黒尽くめ。髪はロング。黒い衣装でした。遠目なのでデザインの細かい所がさっぱりわかりません。黒いブーツも腕輪なども後でインスタを見て知りました。自分より前の人達に隠されてしまってまるで見えないかなと思いきや、それなりに隙間があって常に森高さんの顔が見えていました。マリアちゃんの姿は隠されずに見えていたので、森高さんが見えないときはマリアちゃんを見てよっと。

「オーバーヒートナイト」でのオープニング。続いて「A君の悲劇」。ライブハウスで黒い衣装を着て、この出だし。これは攻めて来る気だなと感じ取りました。パーカッションは打ち込みでも良かったはず。しかし、今回はパーカッションの生での演奏が加わってホワイトクイーンの演奏の音に厚みが増しました。なんと言ってもパーカッショニストはかなり動きがあるので見た目にもパッションを感じます。一方でステージ奥の坂本くんはちょっと見にくくなって目立たなくなってしまいました。これはちょっと残念。

3曲目のイントロでびっくり。「今度私どこか連れていって下さいよ」ですかあ!この曲をモアベターツアーに続いてやるとは一体全体どうしたのでしょう?個人的にはとても意外でした。その謎は後で解けました。知り合いがインスタでみつけた情報。実はこの日、アップフロントの後輩の加藤紀子ちゃんが来ていたのです。加藤紀子ちゃんのデビュー曲はまさにこの「今度私どこか連れていって下さいよ」なのでした。なんと森高さんが生でこの曲を聴くのは始めてだったのだそうです。意外すぎる。もっと早く聴きに来て下さいよ~。2階席にいた知り合いによると、開演直前にメガネにマスクという女性が係員に案内されて最前列に座ったそう。たぶんこの女性が紀子ちゃんだったのでしょうね。MCで「今日は加藤紀子ちゃんが観に来てくれましたー!」と話してもよさそうなのに、そういうことをしないのがアップフロント流ではあるな。1992年8月にテレ朝の「Mステ」に森高さんと紀子ちゃんが共に出演したことがあります。この日、スタジオに行った知り合いの女性2名。いいよなあ。Mステって女性しか観覧できなかったですからね。加藤紀子ちゃんのインスタはこちら。必見です!!

この最初の3曲、後方席ゆえにかなり冷静かつ客観的だった私としては、初日ならではの緊張感とまだ慣れていない感じというかしっくり来ていないなあと思いました。森高さんの歌も、演奏も、客席のノリも。なーんかまだまだだなって思いました。

最初のMC。「みなさんこんばんは!森高千里でーす。本日はツアー初日ということで平日にもかかわらずこんなにたくさん集まってくださってありがとうございます。私が55歳ということでゴォー!ゴォー!って感じで、皆さんもゴォー!ゴォー!って感じで盛り上げてくださるとうれしいです。同い年の人いますか?」あちこちから手が挙がり、しばらく年齢チェック。本当に年齢確認するの好きだよなあ。KT Zepp Yokohamaでやるのは1年7ヶ月ぶりだそうです。あっという間に日々が過ぎていくのでもうそんなに経ったのかっていう感じです。途中、某アイドルのバーイベ(バースデーイベント)で来たりしていたので、なんだか間隔が空いた気がしないホールです。「前の方の人は近いですねえ。良かったですね、一番前で。」後方席や2階席などにも声を掛けました。1階はフラットなのでステージが見えにくいですからね。2階は見晴らしが良いですね。特に1列目と2列目はシートは3列目以降とは別仕様。ステージが見やすい上に高級感があってVIP気分に浸れます。

「平日にやるということでブツブツ言われてましたが、しょーがないですよね。仕事休んで来たの?半休とか。ごめんね。Zeppは人気があっていろいろなアーティストの方が抑えているので土日はなかなか取れないんです。」

