11/21(木)幕張イベントホール「EXPERIENCE Vol.1」レポート
11/21(木)に幕張イベントホールで行われた「EXPERIENCE Vol.1」に行ってきました。
この音楽イベントは日本初となるダイナミックプライシングでのチケット販売で行われました。販売初日にチケットを確保したものの、その後はさっぱり売れずで一部のチケットを無料招待まで行うほど。今日も当日券が販売され、アリーナのかなり前の方までが格安で観れたそうです。早くに買った者としてはなんとも歯痒い思いがありますが、それでも自分がここに座りたいと思って買ったチケット。スタンドの最前席からの光景はとても見やすかったです。
オープニングアクトの2組を終えて、Da-iCe(ダイス)、私立恵比寿中学、ベリーグッドマン、大塚愛と続き、いよいよ森高さんの出番が来ました。楽器の配置は下手側から上手側に向かってギター、キーボード、ドラムス、ベース、ギター。これ見るだけで誰がどこにいるか分かりますよね?そしてバンドメンバー“ホワイトクイーン”の面々が姿を現しました。もはやツアーでも定番になった「マリアちゃーん!」の声援が飛び交いました。
森高さんの登場で、一気にボルテージが上がり、会場内の声援の量が激増。森高さんの1曲めは驚愕のスタート。なんと「非実力派宣言」でした。大型のLEDモニターにはあのキャベツスカートで左手を腰にやり、右手を挙げている写真がデカデカと映し出されました。世間の度肝の抜いたあの非実力派宣言のビジュアル&ポーズ。そんな昔があったことをこの日のお客さんたちはどの程度知っていたのだろう?4Kなんでしょうか。超高画質でした。
森高さんはツアーでも使用しているすでに見慣れたシルバーの衣装と黒のニーハイブーツでした。つまりは今やっている森高ライブをそのまま幕張に持ち込むぞという見せつけ&ご体験くださいということだったのかと。自分も当たり前のように森高ライブモードに入り込んで行きました。「ザ・ストレス」ではエプロンはなしでした。かえるぴょこぴょこの早口言葉が完璧でした。
セットリストの中で「渡良瀬橋」だけがしっとりと聴かせる曲。森高さんの歌は絶好調といった感じでした。やはりツアーが続いている最中で喉の調子が良いんでしょうね。リコーダーもこれまた完璧でした。
極めつけはなんと「テリヤキ・バーガー」での締め!ごちそうさまでしたー!!今回のツアーでも本編最後の締めの曲です。なので森高ファン的にはまさにライブと同様の気持ちになる。知らない方々には、やたらに勢いのあるこの曲を知ってもらえて良かったなと思います。
ご覧の通り、森高千里らしさたっぷりの大満足なセトリでした。多くて5曲かなと思っていたら、7曲も歌ってくれました。まさにミニライブ。もちろん森高ファンとしてはあれも欲しい、これも欲しかったと思いますが、何しろ持ち時間は30分程度。MCは少なめで、ガンガン攻める森高さんなのでした。昔やっていた曲を今歌ってもまるで色褪せていないことを見せつけました。テレビでの森高千里しか知らない人たちには新鮮に映ったことと思います。
最後に舞台袖に消える前に「次はお待ちかねのゆずさんの登場です!」と紹介した森高さん。SNSでも好感されていました。いつもにも増して、森高千里&森高ファンへのツイートが多かったように思います。
実は開演前の自分は超テンションが低くて、「具合悪いですか?」と聞かれるほどだったのです。でも、やっぱり森高さん観たら元気が出ました。森高ライブでも場合によっては乗り切れないことがあるんですが、大多数が森高ファンでない、完全アウェー状態なのに大いに盛り上がって楽しかったなあ。
席がステージに近いわけでもないし、あっという間だったけど、物凄い充実感に包まれました。森高ワールド全開の素晴らしいステージでした。行って良かった。参戦された森高ファンの皆様、お疲れ様でした!!
【セットリスト】
1.非実力派宣言
2.ザ・ミーハー
3.ザ・ストレス
4.私がオバさんになっても
5.渡良瀬橋
6.気分爽快
7.テリヤキ・バーガー