4/23 祝・日比谷野音100周年『オールナイトニッポン MUSIC10』 Sunset Party レポート

日比谷野音（日比谷野外音楽堂）で行われた祝・日比谷野音100周年『オールナイトニッポン MUSIC10』 Sunset Partyに行ってきました。4月に入り、かなり気温が高い日がありましたが、この日は日差しでは暑ささえ感じるものの、日陰は相当涼しかったです。地下鉄日比谷線の日比谷駅に着き車両から降りると後ろから名前を呼ばれました。仲間が同じ車両に乗り合わせていました。全国から日比谷に集結しているのを実感しました。

開場1時間ほど前に野音に着くと、まださほど知り合いの顔は見当たりませんでした。その後、ぞろぞろと顔見知りが集まってきて、他にも会場でお見かけする顔が続々と集結。なんとなく入場列の前の方に並んでしまったので、入場順は10人目くらいだったと思います。野音はステージからA、B、Cのブロックに分かれていますが、なんとAブロックの5列が当たったので前方に向かいました。で、5列目の席に座ったのですが、間違えてました。1列目がなくて2列目からの配置なのでした。その上、最前の2列目は未使用なので、実質3列目でした。超ラッキー！！このブロックの最前には顔見知りの方々が陣取っていました。知ってる皆さんがいるのはなんか心強い。

森高ファンは防寒対策もあってZeppツアーのゴールドパーカー（商品名はゴールドですが、どう見ても黄色。山吹色といった色合いです）を着ている人が多かったです。なので、森高ファンがどこにいるのかわかりやすかったです。

今回の出演者は森山良子、鈴木杏樹、名取裕子、森高千里、岸谷香、渡辺満里奈のオールナイトニッポンMUSIC10パーソナリティーの面々。大御所歌手から大女優まで錚々たる顔ぶれです。

オープニングはMC役の鈴木杏樹さんが出演者を呼び込み。1番身長が高いのは名取裕子さん。渡辺満里奈ちゃんは森高さんと同じくらいなのかと思っていたら、意外と背が高いんですね。

みなさんパーソナリティーをやっているだけあって、喋りがうまくて楽しかったです。野音の思い出を一人ずつ聞いていきました。森高さんは何度か野音のステージに立ったこと、デビュー翌年にマントを付けて歌ったことを紹介。“変なマント”と言ってましたが、その後も度々マントを衣装に使っていたので、その先駆けとなったシーンでした。映像では観たことがありますが、野音に出て頃はまだ森高ファンではなかったので、後で知ってその場にいたかったなあと思った次第。「お客さんの顔がよく見えるんです」と言っていましたが、前方席から振り返ると気持ち悪いくらいよく顔が分かりました。

番組主催のイベントなので、鈴木杏樹さんから「MUSIC１０は聴いたくださっていると思うんですけど、聴いたことがない人いますか？」という至極当然の質問がありました。結構手が上がって、その中の一人に「どうやってこのイベントを知ったんですか？」と聞くと「森高さんのファンクラブで」という答え。いやー、聴いてないファンも結構いるみたいですよ。Love music観てない人も。ライブでの森高さんがメインなんでしょうね。

出演者の中で歌手は森高さん、香ちゃん、満里奈ちゃん、森山さんの４名。どんな順番で歌うのかな。

トップバッターは岸谷香ちゃんでした。現在、香ちゃんはUnlock the girlsというガールズバンドを組んで活動しています。香ちゃんがボーカル、ギター、他のメンバーはYuko（ギター）、HALNA（ベース）、Yuumi（ドラムス）となっています。なのでバックバンドではなく、４人でのバンドです。

香ちゃんはMCで「プリンセス・プリンセスを解散したのにまたガールズバンドかと思われるでしょうけど、ガールズバンドが好きなんです」と言っていました。

香ちゃん率いるUnlock the girlsの登場でファンの方々が立ち上がりました。ってことは、森高ファンもスタンディングでいいよね？開演前に立つかどうかちょっと話しをしていたのですが、これで森高さんの時に立つのは決定だなと思いました。Unlock the girlsは５曲歌ってくれました。今日は2,3曲かなと思っていたのに、なんと5曲！森高さんも5曲もやってくれるのか！！