私も祝日分の振り替えや有給休暇を使っての参加ですが、土日仕事の方々には絶好の機会ですね。

「横浜といえばこの曲」と振ってから「YOKOHAMA ONE NIGHT」を歌ってまたMC。今度は衣装についてです。Zepp公演なのでライブハウスっぽくしたという衣装は写真の通り黒い衣装。黒はとてもカッコいいですよね。細かい飾りが着いていたりで気合いの入ったデザインです。遠目には超短いミニスカートに見えていましたが、ホットパンツとのこと。このパターンは後輩のハロプロのアイドルたちも度々使うやり方です。膝を隠す黒のロングブーツ。背中側もみたいというリクエストがあってクルッと一回転。ここらへんのくだりは自分の位置からではロクに見えませんでした。いやはや1階後方席はもどかしいぞ。ステージに大型モニターがないので座席の差が激しいですね。とはいえ、せっかく前の方の席が当たっても前に背の高い人がいるとアウト…。再前列でもサイドの席だとスピーカーで森高さんが隠れてしまって見えなかったという投稿をSNSで見かけました。

10月生まれの人チェックに続いて、年齢チェック。今回のツアーは10月から12月にかけてなので、その他の誕生月の方はただうらやましいだけですね。

「流されて」はライブ配信の時に歌った以来ですね。コロナ禍でライブが行えなかったので配信ライブを行った訳ですが、生で聴くことができて良かったです。1998年のSAVA SAVA TOURでセトリに入っていましたが、仲間が増えて凄く楽しくなっていった時期だったので当時のことを思い出しながら聞いていました。曲終わりの演奏がちょっとばらつき気味だった気がしました。なかなかにタイミングを合わせるのが難しい終わり方だなと思いました。

そして次の曲のイントロが流れた瞬間、居合わせたお客さんたちから「おおっ!」という声が漏れました。なんと聴きたいという希望が多かった「岬」が歌われました。イントロでもっと歓声が沸き起こっても良かっただろうに、そうならない所が新しいファンも増えた今の森高ファンの姿なんでしょうね。テンポの良い曲調なのに失恋の曲なんですよね。失恋の辛さを断ち切ろうと岬にやってきて、今日から変わるんだと決意するという内容。ぐっと来ますね。名曲です!!

「『流されて』も久しぶりだったけど、『岬』も久しぶりに歌いました。『岬』歌ってくださーいという声が多かったですよね。どうでしたか?(良かったー!などの声)そのくらいの反応?(おおーー!!と盛り上がるコアな皆さん)いい曲だなと思いながら歌いました。皆さん喜んでいただけた—ことでしょう。コアな方たちが集まっていただいているのでマニアックな曲も楽しんでいただけたと思います。」と森高さん。

「岬」は2013年のCOTTON CLUB以来だそうです。あの時もイントロが流れた瞬間にキターッ!!って思いましたが、今回歌ってくれて本当にうれしかったです。

「ファイト!!」のあとのMCで、思いがけないことが展開していきました。「次の曲もこういう形でやるのは初めてなんですけど。マリアちゃん前にどうぞ。」何が始まるの?
サプライズの後に更にサプライズだなんて。すげえ構成だな。

マリアちゃんは手にリッケンバッカーを持っていました。なんと森高さんのリッケンバッカーをマリアちゃんが弾くのか!!!!!!!
そして、いつの間にかステージからいなくなっていた高橋さんが上手袖から出てくると、インディアンスタイル!!!!!!
頭に羽飾りを付けての登場でした。

「この格好で出てきたということは何の曲かわかりますよね?わからないとやばいですよ。」

「だいて」ラスベガス・ヴァージョンがスタート。やべー!!!!! マリアちゃん、森高さん、高橋さんの3人が並んでるのって超レアなシーンです。まさかMVでのあのシーンが再現されるなんて。胸熱ですっ。曲終わりにお辞儀した高橋さん。髪飾りが落ちそうになってました。大きいもんねー。羽飾りとはいえ、それなりの重さがあるのでしょうね。ネット通販で買えるみたいですが、真似して被ると後ろに迷惑がかかるのでやめた方がいいですね。

