今回の会場は札幌文化芸術劇場 hitaru。2022年5月13日に「この街ツアー」で使ったカナモトホールの裏側にあります。
この日は概ね曇りでしたが、一時的に小雪がちらついたり、少し強めに降ったりしていました。ホールに着くと暖房があっつーい!!しっかり着込んでいたので余計に暑さを感じました。
座席は4階まであって芸術劇場という名称にふさわしい造りでした。
ステージ上には特に目立ったセットがありませんでしたが、12月なのでクリスマスツリーが置かれていました。
今回も森高さん出演部分をレポートします。
ヤイコこと矢井田瞳さんの変わらぬ歌声のあと、いよいよ森高さんの登場です!
衣装は黒と銀ベースの色合いでウエストあたりが細くデザインされたものでした。靴は黒のロングブーツ。森高ライブと比べると印象としては控えめ。
今回も9月に行われた横浜合同音楽祭と同じように演奏はすべてスタレビが担当。「こういうライブでは出演者ごとに入れ替わるに時間が掛かるから、全部演奏はスタレビが弾くよ」と根本要さんが冒頭のMCで話していました。なので聴き慣れたホワイトクイーンメンバーとは違ったサウンドに聴こえます。1曲めは「一度遊びに来てよ」でした。その後、根本さんが「次の曲は皆さんお待ちかねの曲かもね。なんだろうね?わかっちゃうかな。」みたいな話をしている間に森高さんがリコーダーを手にしてスタンバイ。「渡良瀬橋」が披露されました。横浜での感想同様、スタレビの演奏がホワイトクイーンより力強いので森高さんは今回も情緒的というよりは芯のあるしっかりとした歌い方でした。横浜と同様ならこのあとは「雨」だよなと思っていたら、3曲目は「二人は恋人」でした。なんでこの曲を選んだんでしょうかね?「渡良瀬橋」しか知らないお客さんが多かったと思います。
MCではこれもまた横浜と同じで、事務所が一緒だったことがあるという話、パシフィックヘブンクラブバンドのライブをやったことがあって、大阪公演で森高さんがご懐妊の影響で体調不良になって欠席し、ステージで土下座したり、男だけで「私がオバさんになっても」を歌ったことなどが紹介されました。この日の森高さんはとてもリラックスしていて、MCでのとても楽しそうに滑らかにやりとりしていました。
全員でのアカペラで「SWEET MEMORIES」が歌われたのですが、この貴重なコラボを2度も聴けるとは思っていなかったのでうれしかったです。森高さんの歌割りは横浜とまったく一緒でした。
全員での「私がオバさんになっても」「愛の歌」は会場に一体感が生まれてとても楽しかったです。
全員曲では森高さんの立ち位置が下手側。上手側に座っていた私からは遠いのが残念でした。他の歌手の人達はサイドまで来てくれたのに森高さんはそういうシーンがないのは配慮不足かと。参加者の年齢層とサイドの席にもサービスできる「17才」とかの方が良かったかもですね。
今年森高さんを生で観れるのは今回が最後。森高ファンにとっては森高さんがライブツアーで頑張ってくれて、ラジオやテレビなどでたくさん活躍してくれた素晴らしい1年だったと思います。また来年も皆さんと一緒に森高さんを楽しんでいけますように!
※写真は矢井田瞳さんのツイッターより
【セットリスト】
スターダスト☆レビュー
・ white christmas アカペラ
・ NO! NO! Lucky Lady
・ 本日のスープ
・ 木蘭の涙
矢井田瞳
・ STARTLiNE(矢井田瞳+スタレビ)
・ 地平線と君と僕
・ 駒沢公園
森高千里
・ 一度遊びに来てよ(森高千里+スタレビ)
・ 渡良瀬橋
・ 二人は恋人
全員でアカペラ
・SWEET MEMORIES
ASKA
・ 帰宅(弾き語りで)
・ はじまりはいつも雨(ASKA+スタレビ)
ASKAのMCの流れで即興作曲コーナー
・ 太陽と埃の中で
スターダスト☆レビュー
・ 夢伝説
・ my sweet darlin(スタレビ+矢井田瞳)
・ 晴天を誉めるなら夕暮れを待て(ASKA+スタレビ+矢井田瞳)
全員(スタレビ、ASKA、森高千里、矢井田瞳)で
・ 私がオバさんになっても
・ 愛の歌
アンコール
・ YAH YAH YAH
・ 今夜だけきっと