このあと、鈴木杏樹、名取裕子、森山良子の3名でのトークがあり。いよいよ森高さんの登場です！！

１曲目は「臭いものにはフタをしろ」。森高ファンが立ち上がると、会場全体がスタンディングに。年齢層高めのイベントなので座っている方ももちろんいらっしゃいましたが、ここは盛り上がらないとね。森高ファンはいつものとおりにやるのが大好きなので、いつもの通りにモンキーダンスをやったりでノリノリに。普段の森高ライブでは使えないペンライトを持参したので、Tシャツのピンクに合わせてピンクで振りました。

2曲目は「17才」。「臭いものにはフタをしろ」は知らない方々も、年齢層からして南沙織さん＆森高さんで“よく知っている曲”だと思います。♪好きなんだものを野外で絶叫するの楽しかった！

3曲目は「私がオバさんになっても」。今日の森高さん、とってもご機嫌で、いつもの森高ライブとまったく同様のテンション、動き、表情。とってもノリノリでした。MCで「外で歌うのは気持ちいいですね」と言っていましたが、本当に気持ちいい。

4曲目は「気分爽快」。「次の曲は簡単な振りがあるので皆さんもやってみてください。ライブでは右からということになっていますけど、左でも右でもどっちでもいいです。」と言い出して、思わず「右から～！！」と森高さんに聞こえる程度の声を出してみました。最前の方々も右からアピール。「あと2曲になってしまいました」と言ったので、森高ファンは一斉に「えーーーっ！！」と叫びました。「いつも私のコンサートでやっているので」と笑いながら話す森高さん。ファンと共に森高ライブの楽しさを見せたかったんでしょうね。見える範囲ではみなさん右からやってくれていたように思います。正直って森高さんに集中していて、後ろの様子があまり記憶にはありません。度々歌詞を間違えてやらずに終わる♪この野郎の肘鉄ですが、今回はちゃんと間違えずに歌ってやりました！！

5曲目は「この街」。少ない曲数の中では定番曲と盛り上がり曲を味わえて、相当な満足度です。この曲も基本的な振り付けは簡単なので、初めての方も一緒に楽しんでくれました。途中のセリフは「松本楼のカレーはここしか食べれんけんね」。まだ松本楼で食べたことがないんですよ。行きたいと思いつつ、なかなか踏み切れていないのです。

あーーー楽しかった！！！もう終わりかあ。

と、思ったのですが「さっきあと2曲だと言いましたが、本当はあと3曲でした！！」と森高さん。なんと香ちゃんが登場してのコラボ。ステージにキーボードが置かれていたのに誰も弾いていないので、まあそういうことなんだろうとは思っていましたけどね。

そして、6曲目は「雨」。みんな着席で聴きました。香ちゃんの優しいキーボードの演奏。途中からは森高さんに合わせて香ちゃんのハモリ。ああ、なんていう至福なんでしょう。森高さんは香ちゃんの方に目を向けたりして、いままでにない雰囲気で歌っていました。歌い終わってから、森高さんと香ちゃんがハイタッチ。これ映像残らないんですか？？？？残しておきたいシーンでした。

このあと、鈴木杏樹さんと渡辺満里奈ちゃんでの「セーラー服を脱がさないで」が披露されたり、名取裕子さんの手品が披露されたりで盛り上がり、トリは大御所の森山良子さんのライブでした。さすがの歌唱力とトーク力でした。息子の森山直太朗さんにもちゃんと血が受け継がれているんだんと感じられるお母様のパフォーマンスでした。

最後の出演者全員と会場全体で「上を向いて歩こう」。私も大きな声で歌っていました。マジで気分爽快だった。

そして、記念撮影が行われました。