11/19(火)福岡・Zepp Fukuoka公演レポート
- 【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
●2024年11月19日(火) 開場 17:45 / 開演 18:30 福岡県博多市・Zepp Fukuoka
写真はドラムの坂本 龍一@ryudrum_sさんのポストからお借りしました。
羽田空港の待合室で座っていると見慣れた知り合いが登場。あれ?もうとっくに福岡に着いたかと思ってた。7月の初旬に予約したのですが、その頃は怪我が治っていなくてどうにも集中力がなかったのですが、すっかり同じ飛行機にしたのを忘れていました。
博多駅に着いてからホテルにチェックインし、ライブに必要な物だけ持って駅の隣にあるバスターミナルからバスに乗車し、Zepp Fukuokaを目指しました。ところがそこいらじゅう渋滞していてなかなか進まず、結構時間がかかってしまいました。“九州医療センター”バス停で降りるのですが、“PayPayドーム”だとドーム&Zepp Fukuokaから離れてます。なんでこんな設定なんでしょうかね。到着後は速やかにグッズ販売列に並び、無事にお目当ての生写真をゲットしました!
開場時間となって中に入ってみると、前回初めて来た時より狭く感じました。下手側のスピーカーが近い席。森高さんやホワイトクイーンメンバーの出入りが近くで見れるな。
1曲目の「オーバーヒート・ナイト」のサビで高音が凄く出しづらそうな森高さん。喉の調子が悪そう。今回の3曲目は「今度私どこか連れていって下さいよ」のパターン。
「福岡でコンサートをやるのは約1年ぶりです。今度はモアベターよというツアーで来ましたが、その時行ったよーっていう方いらっしゃいますか?」かなり手が挙がりました。「Zepp Fukuokaでやるのは1年9ヶ月ぶりだそうです。その時行ったよーっていう方?」また大勢が挙手。結局のところ、追っかけている方が多数ってことですよね。「10月に直方市でやったイベントに行ったよっていう方?」これには手を挙げられない私。もどかしい。お隣にいた男性と話をしていたのですが、このイベントのVIP席で参加したそうです。20000円とかでしたっけ?高額でしたけど、前の方で観れて相当おいしい席だったようですね。「大変ですね。あっちこっちにね。福岡では何度もやらせていただいていますが、帰って来たよー!っていう感じがします。みなさん同郷だと思っていますので。」大拍手。「横浜、札幌、名古屋とどんどん盛り上がって来ています。今日も期待してますよー!九州パワーを届けてくださいね。九州に帰ってきたということでこの曲!」
九州の公演だから聴ける「九州育ち」。こちらも九州に来たんだなあと実感します。
九州の各県から来た人を順番にチェック。それなりに手は挙がっていましたが、多いかといえばそんなに多くはなかったかも。「その他から来た人も聴いたほうがいい?」と聞いた見たら、圧倒的多数が挙手。「めっちゃ多いじゃん!!」と関東で多く使われる言い回し。森高さんが“じゃん”を使うのってあまり聞かないきがしますけど、どうでしたっけ?すっかり東京での話し言葉になっているようですね。
衣装についての話で「どうなってるのかなとこう広げて見てる人もいるかもしれませんね。」と人差し指と親指で画像を広げる動作。“ピンチ”という表現は知らないようです。英語の「ピンチ(pinch)」は、「つまむ」という意味。 拡大・縮小したい部分を2本指でつまむ感じで置いて、2本指で(外側に)広げる操作が「ピンチアウト(pinch-out)、2本指で(内側に)縮める操作が「ピンチイン(pinch-in)」になります。まあ、森高さんが「ピンチして眺めたりするんでしょ?」なんて言ったらかえって違和感あるかもですね。
「今回は髪型もハーフアップにして、キラキラさせてもらって。これ1時間くらいかかるんですよ。」
「福岡はいい天気ですが、結構寒くなって来ましたよね。大丈夫ですか?風邪なんか引いてないですか?風引いてたら…」と言いかけて、MCが長くなっちゃうかと思って「まあ、良いんですけど。」と自ら打ち切った森高さん。
ここでまたお誕生日チェック。今回のツアーは毎回これがあるので、誕生日の方はラッキーですね。1階席に1名、2階席(最後尾だったかな)に1名いましたけど、2階席の方は気づかれず。1階席の方と少しやりとりして「それじゃあなたのために」と言ったところで「そういう訳じゃないですけど、あたなのためにもということで思い出のコンサートになってくれると良いなと思います。」
マリアちゃんと高橋さんを呼んで、リッケンバッカーとインディアンの羽飾りの話。「マリアちゃんかわいいでしょ?かわいいけどかっこいい。ギターもうまいし。」いえいえと手を振るマリアちゃん。かわいい…!!❤
「インディアンの格好してもらってますけど、どうですか?」「37年ぶりに被ってます。」「似合ってますよね。」拍手!