これもかないレアな「続・あるOLの青春~A子の場合~」が歌われて、次は「のぞかないで」。今回の「のぞかないで」はとっても疾走感のある高速なテンポで、坂本くんのドラムと堀さんのパーカッションが凄まじく叩きまくり。ダブルドラムの状態になって実に激しい「のぞかないで」となりました。手拍子叩く結構大変だよ。パン!パン!パン!パン!と叩き続ける人と1拍置きに叩く人が入り乱れていましたが、今後どっちでまとまるかな。堀さんがマニピュレータとして打ち込まれた音源も加わって、強力なアレンジとなりました。

ここで今回はやらないかもなと思っていた、ご当地の美味しいもの紹介。
泉平のいなり、
UNICOFFEEROASTERYの生ドーナツ、美濃屋あられ製造本舗のあられ、横浜ナポリタンなどが紹介されました。横浜は人気観光地だし、美味しいものがいっぱいありますね。あまりよく知られていない物を紹介していく方針のようですが、さすがに地元勢でも知らない物があるようで、客席から「知らな~い」という声や両手でバツ印が出たりしていました。森高さんいわく、知っている人が「3人いればいいです」だそうです。1人だけ手が挙がってほっとしているシーンもありました。「知ってるものより、知らない方がいいでしょ?」 

次は「渡良瀬橋」だとのことでてっきり座ってお聴きくださいのパターンかと思いきや、黒い手袋を外しながら、「リコーダー置いてないでしょ」と言い出しました。一体どういうこと?「忘れはしないですよ。リコーダーはスタッフさんが準備してくれるので」と左手を見せて「私が小指を怪我してしまいまして…」。ええっ!?小指にかなりぐるぐる巻きのテーピング。遠目にもかなり巻いているのがわかるほどでした。「なんで?それは言いたくない。まだ痛みが強くて…。」と言ったところで「マリアちゃんが吹けば」の声。「私が吹かなくても良いってことですか!今日はマリアちゃんが代わりにやってくれます。リコーダーじゃないです。お楽しみに!マリアちゃんがいい音を聴かせてくれると思いますのでのんびり聴いてください。」

間奏までが待ち遠しかったです。笑 で、マリアちゃんが手にしたのはピアニカ。白いチューブが見えていたのはこれだったのかあ。間奏を完璧に吹いてみせました!!お客さんたち大拍手。

続いてしっとり系の「雨」です。マイクはいつも左手で持ちますが、今回は右手。いつもの振り付けもなしで歌っていました。途中で左手に持ち替えたみたいです。細かいところを見ている方もいるもんですね。この時も私の位置からは顔しか見えていませんでした。「雨」はロック・ヴァージョン。マリアちゃんのギターソロはやっぱりいいなあ。ツーコーラス目で喉の調子が悪くなってちょっと声が出にくくなってしまいました。でも歌を途切れさせることなく歌い続けました。今度はアウトロのマリアちゃんのソロでちょっと変な音が出ちゃってました。出来としてはうまくいかなかった「雨」でした。

続けざまに「気分爽快」。2列目にいた知り合いによると再前列で手のフリが逆の人がいたそうですが、未だに揃わないもんなんですね。常連さんではなかったのかな?
最後の一音が鳴り止まないうちに被せてギターの音が入ってきました。耳慣れないフレーズなのでなんの曲が始まるのかわかりませんでしたが「テリヤキ・バーガー」が始まりました。この曲も定番曲となっていますね。

「テリヤキ・バーガー」が終わってMC。
「私の時には拍手してくれたことないのにマリアちゃんには拍手だなんてちょっとうらやましいな。」と嫉妬気味な森高さんなのでした。いえいえ、以前よくミスっていたので、ちゃんと吹けた時に一部の人達がささやかに手を叩いていましたよ。最近は間違えることがなくなっているので、ひたすらじっくりと聴いているだけです。マリアちゃんはピアニカを小学生ぶりに吹いたそうです。「じゃあ、これからはマリアちゃんに吹いてもらおうかな。私がピアニカやってもいいかもね。」もしかしたら、リコーダーじゃなくてピアニカを吹く日が来るかもですね!

