【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
●2024年5月19日(日) 開場 15:45 / 開演 16:30 山梨県韮崎市 東京エレクトロン韮崎文化ホール
写真はドラムの坂本 龍一さん@ryudrum_s、キーボードの山上佑さん@yuu_yamagamiのポストからお借りしました。
前日の沼津公演から一度帰宅。日帰り2daysでの参加です。上野駅から出発というケースが多かったですが、今回は新宿駅から特急あずさで韮崎に向かいました。あずさと言えば狩人の名曲「あずさ2号」。刷り込まれ過ぎていて、ずっと頭の中で歌がぐるぐるしていました。駅に着いて知り合い2名と合流し、タクシー待ちをしていた方に声を掛けて4名での同乗。タクシー乗り場には1台も待っているタクシーがいなかったので、すぐに来た1台に一緒に乗せていただきました。
到着してまずは生写真を購入。毎回、販売列は14時を過ぎると落ち着いてきて短くなります。ほんの少し待って買えました。遅めの現場入りだったので、話をしているとファンの皆さんが入場待機列を作り始めていました。すかさずに列に加わりました。
開場して中に入ってみると、2階席の左右が1階まで伸びている構造。このパターンも結構ありますね。2階席のセンターブロック最前列の前には通路がありました。絶対に袖の席の方が見やすいな。今回はG列。前方ブロックは傾斜がほとんどなくてF列はその最後方。F列とG列の間に広めの通路があります。そしてF列は通路から少し段になっていて高くなっています。なので、ステージの見え方は抜群でした。前にスペースがあるのでとても余裕がある好位置でした。前日に続いて横一線にTシャツを着た方々が並んでいました。前方ブロックは明らかにDJP会員。これは盛り上がりそう!!
「みなさんこんばんは!森高千里です。山梨でコンサートをやるのは5年ぶりです。に“ら“さきではなく、にらさき(平坦なイントネーション)なんですよね。ふっふぅ。(笑)」なんで笑ったのやら。今まで“ら”が上がる宮崎とか岩崎みたいなイントネーションだと思っていたんですかね。森高さんはモリタカって書くと平坦なイントネーションのイメージで叫ぶときも平坦な人が多いですけど、森高さん自身が自分の芸名を言う時は“り”にアクセントがある言い方ですよね。今回の公演中、韮崎と言う時には注意深く、時にはわざとらしく、に“ら”さきって言ってました。
セットリストは沼津公演がBパターンでしたので、今回はAパターン。「勉強の歌」では多くの人が揃える振り付けも、「ザ・ミーハー」では森高さんに合わせて踊る人は少し少なくなる印象です。それでも、ツアーを通じてどんどん増えていってるかな。
「韮崎が地元だっていう方ー?」ちょっと少なめ。「でも初めての方が多いように思います。初めて来た人ー?」結構な数の方々が挙手。おー!!という歓声と拍手。初めての方々に対する拍手が起こるのはいいなと思っています。「見えますか?森高ですよ!」「ふーっ!!!」こんなこと言ったのは初めてでは。おもしろ!