という感じで、森高さんと高橋さんの会話。高橋さんはいつものように優しい笑顔で声は低くて凄いいい声。
「今日初めて森高のコンサート来てくれた方ー?」「はーい!」と元気な女性の声。
ここでご当地の美味しいもの紹介。
「めんたいことかごまさばとか水炊きとかもつ鍋とか、たくさん美味しいものがありますが、それ以外の物も紹介できればと思って調べてきました。」
バソキ屋のネギ玉焼そば、焼そばパン、石村萬盛堂の塩豆大福、塩豆大福・栗、MIGNON(ミニョン)のミニクロワッサンが紹介されました。
バソキ屋は「博多バスターミナルの8階にあるお店でフードコートみたいになってるのかな」と言ってましたが、翌日に行ってみたらフードコートではなくて一つの店舗でした。森高ファンだらけでした。森高さんによると大分の日田焼きそばを元にして進化させたものだとか。森高さんは「女優の今田美桜ちゃんも大好きだそうですよ。」と紹介していました。店では森高さんと同じネギ玉焼きそばを食べましたが美味しかったです。おみやげに焼きそばパンを買いましたが、これがずっしりと重い!通常の焼きそばパン何個分かのたっぷりさでした。これも凄く美味しかった。
石村萬盛堂の塩豆大福は客席からかなりの拍手がありました。長年やっている有名店だそうです。駅にある店舗でも置いてありましたが、すでに森高ファンが買い漁って後みたいで、残り3個になっていて仲間が買い求めました。栗のは本店にしか置いてないそうでゲットならず。塩豆大福は帰りの福岡空港で3個入りのが残り1箱だけあったので無事に買うことができました。
ミニヨンですが、実は関東で結構買えちゃうので、私も仲間も食べたことがある人が結構いました。JR東日本池袋南改札横店、エキュート大宮ノース店、新宿小田急エース店があります。大阪にも梅田の阪急グランドビルにあるそうです。お近くの方は森高さんが紹介したこのミニクロワッサン、食べて見てくださいませ。小さくて手軽に食べられて美味しいので人気です。博多駅のコンコースの店は行列ができていました。「プレーンはもちろん、お芋やチョコなどがあります。」と紹介した森高さん。「皆さんはどれを食べますか?」と質問したら、お客席からの返事で一番多かったのはプレーンでした。
「次は間奏でリコーダーを吹いているんですけど、左手の小指をちょっとケガしてしまって、まだ治らないんです…。50過ぎると治りが悪い。」笑いが起きましたが、これは森高さんを笑ったというより、自分もそうだよなと同感した人が多かったのかと。「いい方向には向かっているんですけど、まだかかりそうです。」先日放送されたフジテレビの「フォーク村」ではテーピングでぐるぐる巻きにしていましたが、2日目終演後にアップされたインスタで“平(たいら)”のうどんを食べている写真では指先保護用の絆創膏に変わってました。やっぱり回復傾向ではあるんだな。無理をして再度痛めないように気を付けて完治させて欲しいです。
「マリアちゃんが間奏で演奏してくれてます。みんな盛り上がって…。ずっとやってもらおうかな。私がリコーダー吹いても拍手はないんですけどぉ、マリアちゃんが吹くとぉ、あーっ!!!って喜んで拍手してくれていいなーって思ったりしてますけど。」と嫉妬してる風に話す森高さんが可愛かったです。小指が治ったらまたリコーダー吹いてくださいね。きっと全員が大拍手しますから。
「雨」での照明。前の方の席にいると視界に入らないのと森高さんに意識が集中するあまり天井に映し出される水玉に気づかずに終わるでしょうね。そういえば、「雨」でのマリアちゃんのギターのエフェクターごとの音の違いが耳についてなんか心地良くなくて残念な感じでした。音のバランスがどうも悪かったような。スピーカーに近いせいかなと思っていたのですが、終演後に「今日は音響が駄目だった」という声があって、やっぱり何か起きていたのかもしれません。
グッズ紹介。
今回は“ちょーだい”を連発する九州の方がいらっしゃってウケていました。上手前方にいたようですが、下手側の私からはどんな方だったのかよく分かりませんでした。アクリルキーホルダーあたりで「ちょーだい!」と叫んだら、「ちょーだいはないよね。」と森高さんが返しました。これに味をしめたのか、何度も「ちょーだい!」と叫んでは森高さんがそれに反応。「いやよ。あげんて!絶対あげん!」という具合にだんだん熊本弁に。お客さんからの笑いに更にヒートアップしていくちょーだいオジさんと森高さんの攻防が続きました。ゴーゴーカレーの後も「ちょーだい!」「ちょっとうるさかね!」。ルーペの紹介で別の人から「かけてー!」の声がかかり、森高さんは「見たい?さっとかけるけんね。」と後ろを向いてルーペを掛けてくるりと振り向き、「じゃーん!!」これには大歓声&大拍手。乗せてしまうお客さんたちもファインプレーでした。なんだかノリノリな森高さん。やはり九州ならではの気持ちの違いなんでしょうかね。「もう1回!」と叫んだ人がいて、もう1回コールが起きるかと思いましたが、そうはならず。ここは空気を呼んでなのか阿吽の呼吸なのか分かりませんが、お調子に乗らずに納めるところもまた森高ファンらしさなのかなと思いました。「パンフレット持ってますか?少ないよ?」と言ったあたりで、またしても「ちょーだい!」の声。なかなかのしつこさですが、森高さんは「もう!あげんて。」と苦笑い。もしかしてちょーだいと言われると弱いタイプなんですかね。今までに見たことがないような感じで妙に反応してました。「ほんとにあげんて。」熊本弁で返したい気持ちも高まっていたようでした。