ここでグッズ紹介となりました。売れ行きアップの為には欠かせません。そしてこのコーナーも結構やりとりが楽しいですよね。今回のTシャツは4種類ありますが、今日の初日はイエローとオレンジが売り切れたそうです。サイズ的にはいつもXLが先に売り切れるのだそうです。タオルも生写真も売り切れたとのこと。さすがに初日はいろいろな物がたくさん買われますね。売れ行き好調です。「今日変えなかった人は明日買ってください。明日来れない人はネットで買ってくださいね。」とのこと。森高さんが話すごとに買った商品が掲げられますが、パンフレットも初日だけあってたくさん掲げられました。再前列の女性から借りようとした森高さん、「あ、ごめんね。サインはできないです。今しちゃうとね…。」え?サインってどゆこと?後で聞いてみたら、サインをもらおうとサインペンを一緒に渡したのだそうです。そりゃ無理だな。ゴーゴーカレーは本店に行って食べたことがあるそうです。「食べたことある人いますか?」大勢が食べたことがあるようでたくさんの手が挙がりました。ルーペなんですが、これは独自情報によると以前からグッズ候補になっていたみたいですよ。「みなさんのために作りましたよ。私も使ってます。」森高さんは自宅の部屋ごとにルーペを置いているのだそうです。お互いにそんなお年頃ですからね。掲げる人がちょっと少なめ。まだ様子見ですかね。そして、みんなが待ち望んでいた“アクスタ”ことアクリルスタンド。自分がこれを認識したのはかれこれ10年ほど前です。アイドルのグッズとしては相当前から人気でした。なのでSNSのあちこちで欲しいと書いていたものの声が少ないうちは結局無理。事務所サイドが出してもいいかなと思ったのは、近年のツアーで生写真が売れ、MCで何が欲しいか聞くとアクスタ希望者が多くなってきたからです。アクスタって本当にポピュラーになりましたよね。昔は違う呼び方してましたが、なんだったな?いつのまにやらアクスタが一般的な呼び名になりました。「それ買ってどうするの?」と興味津々な森高さん。一緒に旅をしたり、ごはんに連れて行ったり、アクスタを入れ込んで写真を撮ると知って、「私はやったことがないので。」

他に欲しいものはとの問いかけに“ちびぬい”の声。これはちびぬいぐるみのことです。どうやら某アイドルヲタの人の声がアピールしたようです。街中や電車内でバッグに着けてる人を見かけます。若い人が多いですけど。これも先々、商品化あるだろうなあ。やっていただけるなら早くお願いしますねっ!!「ちびぬい?ぬいぐるみ?それは考えておきます。」というやり取りがあったので記しておきます。このコーナー、何が売れているか何が欲しいかのリサーチなので、今後も皆さんの声が伝わると良いですね。カレンダーは次回も4月からの仕様での発売みたいで、まだ撮影もしていないそう。そして、ファンクラブ限定ののれんについて言及。思ったより売れたとのこと。「どうやって使うの?」各部屋に掛ける!という声が。複数購入の方が結構いたんでしょうね。SNSの知り合いの中には5枚買ったという人もいました。あなたは何枚買いましたか?私は1枚だけです。まだまだ続くグッズ紹介。なんか凄く長い気がするぞ。「Blu-rayが今日発売されました!この中にもアクスタが入ってます。」公演後に食事に行った時にこの特典のアクスタとコンサートグッズとして販売された物を比較してみましたが、特典の物の方が“高画質”ですね。会場で入手した物はちょっと写真が荒い感じでした。写真のクオリティで原価が違うわけではないと思うんですが、どうせならより綺麗な森高さんの姿で作って欲しいねと同席者たちの声。

