12/19(木)大阪・Zepp Namba(OSAKA)公演レポート

【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!

●2024年12月19日(木) 開場 17:45 / 開演 18:30 大阪府・Zepp Namba(OSAKA)

写真はドラムの坂本 龍一@ryudrum_sさんのポストからお借りしました。

 

朝からインスタ巡りをしてから会場へ。

また寒さ対策でタリーズに行ってみると前日より混雑している様子。1日目に参加した人が2日目もまたタリーズを利用しているせいかな。今回は入場列へ並ぶのが若干遅れて前頭から200人ほどの位置での入場となりました。前日は相当風が吹いていましたが、この日はあまり吹いていなくて良かったです。

収録前にアナウンス。「資料映像収録のため、カメラが入っております」とのこと。Zepp Divercityで収録がありましたが、今回の収録分で一部差し替えるのでしょうね。

ホワイトクイーン登場で声援が飛び始め、ガチ勢が立ち始めました。森高さん登場で一斉に立ち上がり一気にヒートアップ。私は中段の前に通路がある席でした。今回も動きやすーい!!思い切り楽しむぞー!!同列に何人も知り合いがいて、気持ちもすでに高まっていました。1日目より距離があるけど、幸いにして前の方は小柄な女性。ゆるやかに傾斜があるおかげで森高さんの腰まで見える状態でした。埋もれるのかと思いきや意外なロケーション。

明らかに前日とは違う雰囲気。同じZepp Nambaなのだろうかと思う程の違いを感じました。「オーバーヒート・ナイト」の掛け声が大きい。「A君の悲劇」での腕ぐるぐるの勢いとかキレが違う。「あるOLの青春」もなんだかみんなハイテンション。

最初のMCで「Zepp Nambaへようこそ!ゴォーゴォーツアー最終日。平日にもかかわらずこんなに集まってくださってありがとうございます!今年最後のライブです。私も気合いが入ってますが、みなさんも気合い入ってますよね?」イェーイ!!!「今までとみなさんの声のトーンが違いますよ。最初から飛ばしていくと最後まで大変ですよ。途中でダウンしないように徐々に盛り上がっていだけるとうれしいです。最終日に来ていただきましたけど、元気ですか?」大歓声!「最後なので気合い入れて、いろいろな所から来て下さいましたかね。」口々にどこから来たか叫ぶファンたち。「遠くからの方や大阪の地元から来て下さった方もいらっしゃるかと思いますけど、今年の最後、森高のコンサートに来て良かったなと思えるようなコンサートをしたいと思いますので、皆さん最後まで盛り上がって下さい!」大拍手!

「今日は東京でも初雪が降ったそうです。連絡が…あ、ニュースで見ただけなんですけど。」笑

「街中はクリスマスが近くてキラキラしてますね。私にもクリスマスの曲がありますね。ちょっと準備があります。」

客席から「Amazonの奴!」と声が飛びました。あははは!と客席から笑い声。

ホワイトクイーンメンバーがサンタ帽を被り始め、森高さんはサンタ風のマント(短めなのでケープって言った方がいいんですかね?)を着始めました。森高さん自らアマゾンで買ったというこのマント。調べてみたらそんなに高くはない。それでも森高さんが着ると、まさに衣装の一部。黒のかっこいい衣装にかわいいサンタ風マント。最強すぎです!

「着る予定じゃなかったけど、最後だから着ちゃおうかなと思ってAmazonで買いました。」あちこちから「かわいい」「似合ってる」などの声が飛びました。「前の方の方もサンタさんの帽子被ってますね。あちこちにいらっしゃいますね。皆さんもかわいいですよ。」笑

「ジンジンジングルベル」ではマリアちゃんがシェーカーを右手に持ってシャカシャカするのですが、森高さんの動きに合わせてステップを踏んだり、体をゆすったりします。完璧にシンクロしていました。間奏での森高さんからの「メリークリスマス!」が前日よりハイトーン。表情だけでなく声までよりにこやかなに感じました。