生写真は再前列の女性から借りて紹介。「ちょーだい!」まだ叫んでおりました。「あげんて!」客席はすでに苦笑いに変わっていました。
「楽屋にのれんが掛かってますが、ファンクラブで売りました。のれん持ってる方いらっしゃいますか?」「まだ届いてなーい!」「11月末に届くみたいなので、それまで待っていてくださいね。」
終演後にXで知りましたが、実はこの日に届き始めていたのでした。だからMCでのれんのことに触れたのかあ。
「会報誌は?」「会報誌ももうすぐ届くと思います。」
「来年のカレンダーは?」「まだ撮影してないです。撮ったらご報告したいと思います。」
「2階席の方盛り上がってますか!」イェーイ!と結構反応。「1階席の後ろのほうの方盛り上がってますか?」かなり弱め。「あー元気ないですねー。」と再度煽り。
ホワイトクイーン紹介があって、「残り2曲となってしまいましたー!」ええーーっ!!
「もう十分でしょ。」まだまだー!!「盛り上がっていきたいと思います。準備はいいですか?」とここは比較的さらっと進んでいきました。
「夜の煙突」では最後のところで森高さんが頭上でのハート❤ポーズ。これって、このツアーでは定番になってきましたね。
「先週はラジオとか色々忙しくしてました。ラジオ日本……じゃなくてニッポン放送の—」と痛恨の言い間違えミス。その後、FM大阪のララサンシャインラジオを紹介。あー、tofubeats君のライブの話はしないのかあ。
「寒くなってきて風邪引いて喉が痛いとか鼻水が出るという人もいるかも。治りが遅くなってきてるでしょ?」笑い「うそうそ。私も治りが遅いから、みんなもそうかなと勝手に思っちゃったんです。また元気にライブに来て欲しいと思います。」
「平日にありがとうございました。会社休んだの?今度は土日にできるように頑張りますから。」—–まだ未発表ですが、どうやらやっぱり来年のツアーは土日で組んでるんでしょうね。
「今日は女性が多いですね。博多美人がたくさんいますね!」客席のあちこちにいる女性を探して手を振る森高さん。
「ライブハウスならではの空間が楽しかったです。来年…は56歳になりますけど—これは語呂がよくない。」と決まってるけどまだ言えないよとはぐらかす森高さんでしたが、やはりラストの大阪で発表なんですかね。「来年も—-歌える限り歌って行きたいと思いますので、また来てくださいね。声援がないと盛り上がらないので。大きな声を出してくれて大丈夫かなと思いながら見てますけど。声枯らさないですか?鍛えられてますかね。」そう言えば相当叫んでるんだけど喉が痛くならないんだよなあ。お腹に力を入れるのは大事ですね。
「あとは東京と大阪。それが終わったらクリスマス、お正月…」来年はー!!と聞きたがりなお客さんたち。「来年は~やりたいですよ。まあちょっと待っててください。」
「明日も来る方いらっしゃいますかー!!」で大勢が、はーい!!イェーイ!!「あ、すごーい!!」
名古屋の2日目があまりにも熱狂的だったので、福岡の初日はそこまでの盛り上がりではなかったですが、それでも十分な熱さ。森高さん&ホワイトクイーンとの楽しい時間を過ごすことができました。
そうそう、ステージ袖に消える森高さんに声援を飛ばした後、ホワイトクイーンの皆さんの退場の際にマリアちゃんに声を掛けたら胸の前でハート❤を作ってくれて至近距離で直撃されました!う~ん、可愛かった。
そして、翌日の2日目も大いに盛り上がるのでした。
森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/DCjkUzUzRKY/?hl=ja&img_index=1
<セットリスト>
01. オーバーヒート・ナイト
02. A君の悲劇
03. 今度私どこか連れていって下さいよ
MC
04. 九州育ち
MC
05.片思い
06.岬
07. ファイト!!
MC
08. だいて(ラスベガス・ヴァージョン)
09. 続・あるOLの青春 ~A子の場合~(森高コネクション)
10. のぞかないで
MC
11. 渡良瀬橋
12. 雨(ロック・ヴァージョン)
13. 若すぎた恋
14. テリヤキ・バーガー
MC
15. 気分爽快
16. 17才
17. 私がオバさんになっても
MC
18. 夜の煙突
19. GET SMILE(コンサート・アレンジ・ヴァージョン)
(アンコール)
20. 風に吹かれて
MC
21. この街
(ダブルアンコール)
22. 見て