4/13(土)群馬・渋川公演レポート
【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
●2024年4月13日(土) 開場 15:45 / 開演 16:30 群馬県渋川市 渋川市民会館
写真はドラムの坂本 龍一さん@ryudrum_sのポストからお借りしました。
さて、数週間の間が空きましたが、皆さんいかがお過ごしだったでしょうか?
私は目黒川や千鳥ヶ淵などで花見をしたりしていましたが、ソメイヨシノは東京ではかなり葉桜になってきています。会館への道すがら名機関車のD51が展示されている公園に寄って束の間のお花見をしました。会館へは駅から徒歩20分。お花見をいれると30分以上かかりました。到着までずっと登り坂でした。それにしても暑い…。晴れ女の森高さんの機嫌が良くて能力を発揮しまくっているようです。
会場の渋川市民会館は耐震工事のために開催が中止になってしまった会館だそうです。すっかり忘れていました。ホール内の壁がとても綺麗な白い壁でちょっと他にはないような雰囲気。
客電が落とされる前から誰かが叩き始めた一発の手拍子から拍手が続き、メンバー登場、森高さんの登場、演奏開始まで4分ほどあったのではないでしょうか。4月11日に55歳の誕生日を迎えた森高さんを祝う雰囲気が満ちていてテンション高めなのが伝わってきました。
最初のMC。「昨年の高崎芸術劇場に来た人~?」という質問。あー、これには手を挙げられません。凄く寂しい気持ちになってしまった。あの日の明け方、自分で救急車を呼んで緊急入院したのでした。地元渋川の方がかなりいらっしゃってました。衣装については“勝負服”という言葉を使ったり、1990年の学園祭の衣装が元なのに“去年の”と言ってしまったり。
「ザ・ストレス」の早口言葉。始まってすぐに「えっ!?」ってなりました。なんか異常に早いぞ。で、ちょっと噛んでました。笑 今回の森高さん、気合乗りが凄いなあ。歌い終わってからエプロンを着けたまま、「その後の私」のイントロを踊り始め、歌い出してから気づいてはずすというハプニング。ってか、自分も気づいてなかった。テンション爆上がりだったので~。
次のMCで「お花見行きました?」「行ったー!」「行ってなーい!」森高さんはお花見自体はしてないそうです。会場入りする前、川沿いの桜を楽しんだとのこと。渋沢でのポイントを聞き出そうとする森高さん。幾つか声が飛びましたが、「皆さん行ったような、行ってないような。」伊香保温泉には「時間がなくて行けなかったんです…。なので、話はありません。」「ええええー!」と大歓声。その後だったか、「誕生日おめでとう!!」の大きな声。「何歳になったでしょうか?35歳でーす!!—–55歳です。」このあと、同じ55歳の人?というチェックが。「今同じ55歳ってことは今年56歳ってこと?ま、いいか。」といった話が続きました。
ここから今回いつもとは違う感じに。みなさん何歳くらいなのかなと言うような質問に「22歳!!」と大絶叫の女性。「誰と来たの?」「ひとり!!」「どうやって知ったの?」「親の影響!!」と物怖じせずに森高さんとやりとりする女性。凄いです。「なんの曲が好きなの?」「渡良瀬橋!!」まだまだ続く会話。客席からも大拍手が続きました。「今度はお父さん、お母さんも一緒に来てね。」こんなに長く会話できたの羨ましすぎ。他にも10代、20代の方があちこちに。それぞれとやり取りを交わし続ける森高さん。若い女性大歓迎なので、今後もどんどん増えて行って欲しいです。森高さんに興味を持ってこのレポートを読んでくださっているそこの若い女性も森高ライブに“一度遊びに来てよ”。森高ファンのオジさん、オバさんに“今度私森高ライブに連れて行ってくださいよ”と言うと、きっと連れて行ってくれると思います。それにしても客席とのやりとりがスムーズに。前にも書きましたが、ステージのスピーカー脇に立てられたマイクで客席の声を拾っています。後方席の声もしっかり拾えているようなので、森高さんとやりとり頑張ってください!
ご当地のあれこれ紹介。手打ち水沢うどん山源の水沢うどん、子持食品の生芋こんにゃく煮、うどん茶屋水沢万葉亭の上州名物あげうどん、勝月堂の湯乃花まんじゅう、プリン専門店クレヨン伊香保ファクトリーの伊香保プリン、かがやきいちご園のやよいひめなどが紹介されました。インスタにはこれだけでしたが、もつ煮も出てきました。あげうどんのやり取りでは種類が色々あるということでしたが、「地元の方は食べますか?」の質問に「食べなーい!」と若い女の声で爆笑&拍手喝采。さっきの22歳の女の子の声だったような。「でも、私は食べるよ。」と森高さん。今日は受けても外しても大盛り上がりです。お客さんのの雰囲気がとってもいい感じ。「果物の中では一番いちごが大好き。」という言葉も。これ私は初耳なんですが、どこかで言ってましたかね?