歌い終わって客席から「ちさとー!」とか「モリタカー!」とか絶叫が続いたので、「大丈夫ですか、みなさん!大丈夫ですか?まだ先は長いですからね。」

「Zeppツアーということで、衣装は黒のレースでキメてます。今回は髪型も凝ってます。セットに1時間くらいかかるんです。私よりヘアメイクさんが大変なんですけどね。私はこっくりこっくり寝ちゃったりするんですけど。」笑

「後ろはこんな感じ。そんな所も見て楽しんでくれるとうれしいです。」

「2024年ももうすぐ終わりですけど、皆さん心残りはないですか?」「あるーっ!!!」このやりとりはかなり定番になってますね。森高さんはこのやりとり結構気に入ってるんだな。わざわざ言わせておいて「(心残りが)あるんですかー?あるのも困ったもんですね。私は大好きなライブができてステージに立たせてもらって幸せだなと思ってます。」と話し続けて「えーっと、この12月…」と言った所で「何を言おうとしてたんだっけかな?」爆笑

「12月がお誕生日の人ー?」そうです。誕生日チェックのお時間です。今日とか明日とかの声も飛び、結構な数の方々がお誕生日を迎えられたようです。その中の1人に森高さんが声をかけました。「おいくつですか?」「47!」「47!?え、私より下~っ!!???」と信じられな~いという口調で反応。その方は私の席からは見えていませんでしたが、年上に感じるような風貌だったのですかね。他の方にも声がけ。「おいくつですか?」「61!」「ありがとうございます!」さらに聞くと「55」「同い年ですね。」さらに「49」。「私より若いぞみたいな勝ち誇った顔してましたけども。」会場爆笑

なんだかほんわか度が高い誕生日チェックの雰囲気でした。

「最近は若い方も来てくださってるみたいで、今は80年代、90年代の曲が流行ったりしてるので、私もその中に入れてもらったりしてるのかなって。—–こんなに長く話すつもりはなかったんですけど。私もつい長く喋っちゃうことが多いので。」

森高さんは客席の雰囲気を感じ取ってすでにノリノリ。ここまででMCが結構長めでしたが、私自身も楽しさ故に時間は長く感じてませんでした。

「SNOW AGAIN」の高音部は最初かなーり出ているなと思っていたのですが、後半に行くほど大変そうに。今回のツアーでの最難関曲でしたね。

「岬」は今日も絶好調。イントロ、間奏では全拍の手拍子、歌唱中は裏拍での手拍子というパターンになっていますが、この裏拍は叩くのがなかなか難しい方というもいるようで、左隣りの方は全拍派でした。というかだいたいの曲を全拍で叩いてましたけどね。右隣は気心知れた長年の知り合いだったので、抜群の高揚感で曲が過ぎていきました。

「岬」~「ファイト!!」の並びが結構好きです。よく職場の人たちに「森高さんのライブではペンライト振るんですか?」と聞かれるんですが、昔から森高ライブでは光り物禁止ですよね。これは照明の演出を考えてのことだそうですけど、ペンライトを持たないので手拍子、拍手の量が多くてかつ綺麗に聞こえるんだなと思う次第です。

「ファイト!!」終わりで大歓声。明らかに声援の音量と声の数が前日と違います。年内最後ということでファイナル感たっぷりです。

「『岬』は久しぶりに歌ったんですけど、皆さん好きなんでしょ?アルバムの中のいい曲なんですけど、キーが高くて歌えないという感じだったんですけど、みなさんのために頑張って歌ってみました。歌ってくれてありがとうとか、涙が出ましたとか…それは盛っちゃったかな。」

マリアちゃんを前に出して、「私のリッケンバッカーですよ。今日はマリアちゃんに弾いてもらいます。ギターのうまいマリアちゃんに弾いてもらってギターも喜んでると思います。」続いて高橋さん登場。いつも目を細めて優しそうな笑顔の高橋さん。「テンガロンハット似合いますよね!」ここでも歓声が多く感じたなあ。

「じゃあ、3人で…。3人じゃないか、後ろにもいますけど。」とマリアちゃん、高橋さん以外を置き去りにしてしまって「前は3人ということで。」

「何度もサビで同じこと言ってますが」と言った後で、♪まわって まわって まわって まわるぅ~と円広志(まどかひろし)さんの「夢想花」(むそうばな)のサビをアカペラで歌い出した森高さん。これはレアでした!!

