【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
35周年Anniversary 森高千里2023ライブvol.1 「ロックはダメなのストレートよ」
Zepp Nagoya公演
札幌のZepp Sapporoを皮切りに毎週のように開催されているZeppツアー。あっという間に一週間が経って行くのでとても充実した感じがしています。参加していくためにはまずは健康でなくっちゃね。今回は名古屋駅から10分ほどの所にあるZepp Nagoyaでの開催です。久しぶりに駅から会場までの途中にあるナナちゃん人形ともご対面。会場に着くと顔見知りの方々の顔があちこちに。FacebookやTwitterで知り合った人たちがグループを作っていってるので、以前より遥かに人のかたまりが増えましたね。仲間が増えると楽しいですよね。
今回、成り行きで先頭での入場でした。Zeppは待機スペースがないので、周囲にいるとやたらに留まらないようにと言われます。少し早めに入場列を作るスペースに移動したら先頭になってしまいました。前回の羽田のキャパと比べると名古屋は少しこぢんまりした感じ。会場に流れている全国の県名がちょこちょこ入ってきて、「みんな集まれパッと騒ごう」の聞き覚えのあるフレーズ。どうも曲名を思い出せなかったのですが「おしゃれ風」ですね。1997年リリースの「PEACHBERRY」に入っていた曲。会場で流れているのが当時レコーディングされたものの一つなのかは不明です。
開演時間となり、ステージ袖から森高さんが飛び出して来ました。なんかぴょんぴょんと跳ねるような感じでセンターに向かったのでびっくり。テンション高っ!!歴代最高レベルに超ご機嫌だったという感想があった程のライブがスタートしました。
最初のMCでは羽田同様に喋り声程度の声出しならやってもいいとのアナウンス。それに応えて控えめな声出しをする客席の森高ファンのみなさん。公演中、どんどん声の数が増えていき、後半は少し暴走ぎみの方も。森高さんが耳に手を当てたり、何度も「みなさんの声が聞きたかった」とか「いつかまた元のようなライブに戻ればなあと思っていて」と連発するので、後半盛り上がって来てからはつい興奮してしまって声量大きめになってしまったお客さんもちょこちょこいたようです。まだ叫んではいけませんよ。
エポックメイキングな出来事がありました。グッズ紹介でパーカーやタオルなどを紹介した後、客席から声があったのか、持っていたグッズをアピールしたのか、「あ、ポーチもありましたね」と紹介することになってサプライズ勃発!!最前列にいた方が掲げたポーチに反応し「触ってもいいのかな?」と新型コロナ感染対策上大丈夫かなと気にしながらステージのギリギリ前まで歩み出て、その方からポーチを受け取っての紹介に。「自分も使ってます。でも、いまいち売れてないです。(苦笑)」客席からは笑い声が湧きました。
「少しずつでも、以前のようなライブになっていくといいですね。」—–今年1年はそんな年になるのでしょう。
とにかくノリノリで楽しげな森高さん。Zeppツアーは回数が少ないですが、回を追うごとに出来栄えが良くなっています。「復帰した頃は出ていなかった声も出るようになったし。今は自分でも凄く歌えていると思うんですよ」と森高さん本人も実感している歌声は本当にいいコンディションで歌いにくそうだった高音も綺麗に出るようになりました。練習、レッスンなどの話は滅多にしない森高さんですが、一体どんな努力をしているんでしょうね?
今回はステージ上手側のスピーカーが近かったので、はるか昔、日清パワーステーションでプリプリと競演したときに耳を壊されたのを思い出してビビってましたが、大音量にも関わらずいい音で鳴ってくれていました。ただアンコールの「雨」ではマリアちゃんのギターの音が良く聴こえなくて残念でした。他の席では聴こえ方が違うんだろうなあと思いました。そのマリアちゃんはホワイトクイーンメンバー紹介で“大きなハート”ポーズ。客席から「マリアちゃ~ん!」の声も掛かって超ご機嫌のようでした。
自分より前にいる人たちや森高さんに隠されてメンバーの一部が見えないことがかなりありますが、今回は全員が見えている状態でした。あきらっちょのパワフルなドラミングが絵になるなあ。
羽田では前方から座っていって着席で聴いた「雨」ですが、今回は座る人はいなくて総立ちで聴きました。毎公演ごとに違うことがあるのもライブの良さですね。途中のマリアちゃんのギターソロがちょっと危ういところがありました。
今回のツアーのセトリ。みんなで踊れる曲が満載じゃないですか。Zeppというライブハウスでの開催なので、目一杯楽しめる組み方になっていると思います。森高流ストレートはやっぱり楽しいですね!「あなたは人気者」を座ってやることに森高さんも少し気になっているようで「また立ってやる日も来るかと」みたいなことを口にしていました。
「あるOLの青春~A子の場合~」の間奏でステージ袖にいる畠中さんが前後に手を振り始めました。いつからやってるんでしょう。今回からなのかな。よくロックのライブでやってるやつ。間奏のフレーズの最後の3拍の所。わかりますかね?上手側の人たちは畠中さんが見えると思います。もちろん畠中さんに合わせなくちゃいけないというルールはありません。
Zeppツアーがあっという間に残り2公演となり、続く3月のCOTTON CLUBについては、「当ったら是非来てくださいね!」とのこと。キャパが少ないCOTTON CLUBなので大激戦となりそうですよね。匂わせ&思わせぶりな話としては、COTTON CLUBに続いて「春以降にツアーというわけではないけどライブをやっていきたい」というようなことを口にしました。大都市圏でのホール公演ですかね?公演が進むにつれ、ライブ開催が実施されることについてほんの少しずつ内容の濃さが増してきています。Zeppツアー中の発表なのか、それともCOTTON CLUBでの発表になるのか。いずれにしても今年の森高さんはとっても意欲的です。
今回の公演はとにかく森高さんがノリノリで弾けていたのが特筆すべき点です。まるで迷いもなく緊張もせず清々しく爽やかに躍動していました。声援が羽田のときより増えて、より気持ちが昂ぶったのだと思います。そんな森高さんに応えて思い切り楽しんでいた森高ファンも凄かったと思います。気持ちの表れか超久しぶりの三本締めもありました。
次はZepp Namba公演。大阪でのノリはどうなるでしょうか?参加される方は思い切り楽しみましょう。
森高千里インスタグラム https://www.instagram.com/p/CoM0aBCp0Ua/
【セットリスト】
1.臭いものにはフタをしろ!!(「ロックはダメなのストレートよ」バージョン)
2.手をたたこう
MC
3.若さの秘訣(「I saw her バージョン」)
4.頭が痛い
5.彼の人生
MC
6.SNOW AGAIN
7.電話
8.47 HARD NIGHTS
MC
9.渡良瀬橋
10.ミラクルライト
11.あなたは人気者
MC
12.ザ・バスターズ・ブルース
13.17才
14.気分爽快
MC
15.ROCK ALIVE
16.ハエ男
17.バナナチップス
MC
18.今度私どこか連れて行ってくださいよ
19.あるOLの青春~A子の場合~(森高コネクション)
20.私がオバさんになっても
<アンコール>
MC
21.雨(ロック・ヴァージョン)
MC
22.この街
<ダブルアンコール>
23.Memories