やっとグッズ紹介コーナーが終わって、「若すぎた恋」と「片想い」でなんとも言えないいい雰囲気。こういう曲調の歌もいいですねえ。「17才」のイントロ中にスカートを着けに行ったけど、少し手間取っている様子。間に合わないかも?と思いましたが、そこは十分にイントロの長さを把握しているのでバッチリとマイクまで戻って来ました。スカートはかなりたっぷり感のあるデザインとなりました。「17才」と「私がおばさんになっても」の2曲は本当に盛り上がります。「17才」の間奏でのホーン(?)みたいな音はマニピュレータの堀くんが作った音なのかも?

メンバー紹介。
まずは新メンバーとなったパーカッション&マニピュレーターの堀守人(ほりもりひと)さんが紹介されました。その後、いつものようにドラムの坂本くん、ベースの横山さん、キーボードの山上くん、ギターのマリアちゃんと来て、最後にバンマスでギターの高橋さん。マリアちゃんの番になった時には「私の大事な人」のフレーズを弾いていました。パーカッションが加わってるし、こういうのいいね!!

「あと2曲になってしまいましたあ!」えええええっ!!お決まりのリアクションですが、前のツアーでは“あと3曲”の構成でした。今回の本編は“あと2曲”なのね。「ええって、結構歌ってきましたよ。」

「夜の煙突」に続いて、今回の本編最後はなんだろう?と思っていると、イントロドン!!状態で分かって感情爆発。なんと「GET SMILE」じゃないですか!!2019年の「この街ツアー」の山形公演でやって以来だそうです。昔は定番だったんですが、近年はあまりやらなくなってしまっていたので燃えましたっ!!心にボッと火が付きましたよ。もっとも ♪行くぞっ でのジャンプは昔のようには跳べません。皆さんも若い頃は高くジャンプしていたことでしょう。今では怪我するかもですもんねえ。(苦笑)一斉に跳んで床がずしんと揺れたあの日は遠い昔ですが、また「GET SMILE」が歌われたことは本当にうれしく思いました。「夜の煙突」「GET SMILE」を並べるという酸欠セトリの復活で、終わった後は森高さんフラフラ。客席のあちこちもきっとフラフラだったことでしょう。まぢで息切れした……。「テリヤキ・バーガー」との3曲連チャンはしんどいので、今の位置でお願いしたいです。笑

「ありがとうございましたあ!」と言ったすぐあとに「足が痛くなっちゃった。」と一言。どこか痛めたのかな?アンコールが心配。再び「ありがとうございました!」と言って小走りに舞台袖に消えていきました。

チサトコールがスタート。1階後方はちょっと少なめだったなあ。まあ皆さん疲れちゃってますからね。休憩タイムで座っている方が多数だし、何しろ息が切れてるのかも。自分はいつもと変わらず盛大にチサトコール!!だってアンコールやって欲しいもの。SNSでは度々“親衛隊”と呼ばれているような皆さんを中心にチサトコールが延々と続きました。親衛隊なんて無いですけどねえ。それにしてもちょっと長いな。足が痛くなってしまったせいかな。着替えに時間が掛かっているのかも?

