3/25 KT Zepp Yokohama公演レポート
【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
写真はギタリストの鈴木マリアちゃん(@Maria_Suzuki_)のツイートからお借りしました。レポートと併せて会場の雰囲気を味わってください。
まったくもって濃厚森高!!衝撃&驚愕のセトリでした。
晴れ女の森高さんはこの日も晴れにしてくれました。桜が咲く季節に超絶なセトリで客席は桜満開のような気分に浸りました。
ツアーでは森高さんの定番曲が数多くラインナップされており、せっかくうちの地元に来るんだから森高千里を見てみようという初心者の方にもやさしいセトリが組まれています。まだツアーが続く中、今回の横浜と羽田の2公演のスペシャルはツアー曲とはまったく異なる選曲で行われるライブとなります。
横に幅広い座席配置なので、前方でもサイド席だとかなりの角度だったのでは。一つおきの見やすさに慣れていたので、ぎっしり詰まった席だと見にくさを感じた方も多かったかも。なにしろ動けない…。
今回のスペシャルはセットも照明もツアーの物とは異なります。照明はとても綺麗でした!PAのスピーカーまで違ってた。ライブハウスなので音量高めで豊かな音を聴かせてくれました。
私の席は10列目くらいのドセン。真ん中過ぎて森高さんが見えないかもなあと諦めていたら、まあなんということでしょう!前の女性がその前の人の左側から見ているので、私は女性の右側から森高さんを見ていましたが、スコーンと道ができていて森高さんの全身が真正面に。同じく真正面で観た幕張でのサマソニを思い出しました。バンドメンバーも一切かぶらず全員の演奏がよく見えました。といいつつ、今回は森高さんばかり見ていたな。目を離すのが勿体なくて。
この日の衣装はインスタとFBに掲載されましたので“公開”済みです。ミニマント付きの黒い衣装でした。そのミニスカの短さったら!肩パッドがなんともかっこよさを増幅していました。森高千里インスタグラム
セトリは勢いのあるかっこいい曲の連続ではなかったのです。zeppというライブハウスなのにスタンディングではなく着席しておとなしく聴くしかないのです。隣と身体が触れ合ってしまうほどの狭いパイプ椅子。森高さんがMCで何度も口にしたように、声を出せず、やりとりもできず、勝手が違う状態での公演に合わせての“聴かせるセトリ”、“聴かせるアレンジ”。コロナ禍の今だからこそのセトリなのでありました。
最前列には久しぶりに三浦憲治カメラマンの姿が。古希を過ぎていらっしゃる三浦さん。パワフルな撮影姿は健在でした。公開された写真も三浦さんならではのカットばかりですね。
数十年ぶりに歌われた曲。とてもライブでは選ばれない曲たち。たくさんの“今回だけ”がありました。
「47 HARD NIGHTS」—-いきなりこの曲が来ていったいどうなっていくんだろうとワクワクが高まりました
「YOKOHAMA ONE NIGHT」—-せっかくの横浜公演なので、この曲を歌って欲しいなと期待していた方が多かったようです
「長男と田舎もん」~「忘れ物」—-このあたりは本当に懐かしかったなあ。アルバム曲やカップリング曲を生で聴けるなんて!!
「青い海」—-森高さんが書くストーリー物は心に染みますね。この曲が好きだと言う声がかなり多いです
「遠い昔」、「自転車通学」—-古株なら当然知っているわけですが、????だらけの人が結構いたかもですね
「ファイト!!」—-カヴァーVerですよ。ひたすらじっくり歌に聴き惚れました
「Tony Slavin」—-これもカヴァーVer。衣装から出ていた紐が右手首の飾りに引っかかってしまい引きちぎりました
「渡良瀬橋」—-いつもと少し歌い方が違っていました。う~ん、うまく説明できないのでもどかしい。リコーダーは完璧だった
「ザ・ミーハー」、「ALONE」—-今や森高さんと一緒に振りをやる人は少なくなってしまいましたね
「GET SMILE」—-ツアーでは「夜の煙突」を入れていますが、今回はこの曲が組まれていました。シングルのおとなしい方のアレンジ。あまり拳を突き上げる人はいなかったな。下手側に行ったときに腕を突き上げた際に肩パッドが外れて落下し転がりました。足に当たって気づいた森高さんは「落ちちゃった」と指をさすシーンがありました。
「LET ME GO」、「Memories」—-長年生で聴きたかった。現実のものとなって、感謝感激です。ありがとうございます!
「STEP BY STEP」—-少し歌詞が飛んじゃいました。とても緊張したとのこと。静かな曲を歌い上げるのは大変なんでしょうね
「私がオバさんになっても」—-この意外さ!!こういうことをするのが森高流なんです
最前列には久しぶりに三浦憲治カメラマンの姿が。古希を過ぎていらっしゃる三浦さん。パワフルな撮影姿は健在でした。公開された写真も三浦さんならではのカットばかりですね。
この箱。ステージがかなり高く作ってあって、ライブハウス特有の最前列とステージがとても近い設定。運良く最前列が当たった方は相当な角度で見上げることになったことでしょう。森高さん「近いですねえ」と言って、ものすごく前の席の方に寄って行ったシーンがありました。これは羨ましかったなあ。あきらっちょこと坂本さんのパワフルなドラムが「ザ・バスターズ・ブルース」やアンコールでの「私がオバさんになっても」で炸裂していました。バンドメンバー紹介ではマリアちゃんがおさるさん風のあの大きなハートを作ってから、ぱっと両手を開いてにっこり笑顔。キュートだったあああ!!!
アンコール催促のチ・サ・ト三連拍の手拍子はだんだん早くなっていってしまうことに。ゆっくりをキープしたいんだけどなあ。参加者の興奮度が高かったんでしょうかね。アンコールの衣装はシルバーとブラックでがらりと雰囲気が変わりました。上半身がシルバーで、スカートは黒でした。抑えめなデザインで左胸にシルバーの細長いプレートを着けていました。なんて書いてあったんだろう?友人によると前にも使用した「Mc C100」だったようです。
シングルの定番曲が少ない今回のセトリ。過去にも事あるごとにやってきた“一般置き去り”なので、長年森高千里を楽しんできたコアなファンは終わった後に物凄い余韻を感じていたようです。私も今レポートを書いていても余韻に包まれたままなのです。たぶん森高さん自身もそうだったんだろうな。最後にステージを後にするときに「余韻を楽しんでくださいね」的なこと言って去っていきました。
羽田公演では数曲を入れ替えるとのこと。果たして何が歌われるのでしょうか?
【セットリスト】
01) 47 HARD NIGHTS(テックバージョン)
02) YOKOHAMA ONE NIGHT
MC
03) 長男と田舎もん
04) 20才
05) 大冒険
06) 忘れ物
MC
07) 青い海
08) 遠い昔
09) 自転車通学
MC
10) ファイト!!(セルフカバーバージョン)
11) 渡良瀬橋
12) Tony Slavin(セルフカバーバージョン)
MC
13) ザ・バスターズ・ブルース
14) ザ・ミーハー
15) ALONE
MC・メンバー紹介
16) LET ME GO
17) GET SMILE
18) Memories
アンコール
19) STEP BY STEP
MC
20) 私がオバさんになっても