「のぞかないで」の後の声援も大きかったな。「皆さん、こんな曲でも盛り上がってくださって。幾つかある怒りソングの中でも代表曲って感じで。相当怒ってたんだなって自分でも思いますけど。自分の曲なので書いてもいいと思うけど、今はこう歌詞はヤバいのかな。」笑

ご当地のあれこれ紹介
「大阪は美味しいものがたくさんあって、昨日も皆さんほとんど知りませんでした。でも、そういうのもいいかなと思って。私はだいたいインスタで色々調べてます。いっぱい上がって来る中で私がいいなと思ったものを紹介してます。今日は2日目なので時間があったので大阪の街に出かけて行きました。」

手打ちうどん処不二屋のかすうどん、かすカレーうどん、出汁巻き。グリル梵のビーフヘレカツサンド。mitarashifudo の生麩のみたらし。美好年代(メイハウニエンダイ)のいちごドーナツ

「熊本はうどんがやわやわですけど、大阪のもけっこう柔らかいですね。かすはホルモンなんでしょ。コラーゲンたっぷりでお肌も明日くらいにはつやつやになるかも。」実際にどんなだったか知りたいですね。長居にある不二屋さん、翌日に行ってみたらなんと臨時休業。それも昼の営業だけやらないという…。夜の営業はいつも通り行ったそうなので行かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。森高さんは2階で食べたみたいです。店の方は森高さんだと気づいていなかったらしく、ちいさな顔に大きなマスクしただけでも誰だかすぐには分からないですよね。
グリル梵のビーフヘレカツサンドは「高級なんです」と言っていましたが、なんと一人前2100円。調べてみたら東京にも銀座店があるんですね。今度そこ行こっと!「私、知ってて食べたことがあるんですけど、大阪が本店なんですね。」と言っていたので、東京で食べたようです。こういう高級人気品ってギョーカイでは差し入れにも使われるので食べたことがあるのかな。森高さんからどこかに差し入れしたこともあるかもですね。そして、またまた“みたらし”が紹介されました。前日は米粉のみたらし団子でしたが、今回は生麩を使ったみたらし団子とのこと。「めっちゃオススメです!」とかなり気に入った様子でした。
美好年代(メイハウニエンダイ)のいちごドーナツは「女性向けかも。今日は皆さんに紹介するのは間違ったかなと。」だと。オジさんが多い客席から笑いが起きていました。

前日はおとなしく反応薄でしたが、今日は知らない物にも反応があって、森高さんの口調がとっても楽しそうでした。

「こんな美味しいものがありますよというのを紹介してくれたら、また来年大阪に来ますので、その時是非行ってみたいと思います。」

 

「渡良瀬橋」の準備。スタンドマイクを自ら運んで来るのですが、「Zeppツアーが始まる前に手を負傷してしまいまして…。」と言いながら手袋を外す森高さん。左手の小指にはまだテーピング。「なんで取っちゃったんだろう。」美味しいもの紹介で気分良くなっていたので、勘違いして無意識に外しちゃったんですかね。手袋を外したので「(リコーダー)を吹くの?」と言った人がいたようで「いや、吹けない、吹けない。」と返していました。「間奏で素敵なピアニカをマリアちゃんが吹いてくれます。」