アンコールに登場した森高さんはなんと真っ赤な衣装でした。と言っても、照明のせいで濃いオレンジだと思っていました。森高さんが「赤い衣装どうでしたか?」と言ったので、赤なのかと思いました。赤い衣装は本当に珍しい。デザインはモアベターと同じ感じ。色々と色違いの衣装を作るんですね。「見てスペ」で着ていた真っ赤なボディコン衣装を思い出した方も多かったはず。そういえばCOTTON CLUBでは赤い衣装着たよね?ラジオ番組でゲッターズさんからラッキーカラーは赤だと言われたことも紹介。
ここで番組出演情報など。「MUSIC10で読まれたことがある人?」という質問には数多くの方々の手が挙がりました。私も2回読まれています。採用率低いなあ。もっともあまり書いていないのですけどね。(サボるな!!笑)
FM大阪でのレギュラー番組は10月6日から放送開始。先日収録で何本か録ってきたそう。「朝の番組なのにこんばんは!って言っちゃいそうで慣れは恐いなと。」

「足は大丈夫?」という声がかかり「ちょっと頑張り過ぎちゃって…。もう55なんだから、おとなしくしてもいい?」ヒールの前の方に負担がかかってしまって足先が痛くなってしまったとのこと。つま先で踊っているような感じっていうのは男性にはあまり経験はないけど、想像はつきますね。説明してくれたあとに「こんな説明はいいんですけど。」

「この後、明日はまた横浜で、札幌に行ったり、福岡行ったり、名古屋に行ったり、東京、大阪にも行きます。」とちょっと公演順が違っていたので「あれ?そうだっけ」と思った人も。

「皆さんが元気の源です!!それでは最後に」ええーーーっ!!「もう結構歌ってきましたよ。明日も仕事でしょ。」

これで終わらないのが森高ライブです。再び始まったチサトコール。客電が点きません。そして森高さんとホワイトクイーン再登場。
「来年のことはまだちょっと…。まだ決まってないんですよ。でもまあ、またやるでしょう。」と匂わせ発言。ライブに対しての気持ちを色々語ってくれて「私にはライブしかないんだよっ!!」名言出ました。

「最後にこの曲…」ええ最後ぉ!!「こんだけ歌ったのにぃ。心残りは?」あるー!!!こういうやりとりいいよねえ。最後の曲は「見て」でした。ほら、赤い衣装は「見てスペ」のイメージだからだよねっ。見てツアーの頃はまだ参戦していなかったんですよね。赤い衣装で「見て」を歌ってくれるなんて。こんな日が来るなんて!!

「本当に楽しかったです。ありがとうございました!またコンサートで会いましょう。気を付けて帰ってくださいね!」誰かの声に「はーい!!」 なんともアットホームな森高ライブ。

とっても素敵な時間が過ごせたツアー初日となりました。見えにくかったし、周囲の盛り上がりは予想していた程ではなかったので、自分の気持ち的には本番なのにまだまだ本番って感じがしなくて、のめり込み感が今ひとつ。ゲネプロっぽさを感じてました。初日の緊張感については森高さんもインスタンでちょっと書いてましたね。レポートを書くにあたって、ちょっとさらっとした感じになるかなと思っていましたが、仲間たちから興奮気味に色々とメモが届いたりで、書いていくうちにこんなに長くなってしまいましたあ。まだ書き足りないところがあるので追記していくかもです。

長文読んでいただきありがとうございました!2日目の凄かった様子もレポートしますねー。

森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/DAoH6o2TTFW/?hl=ja&img_index=1

<セットリスト>

01. オーバーヒート・ナイト
02. A君の悲劇
03. 今度私どこか連れていって下さいよ
MC
04. YOKOHAMA ONE NIGHT
МC
05. 流されて…
06. 岬
07. ファイト!!
MC
08. だいて(ラスベガス・ヴァージョン)
09. 続・あるOLの青春 ~A子の場合~(森高コネクション)
10. のぞかないで
MC
11. 渡良瀬橋
12. 雨(ロック・ヴァージョン)
13. 気分爽快
14. テリヤキ・バーガー
MC
15. 若すぎた恋
16. 片思い
17. 17才
18. 私がオバさんになっても
MC
19. 夜の煙突
20. GET SMILE(コンサート・アレンジ・ヴァージョン)

(アンコール)
21. 風に吹かれて
MC
22. この街

(ダブルアンコール)
23. 見て

 

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