4/17 和歌山公演レポート
【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
写真はギタリストの鈴木マリアちゃん(@Maria_Suzuki_)のツイートからお借りしました。レポートと併せて会場の雰囲気を味わってください。
少し京都を味わいたいなと思い、宿泊したホテルに近い東本願寺と清水寺に行って、京都駅近くの地下街でおいしいハンバーグを食べてから和歌山に移動しました。和歌山駅に着くと知り合いが2名とばったり。そのうちの一人はROCK ALVEの和歌山公演に参加したとのこと。どうもこの時はお客さんのノリがすこぶる悪く、森高さんもご不満で機嫌が悪かったそう。今では言わなくなりましたが、昔は“ノリ”という言葉を良く口にしていましたよね。最近では「盛り上がってますか」とか「楽しんでますか」という質問が多く、森高さんから見てノリが良いとか悪いとかの感想はなくなっていますね。「最初は表情が怖いくらい硬かったけど、だんだん笑顔になってますね」というようなことは数多く言ってますね。駅を出てすぐ見える所にあったそのホール、今は使われていないみたいです。果たして、今回の和歌山公演はどんな風になるのか、ちょっとワクワクしていました。
今回は和歌山県民文化会館での開催です。道を隔てて和歌山県庁がありました。近くには和歌山城があります。前方5列目あたりまではデジジュリ勢が占めていて、それ以降は地元の方々が多かったようです。1階後方に“自由席”スペースが設けられていました。空き席がコロナ感染を気にする方の自由席に使われるなんて悲しい状態。椅子の背もたれに紙が貼られていましたが、ステージから見た時に気にならないものなんですかね?それにしても、大阪から特急で1時間なのに意外とお客さんが集まらないものなんですね。京都公演はいっぱい埋っていたのにね。今回、2階席は使用せずでした。そんな状況でしたが、座席の埋まり具合に関係なく、遠路はるばるなガチのファンたちはいつものように盛り上がります。どこの公演であっても変わりなし!!
三重公演や愛知公演は10列目あたりだったし、前日の城陽公演ではかなりブラインドされてストレスを感じたのと違って、この日は視界を遮られることはありませんでした。これは別世界!自ずとテンションも上がります。森高さんもご機嫌だった京都公演の気分が続いているのか、笑顔笑顔で楽しそう。仲間と話していて出てきたんですが、街歩きを再開してあちこちに足を運ぶようになって、開放的になっているというか、やはり気分がいいんだろうなと。もちろんライブ自体が楽しいということに間違いありませんが。
「SWEET CANDY」の際に左のイヤモニが外れてしまい付けるのに苦労。かなり長い間、付けることができませんでした。耳型を取ってのカスタムだと思うんですが、カスタム故に歌いながらだとはめにくいんですかね。なかなかうまくいかなくて、ちょっと表情が曇ったり、苦笑いしたり。
今日は衣装を着たファンは皆無でしたが、小さい女の子が2名、森高さんの目に止まりました。子供は大好きですからね。当然声を掛けました。一人はピンクのドレスを着ていました。お手振りも、ずばりその子たちに向けてやっていました。羨ましいなあ。
「雨」なんですけど、これは自分の席や気持ちなどによって感じ方が違うんですが、今回はとても森高さんの集中力が高くて、ゾーンに入ってますという感じがして、自分もどっぷりと「雨」の世界に浸ってしまい感涙。マリアちゃんのギターソロも素晴らしかったです。下手側の席だとギターアンプの音がよく聴こえてくるので厚みがあるギターの音がします。「渡良瀬橋」も凄く出来が良くてリコーダーも完璧でした。そうそう、この日の森高さんにはとても完璧感を感じました。「ザ・ストレス」の早口言葉のかえるぴょこぴょこもキレよくこなしましたよ。自分としてはステージ間近の席から見える森高さんやバンドメンバーの姿がとてもはっきりと見えていたことや、ステージの一番前に両サイドにかけて小さなスピーカーが幾つかあるんですが、そのうちの自分のすぐ近くにあるスピーカーの音がとても聴きやすくて没入感が高かったのも気分が高揚する要因になっていたと思います。なんか「今日はファイナルなの?」って思うような気持ちになってみたり。とにかく森高さんは楽しさの絶頂というような表情で歌い続けていました。ふと思い出しましたが、何曲かに歌い終わりの際に口を閉じてぷくっと頬を膨らませていました。あまり記憶がないですが、今までもやっていましたかね?