「『テリヤキ・バーガー』は皆さん最後みたいな勢いで盛り上がってましたけど、まだ最後の曲じゃないですからね!間違えないでくださいね。」笑

たしかに超盛り上がってた。皆さん、間奏ではヘイ!ヘイ!叫びまくってましたね。

グッズ紹介
「私が55歳なのでツアータイトルをゴォー!ゴォー!にしましたけど、55歳の人いますか?結構いますね。ゴォー!ゴォー!で55歳ってよくないですか?勢いがあって凄く好き。来年はひとつ年取っちゃいますけど、また何か考えやりたいと思います。そしてゴーゴーカレー。私が好きなのでコラボさせていただきました。美味しいです!店で食べたことある人いますか?」はーい!!!「私はカツカレーが好きです。箱のここに私がいるの分かりましたか?」
アクリル紹介で「色々なお店に連れて行ったりしてると思いますが、恥ずかしいと思う人もいるでしょ。そういう人はちらっとね。カバンとかにも付けていただければ。そういえば…。」と言ったところで絶句。「思い出してっ!」ざわざわ「こないだ…」ざわざわ「坂崎さんっ!アルフィーの。坂崎さんの番組に出た時に、坂崎さんもアクスタを作ってました。それもなんか長い棒が付いてる奴。折りたたみで、自分の指が写らないような奴。」これに反応した前列の方、自ら持参していたダイソーのアクスタ撮影グッズを掲げて教えると「あ、そういうの売ってるんだ。でも、ちゃんと作りますっ!!」と前向き発言。次回のアクスタは棒付きになる可能性大ですね。
ルーペ。早速かけてコールが勃発。キーボードの佑ちゃんも手拍子してました。森高さんは仕方ないなというようにルーペを装着。客席からはもう1回コール。「そんなに見たいの?勢いで言ってるだけでしょ。そんなに見たくないよね。」う~ん、ツンデレもじらしも大好きな森高さん、楽しそうにやりとり。もう1回!もう1回!そして、再度ルーペをかけてくれました。「これかけて、かわいいって言われてもうれしくな~い!!」と実にうれしそうな森高さん。「そんな風に使うもんじゃないですからね。見えない時に使うものなので、おうちで使って下さい。」

「生写真はまだ余っているそうです。大阪の人は生写真いらないのかな。」

「のれん。もう届きましたかね。上にもいるの?ちょっと照明落としてもらってもいいですか。あ、いた!もう持って来なくていいって言ってるのにね。」とうれしそう。

「外はだいぶ寒かったですけど、みなさん熱くなってる?」いぇーい!!「今日最後だよ!」いぇーい!!「最後のライブだよ!!」いぇーい!!「もっと盛り上がって行くよ!!」いぇーい!!「もっと行きたいっ?」いぇーい!!それじゃ『気分爽快』聴いてくださーい!」

「気分爽快」~「17才」~「私がオバさんになっても」を歌い終わって大歓声。

「今年の最後のライブ、あと2曲になってしまいましたあ!」えええええええええーーーーーーっ!!!とこのツアー最大級の絶叫。「みなさんまだ付いて来れる?」いぇーい!!(ドコドコッとドラム)「大丈夫?」いぇーい!!!(ドコドコッとドラム)「じゃあめっちゃ盛り上がって行くよ!『夜の煙突』!!!」

「夜の煙突」の終わりで、森高さんが胸前ハート❤を上手、中央、下手に向けて素早く突き出しの3連発。

そして「GET SMILE」へ。ここでもヘイ!ヘイ!の掛け声はとんでもなく多く、盛り上がりは最高潮に達しました。
「夜の煙突」と「GET SMILE」という酸欠ソングの連チャンですが、もう倒れてもいいと言わんばかりの勢いでした。今って80年代でも90年代でもないよ?2020年代に平均年齢も上がっているのこの超ハイテンション。森高さんとホワイトクイーンと森高ファンだからできることではないでしょうか。Zeppはジャンプ禁止だし、年齢も年齢なのでジャンプはほとんどしてないですが、本当に勢いがありました。歌い終わっての大歓声は感動的レベル。