グッズ紹介。タオルは売り切れたそう。買えなかったのか不満げな男性の声に「売り切れた方がいいんじゃない?」“千里“タオルに「今度は“森高千里”っていうのどう?」的な発言も。最前列の男性からパンフレットを借りて「袋に入っているので」と中身が見せられない森高さん。袋から出して渡したほうがページを捲ってくれて長い時間持っててもらえるのにね。そういえば中野サンプラザで最前列だったことがあってここぞとばかりにパンフレット渡したら「袋に入ってるじゃん!」と結構きつい口調で言われて(汗)返されて、すぐ横にいた知り合いがすかさずに袋から出してあったパンフを渡したということがあったなあ。
ホワイトクイーンメンバー紹介で。ドラマーの坂本龍一君がなんと31歳の誕生日。若いっ!!パワフルなドラミングを聞かせてくれています。もうすっかりホワイトクイーンに馴染んでます。
「今日が誕生日の方いますか?何歳?」「53!!」と女性の声。森高さんより若いっ!
「皆さん、あと残り何曲になってと思いますか?」といつもと違うパターン。3曲という人もいましたが、20曲、30曲という声も出始め、「20曲歌いたいところですが、あと3曲になりましたあ!!」「えええええーーっ!!!」という流れで、なんだかイベントやってる風な森高さんの超ハイテンションなノリノリ具合。実に楽しそうでした。「3曲といいながらも…」とアンコールもダブルアンコールもあることを知っている人たちを煽る展開に。
あなたは人気者の振り付け指導があって、ノリノリの3曲に突入。
と、ここで書きたかったことを思い出しました。前述の通り耐震工事が行われリニューアルされたホール。森高さんが会場入りする時のファンへの対応が他には見られない対応だったとか、手描のイラスト入りのウエルカムボードを用意してくれていたりと、とっても好感が持てる会館の対応だったそう。ツアーを回っているとお土地柄を感じることが度々あります。開催に向けてたくさんの努力をしてくれている所での公演はまちがいなく盛り上がりも凄いです。気分良く楽しませんてくれた渋川の方々にも感謝!!
耐震設計でホールの音響がどう変わったのか変わっていないのかは比べようもありませんが、とってもいい聴こえ方を来ていました。ステージから距離がある席だったので、照明が綺麗で意識して見ていました。
前方の一番端だとスピーカーに遮られてベースの横山さんが見えなかったそう。地方では見切れる席は販売しなかった公演もありましたが、一部でも見えないというのは辛いですね。
こういうことができるだけ起きないように、バンドメンバーは中央寄りに固まっている配置なのか。
アンコールでのMC。「歌う度に元気になって気がします。これからもついてきてきださいね!!フェスにも出るんですよ。AKABAKIフェス来てくれる人!!少ないですね。茨城のLuckyフェスに来てくれる人!!」こちらは行きやすい人が多いようでARABAKIよりも手が挙がりました。「森高ファンが少ないと寂しいので来てくださいね!!」
「もう一汗かいて終わりたいと思います。」
ずっとお地蔵さん状態で動かなかったすぐ前の席にいた男性が、急に動き出して「この街」の振り付けに参加。このパターン結構経験してます。「この街」の振りはなぜかより多くの方がやりたくなる振りのようです。
森高さんのお誕生日お祝い感たっぷりで一体感抜群の渋川公演。「この街」や「コンサートの夜」を歌い終わったあとの声援がやたらに凄かったな。「ちさとー!!」などと叫ぶ声の数がとっても多かったです。大いに盛り上がって、最後の「コンサートの夜」まで素晴らしい雰囲気の中での開催となりました。やっぱり関東圏凄いね!!
まだ終わって欲しくないとアピールする客席に「お腹空いたでしょ?私も“お腹いっぱい”」と言い間違え「私もお腹すいちゃいました。また元気で会いましょうね!!」
お次は新潟の加茂での開催です。天気も引き続き良さそう。また盛り上がるのは必至かな。
森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/chisatomoritaka_official/?hl=ja
<セットリスト>
1. 東京ラッシュ
2. ザ・ミーハー
3. 非実力派宣言
MC
4. SO BLUE
5. ザ・ストレス
6. その後の私
7. しりたがり
8. オーバーヒート・ナイト
MC
9. ララ サンシャイン
10. 二人は恋人
11. ファイト!(スローヴァージョン)
12. テリヤキ・バーガー
MC
13. 渡良瀬橋
14. 雨(アルバム・ヴァージョン)
15. 17才
16. 私がオバさんになっても
MC
17. あなたは人気者
18. 夜の煙突
19. 雨のち晴れ
(アンコール)
20. 気分爽快
21. NEW SEASON
MC
22. この街
(ダブルアンコール)
23. コンサートの夜