2/23 AUBADE SYMPHONIC WAVE 2023レポート

【AUBADE SYMPHONIC WAVE 2023】

オーバード・ホールが贈る、一度きりの贅沢な響演

日本のポップス音楽シーンを牽引し続けているASKA、岩崎宏美、稲垣潤一、KAN、佐藤竹善、森高千里らのトップシンガーに、作曲家としても活躍するヴァイオリニスト川井郁子を加えた、7名の豪華アーティストが集結。
そして今世界的に注目を集める指揮者 栁澤寿男が、国内・欧州の名手が揃うオーケストラ・アンサンブル金沢を率い、華麗でダイナミックなオーケストラサウンドを奏でる。
この日、ここでしか実現しない、プレミアムシンフォニーをお見逃しなく。

●公演日時:2023年2月23日(木・祝) 開場 14:15 / 開演 15:00
●会  場:オーバード・ホール(富山市芸術文化ホール) 
北陸新幹線で一路富山へ!!
昨年の魚津公演の際に行って以来の富山でした。思ったほど寒くなく、過ごしやすかったです。今回は富山駅からすぐの場所にあるオーバード・ホールでの開催。アンサンブル金沢というオーケストラの演奏をバックに歌唱力抜群の歌手たちの競演。ヴァイオリニストの川井郁子さんも出演するという豪華さです。会場に着くとほんとに立派なホール。今回のようなコンサートでは歌う曲数は2,3曲の場合がほとんど。遠征費用がかなりな額になるので集まるファンはさほど多くはありません。
個人的にオーケストラバックで歌う森高さんを聴いてみたいという夢を持っていたので、今回その夢が遂に実現しました!!
岩崎宏美さん、佐藤竹善さんがそれぞれ2曲歌い終わった後、いよいよ森高さんの登場です!衣装は写真の通りです。ミニスカじゃない森高さんを生で見るのって珍しくないですか?イントロは「私がオバさんになっても」。自然と手拍子が沸き起こりました。軽快な曲調のせいか、最初は4拍連続でパンパンパンパンと打っていましたが、森高ファンに合わせてくれて、そのうちいつものように後拍子の拍手になっていきました。思い切り盛り上がりたいところですが、高く手を上げたり大きく腕を動かしたりするのは憚られるので、控えめな感じで振りをやっていました。森高さんもかなり緊張している様子。参加した森高ファンはZeppツアーの時と同様のスタイルの人が多かったので、黄色いパーカーや赤いTシャツが目に入っていたようで、森高さんから援軍たちにかなり目線が向けられていました。森高さんは歌っている間に徐々にリラックスしてきたのか“それなりに”振りをやっていました。曲の途中でステージの左右に行くわけではなく、ずっとセンターで歌っていました。
MCでは「フルオーケストラ」と言いたかったところで「フルコーラス」と言ってしまう痛恨のミス!!すぐさま「フルオーケストラ」と言い直していました。ただでさえアウェー感があるのに、オーケストラがバックなので相当な緊張だったのでしょうね。続く2曲目は「渡良瀬橋」でした。リコーダーは用意されず、間奏はアンサンブル金沢のオーボエやクラリネットなどの木管の方々が物凄くきれいな音で吹いてくださいました。どちらの曲もホワイトクイーンの演奏とは違った世界観でとってもゴージャス。聴けて良かったあ!
とにかく2曲だけなのであっという間に歌い終わって出番終了。
大トリだった稲垣潤一さんが歌い終わった後、出演者全員が出てきて客席は割れんばかりの大拍手。出演者の皆さんはお辞儀とお手振りで応えます。退場した後もさらにクラシックコンサート特有の連打の拍手でのアンコール催促で再度登場してお辞儀とお手振り。
この先、また森高さんがオーケストラをバックに歌う機会が訪れるのでしょうか?その時はまた足を運びたいと思います。
あ、そうそう。配布されたプログラムにはこのレポートのアイキャッチの写真と同じものが掲載されていました。曲名が載っているので開演前に開いた人は曲名が分かってしまい、しまった!という顔をしている人がいました。今後このようなコンサートに行ってセトリを知りたくない場合は、開演前にプログラムを見るのを控えましょう。

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