ちさとコールは前日とは打って変わってとてもたくさんの声。皆さん全力の声出し!!!
出てくるまでの時間がいつもより長かったと思います。本編終えて衣装替えですが、アンコールに向けて少し時間を掛けたのかもしれません。ちさとコールは疲れて音量が落ちるどころか、逆にどんどん音量が上がっていきました。みんな大興奮状態。

そして、ホワイトクイーンメンバーと森高さんが再登場。

アンコールの「道」。大好評の赤い衣装。毎度思うことですがとっても素敵です。

「2024年最後のライブ、こんなに大きな声援ありがとうございましたーっ!!! 」大拍手「心配するほど大きな声で声援していただいてパワーもらいました。私もパワーを届けられたと思います。今年最後のライブ、森高を盛り上げようといっぱい声を出してくれました。本当にありがとうございました!」大歓声

「好評だったので追加公演が3公演決まりました!!是非、来てくれるかな?」イェーイ!「残り3本となりましたが、でもね…。」おおーっ!!「それだけじゃ寂しいでしょ。昨日フライングしそうになりました。横でスタッフが✖ってしてましたが、今日は言ってもいいみたいです!!」イェーイ!!!「来年のコンサートは4月からに決まりましたよ。タイトルは『2025森高千里コンサートツアー“あなたも私もファイト!!”です。』大拍手&大歓声「来れる時に是非応援しに来てください。来年も一緒に楽しみましょー!!」

聴きに来て下さいとかじゃなくて、応援しに来て下さいって言ってくれるのが森高さんらしくていいですね。
来年もたくさんの公演で森高ライブが楽しめます。森高ファンとしてうれしい限りです。

「私も体力が続く限りやりますので、みなさんも是非ライブに来て元気をもらって帰っていだきたいです。みなさん時間もお金も余裕があると思うので。ね?ね?」笑 「旅行がてら来ていただければ。また色んなところを周りますので。」

ここでラジオ番組情報。MUSIC10の次にララサンシャインレディオを紹介。FM大阪をFM東京と言い間違える痛恨のミス!客席から「大阪ー!大阪ー!」とたくさんの指摘の声。

「ブブブブー。すいません。もとい…。毎週日曜日、FM…“大阪”で。(拍手)ララサンシャインレディオ。いちばん間違えちゃいけないことろなのに…。本当にすいません。」

この後、2月22日、23日の岸谷香感謝祭やZeppツアーのDVD&Blu-lay発売予定をスラスラと紹介していきました。

「という訳で…皆さん楽しかったですか?」大拍手 「今年最後って言っちゃうと寂しくなってきた。でもめっちゃ楽しかったですよ。今でもこうやってステージに立っていることを噛み締めて立っていました。また来年も元気に、皆さんも元気でいて下さいよ。大丈夫ですか?」

私は昨年救急搬送で緊急入院するほどの大病したり、今年は職場で転倒大打撲という労災事故などを経て、なんとかZeppツアーを元気に回ることができました。ファンの体調を気遣ってくれる森高さんの言葉にいちいち“大丈夫です!”と答えたい気持ちでいっぱいになりました。

「来年も来てくださいよ!!ありがとうございましたあ!!Zeppということで女性はとても見にくかったかも。大丈夫でしたか?—あなた男でしょ。一所懸命手を振ってるけど。」笑
あちこちに手を振る森高さん。サンタのコスプレをしている女の子をみつけて「あ、サンタさんの格好してきてくれてる。ありがとう!」

「この街」を歌い終わって、大歓声と拍手の中、ホワイトクイーンの面々が退場。メンバーの名前がたくさん飛んでいました。森高さんがステージ袖に消えるとダブルアンコールに向けてのちさとコール。

