めざましクラシックス サマースペシャル レポート
めざましクラシックス サマースペシャル レポート
2019年7月27日(土) 18:00開場 18:30開演 サントリーホール
サントリーホールはクラシックコンサートで何度も行っているのですが、まさか森高さんがそのステージに立って歌うとは!!!
それも“森高千里に似ている”と言われていた高嶋ちさ子さんとの共演です。高嶋さんは毒舌キャラでお馴染み。面白くないわけがなーい。(^^)
1部、2部に別れた構成で1部では軽部さんが大太鼓を叩いたり歌を披露するシーンもありつつ、何と言っても高嶋ちさ子さんとのMCの掛け合いが絶妙。毒舌のちさ子節に決して引くことなく転がしまくる軽部さんのトークスキルは軽妙洒脱。堅苦しくないカジュアルなクラシックの演奏とトークが半々くらいの感じで進行していきました。
途中の休憩を挟んで、いよいよ森高さんの登場です。
白と黒のシンプルな衣装でした。と言っても、ブラウスの前面にはかなりのキラキラな飾り。ミニスカートにはランダムなモザイク状のキラキラが。正面から見ると照明を受けて輝いていたのでしょうか。テレビやライブでも白と黒のデザインが多いですね。クラシックのイベントなのでドレス姿を見せてくれるかもと期待していましたが、いたって“いつもの森高千里”というスタイルでした。ヘアスタイルは外ハネ。ライブではあまりやらないけど、テレビやイベントでは外ハネにすることが結構多い気が。
座席は出演が発表されてから慌てて押さえたので、出演者を後方から眺める席でした。なので森高さんが歌っているときはまるで表情は見えず。かなり残念ではありましたが、後ろ姿を見続けるのは滅多にないことなので、それも良しかと。森高さんのすぐ前にはいつものようにプロンプターが用意され、歌詞が表示されていました。最初と最後に“Chisato Moritaka”と表示され、曲終わりに“END”と表示しているんですね。さすがに曲が終わるのはわかると思うんだけど。
まずは高嶋さん、軽部さんとのトーク。似ていると言われていた事もあるけど、性格は真逆だという話で会場は爆笑。そもそもフジテレビのディレクターが「森高千里に似てるヴァイオリニストがいる」というのを番組で取り上げたことがきっかけでフジテレビとの繋がりができたそうで、この出会いがなければ今回のイベントも無かったとのことでした。森高さんと高嶋さんは同い年だそう。高嶋さんは森高さんの変わらぬ美貌に「50代の女性をすべて敵に回してますよね」と辛辣な言葉も。「そんなことないですよ~」とかわす森高さんでしたが、バチバチやったらどんなだったでしょうね。トークバトルになっていたら“Yahoo!トップニュース”になっていたかも。(爆)
森高ファン的には“真逆ってわけでもないよなあ”と思いますよねえ。今回の森高さんは“いつものテレビでの森高千里”と同じって感じでしたが、森高ファンが知る森高千里は“穏やかでやさしい”というイメージとは結構違うところがありますから。(笑)
凄まじく毒舌を吐きまくる高嶋さんとガンガンやりまくるトークもいつかは繰り広げてもらいたいと思います。きっと面白い。絶対行きたい。
このイベントはクラシックと言ってもヴァイオリン、チェロ、コントラバス、ピアノという感じで、金管・木管などはなし。綺麗綺麗な雰囲気でまとめられていました。
ストリングスの美しい音色の演奏に合わせて、「私の夏」「雨」「私がオバさんになっても」の3曲を披露。ボーカルにはPAを使っていたので、そのスピーカーの背中側にいる自分たちにとってはかなり辛い状況。正面側の席で聴いたらどんな風に聴こえたのでしょうね。森高さんは緊張しているせいで高音に伸びを欠きましたが、歌詞を間違えることなくきっちりと3曲を歌い上げました。2,000人の大拍手はとても気持ちよかったです。歌った森高さんにとっても、普段とは違う拍手の音に聞こえたのではないでしょうか。
イベントの最後に再び挨拶で登場。最後に退場する際には、大拍手に混じる客席からの声援に、ニコニコの笑顔で手を振って応えていました。
この先、サントリーホールで再び歌う日が来るのでしょうか。とっても貴重な時間を過ごすことができました。
【セットリスト】「私の夏」「雨」「私がおばさんになっても」
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