「二人は恋人」の前にマリアちゃんからあきらっちょに渡っていたタンバリンが「渡良瀬橋」の前に、今度はあきらっちょからマリアちゃんに渡されます。マリアちゃんが受け取るために数歩あきらっちょに近づき受け取りました。と、その直後、「これもどう?」っていう感じであきらっちょがすっとドラムスティックをマリアちゃんに差し出しました。「いやいや、それはいらなーい」とさらりと受け流すマリアちゃん。あきらっちょの細かいボケには今後も注目です!(笑)いろんな小芝居もありだと思います。やっちまいなって思います。
それにしてもスティックを差し出したタイミングが素早く自然で、まさにドラマーとしての動きだったなと妙に感心してしまいました。さて、そのマリアちゃん、以前は控えめすぎるのではないかと思うほど、遠慮がちで地味な動きでしたが、今ではギターを弾きながら存分に身体を動かしまくって踊ってます。(^^) もしかしたら、森高さんの振り付けも覚えちゃってるんじゃないでしょうか。MCでは大きなハートを作ってみせた直後に両手で指ハート。こんな連続技もできるようになったのか!!成長してますな。(爆)マリアちゃんのツイートには「昨日の和歌山楽しかったです! 本番前に行けた和歌山城の立派な石垣に感動したり、緑いっぱいの敷地中を歩いて楠の大樹に癒されたりしました。ウォーミングアップのお陰でライブでも沢山身体を動かせましたよー! 運動して良い汗かくのは気持ちが良いですね」と書かれており、森高さん同様、街歩きをするとステージにも良い効果があるようです。今後も街歩きも楽しめるといいですね。
紹介されたあれこれは次の通り——
和歌山マリーナシティ、黒潮市場、オカザキ紀芳庵の和歌山みかんポテトチップス、山崎梅栄堂のじゃばらポテトチップス、梅塩ポテトチップ、早和果樹園の飲むみかん、おふくろスムージー、熊野鼓動のじゃばらポン酢、福豊梅の梅肉ごま、JAわかやまの生姜丸しぼりジンジャーエール、濱辰商店のパンダかまぼこ、総本家駿河屋の和歌浦せんべい、アルトロシエスタのチーズケーキ、友ケ島海苔本舗の友ヶ島海苔、宝梅の宝梅テトラ10粒プチBOX、カフェモコのしょうがうめ、勝僖梅の梅干し、総本家めはりやのめはり寿司、和歌山中華そば正善の和歌山ラーメン、井出商店の和歌山ラーメン、アロチ本家 丸高の早すし
終演後にめはりやで食事して、めはり寿司も食べました。おいしかったので持ち帰りも頼んで翌朝の朝食にしました。
恒例の「あと3曲になってしまいましたー!」というMCがあり、いよいよスタンディングに突入です。すると私のすぐ横にピンクのドレスの女の子が。スタンディングになって後ろじゃ見えないもんなあ。そして「あなたは人気者」に突入。振りがわからないと私の方を見てすぐに合わせてきます。度々のアイコンタクト。一所懸命、楽しそうに振りをやってました。歌い終わって森高さんがお辞儀すると自分も深々とお辞儀。なんなの、かわいい!!だんだん二人でコンビを組んでるような気分になってしまいました。森高さんもかわいい姿の女の子に手を振ってあげてました。そんな状態だったので、私自身もオジさんパワーテンションMAXでした!!公演後にインスタで公開されましたが、森高さんのアンコールの衣装がとってもキュートでした。京都公演ではスタンディングになってからは視界不良だったので、衣装が新しくなっていたことに気づいていませんでした。ネット記事では“宇宙的”と書かれていましたが、たしかに宇宙的。そういう宇宙的なデザインの衣装は過去にも度々ありましたね。どういうコンセプトなんでしょうかね?どうしてそういうデザインにしているのか是非聞いてみたいです。
トータルとしてとても満足度の高かった2日間でした。コロナ禍の中、それでも少しずつ良い方向で変化していっていると思います。果たしてファイナルの宮崎ではどんなことになるんでしょうかね。まだまだツアーは続きます。佐賀、長崎もまた楽しいライブになりますように。
森高千里インスタグラム https://www.instagram.com/p/CccvIIQJh3E/
【セットリスト】
1.素敵な誕生日★
MC
2.夏の日
3.夏の海
4. 海まで5分
MC
5.SWEET CANDY
6.勉強の歌
7. ララ サンシャイン
MC
8.二人は恋人★
9.ザルで水くむ恋心★
MC
10.雨
11.ザ・ストレス
12.17才
MC バンドメンバー紹介
13.渡良瀬橋
14.気分爽快
15.私がオバさんになっても
MC
16.あなたは人気者
17.夜の煙突
18.この街
<アンコール>
19.私の夏
MC
20.コンサートの夜
※★は森高さん自身がドラムを叩きながらの歌唱