再びステージに戻って来てくれて挨拶。

「Zeppツアーの今年最後のライブにふさわしい盛り上がりでありがとうございました!本当に皆さん大きな声でびっくりしました。でも、いつもこんな感じでお願いしますっ! めっちゃ楽しくて、あっという間に時間が過ぎちゃいましたね。帰りたくないねえ。」イェーイ!!!拍手 「本当に疲れるんだけど、めっちゃ楽しくてずっと…ずっと歌ってたら倒れるかな。そんなライブはしたことないですけど。55歳になってステージに立って歌っていられるのは、皆さんが足を運んでくださるおかげです。そうやって拍手をしてくださって本当にうれしいです。ありがとうございます!」

客席からは感謝を伝えるかのように大きな歓声と拍手が続きました。それを心から味わう森高さん。拍手だけでは伝えきれないとばかりにちさとコールが沸き起こりました。

「ありがとうございます。」と言って後ろを向いてタオルで涙を拭っている様子。結構長く泣いていたように感じました。その間に再度ちさとコールが沸き起こりましたが、感動し、興奮しているせいか、コールは揃わずにぐちゃぐちゃ。数多くの皆さんももらい泣きしていたようです。

「泣くつもりは全然なかったんだけど。感極まってしまいました。まだ来年もあります。これが最後じゃないので。皆さんの笑顔でたくさんパワーをもらいました。今年は風邪もひかず倒れもせず。でも、ちょっと負傷はありましたけど。年齢も年齢なのでしょうがないです。皆さん健康第一です。落ち込むこともあると思いますが、私もあります。気持ちを前向きに持っていって…。」大歓声と拍手でもはや聞き取れませんでした。

「2024年、ライブ本当にありがとうございました!それでは本当に最後になりましたよ。」えええーーっ!!!「そういう風に言うとそうなっちゃうよね。でも、最後です!」

「見て」を歌い終わって「大阪最高っ!!」

ステージ袖まで行ったところで、「歯磨いてねっ!」と往年の“8時だヨ!全員集合”でのセリフ。
最後までノリノリな森高さんなのでした。そして、最後に頭上での大きなハート❤を下手、中央&上手といった感じで2方向にやってくれました。

前日の盛り上がりのレベルと比べて異常なほどの高まりを見せた最終日。何が一体そうさせたのでしょうか。色々考えてみましたが、結局野暮なことだなと思ってやめました。その時だけでしか起きない奇跡のような公演のひとつになりました。
1年を通じて頑張ってきた森高さん。その最終日に集まった皆さん。森高さんの涙にギターのマリアちゃんもキーボードの佑ちゃんも涙していました。そして、数多くの森高ファンの目にも涙が溢れました。私もそのひとりでした。簡単な言葉では言い表せないようなたくさんの想いが会場中に充満していたと思います。ある方がこう書いていました。「千里さんの愛情と森高ファンの愛情がぶつかった奇跡のライブだった」と。お互いに心を打ち、打たれあった極上の時間を過ごすことができました。心ゆくまで楽しめた公演でした。

「今日は出し切ったなあ」と思った瞬間、三本締めが始まりました。

皆様、良いお年をお迎えください。また来年も一緒に森高ライブを楽しみましょう!

 

森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/DDwvJA4zSO1/?hl=ja&img_index=1

 

 

<セットリスト>

01. オーバーヒート・ナイト
02. A君の悲劇
03. あるOLの青春~A子の場合~(森高コネクション)
MC
04.ジンジンジングルベル
MC
05.SNOW AGAIN
06.岬
07. ファイト!!
MC
08. だいて(ラスベガス・ヴァージョン)
09. 続・あるOLの青春 ~A子の場合~(森高コネクション)
10. のぞかないで
MC
11. 渡良瀬橋
12. 雨(ロック・ヴァージョン)
13. 若すぎた恋
14. テリヤキ・バーガー
MC
15. 気分爽快
16. 17才

17. 私がオバさんになっても
MC
18. 夜の煙突
19. GET SMILE(コンサート・アレンジ・ヴァージョン)

(アンコール)
20. 道
MC
21. この街

(ダブルアンコール)
22. 見て

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