今日のMCも絶好調の予感。ツアータイトル、衣装について、地震と募金の話はさらっとでした。
「5曲続けて聴いていただきました。2019年の時は甲府市でコンサートやらせていただきました。その時来たよー!っていう方?」「はーい!!」と大勢の人たち。あの日は結構暑かったなあ。武田神社に行ってお参りしてから会場入りしたんだったな。もう5年ですか。早いなあ。「その後にコロナになって声を出せなかったり、席を一つずつ開けたりしましたけど、今は声を出せるようになって声援や一緒に踊ったり楽しんでもらえるとありがたいです。」
「昔はあまり観光はできなかったんですけど、今回は色々行って来ました。知ってる所があったら知ってるーって声を出してくれるとうれしいです。」お、事前に振っておくパターンはいいかも。「まずはアメリカヤ!」「おおおお!知ってるー!!」というどよめくような大歓声と大拍手。地元の皆さんにはお馴染みの場所のようです。このパターンだと地元の方々が声を出しやすいかも。1967年に建てられて2018年にリノベーションされたと紹介。上の看板は当時のままということでインスタ映えするそうなので、そこに行って来ました。客席には行って来たという方も。富士山は見えなかったのが残念でした。その後に平和観音!」またどよめき。そんな所にも行ったんですねと驚いている様子。「道の駅にらさきにも行って来ました。反対側に温泉もありました。またゆっくり行きたいなと思います。オススメの所があったら教えてくださいね。」
関東3大観音の一つ、韮崎平和観音にも行って来たそうです。
「会場の中はだんだん興奮してくると暑くなると思いますので、水分なんかに気を付けてくださいね。」森高さんが“興奮”という言葉を口にしたのでざわざわしてました。
「ララ サンシャイン」から「テリヤキ・バーガー」まで行くと確かに皆さん興奮してますかね。この曲が終わるとホワイトクイーンのメンバーたちも汗だくで給水タイムになりますね。私も毎回ここで水分補給してます。G列は上手と下手は一般の方々でしたが、センターブロックにずらりとDJP会員が並んでいました。知り合いの顔だらけ。会場で顔見知りになった人たちも多くて一体感抜群でした。前方の盛り上がりも素晴らしく、後方は2階席の方々もノリが良かったです。ここは1000席とこぢんまりなので、こういうホールはとにかく一体感が凄くて楽しく感じます。ステージは沼津公演ではかなり低かったのですが、このホールは結構高い位置にありました。最前列で立っていると森高さんの顔はかなり見上げる形になっていたのかと。前方ブロックの中でも後方に位置するE列、F列は人が重なっていて見にくかったという声もありましたが、とにかく盛り上がる人が多かったように見えました。
『音楽演奏を中心とした劇場型の多目的ホール。オーケストラピットや、残響可変装置、ポジティブオルガンを装備し、ヨーロッパ的なコンサートホールの響きを持ち、音楽演奏を中心とした劇場型の多目的ホール。能舞台、映写機なども備えており、能・狂言や演劇、映画など、あらゆる舞台芸術に対応します。』とのことで、残響もきちんと調整されていたのだと思います。特に気になることはありませんでした。歌い始めは森高さんの声がわずかにかすれ気味だったと言っていた人がいましたが、よく聴いていますねえ。私には普通に聴こえたけど。私の場合は始まってしまうと楽しさでの加点が多いので評価が高めだと思います。知り合いの皆さんが、「マリアちゃんのギターのあのフレーズが」とか「教授のドラムのあそこが」とか、話しているのを聴くと盛り上がっていながらも結構冷静に聴いていて凄いなと思います。
ご当地のあれこれ紹介。たか清のほうとう、コーナーポケットの八ヶ岳のメープルパン、甲州信玄ラスク、萩原製菓の新府焼米、金精軒の極上生信玄餅、くるみ信玄餅、井筒屋醤油の一味一会釀が紹介されました。たか清のほうとうでいきなり反応薄。人だけ女性の手が挙がり「いたいた、ありがとー!!」ぞれぞれ紹介する度にそれなりの反応がありました。このMCはかなりさらっとだった印象。曲紹介の話しぶりも前日のハイテンションではなく、しっとりした口調でした。前日の沼津は晴れでしたが、この日の韮崎は夜には雨が降り出す予報。そんな天候もやはり気分や雰囲気を左右するのでしょうか。
「渡良瀬橋」「雨」を座って聴いていい気分に浸った後は、いよいよ本編後半の盛り上がりセクション。「17才」の好きなんだもの~を叫んだり、「私がオバさんになっても」で背泳ぎしたりが楽しい。歌い終わった後のMCでは今回もお客さんの表情に言及。「イントロが流れると皆さん急に笑顔になってめっちゃ見てくるんですよね。それが面白いです。」前日よりはさらっとした言い方。
グッズ紹介。タオル紹介でタオルを首にかけるのがパターンになっています。「かわいい!かっこいい!」の声。「Tシャツ。赤が多いのかな。ロンTもまだ着てる方がいるのかな。」空調が苦手な方もいるのでまだまだロンT着てますね。靴下紹介で「前のやつ持ってる~!」と“森”“高”バージョンの黒い靴下を掲げている女性。「あ、前の奴持って来てくれたのね。今回のはまだ買ってないのかな。今回は“M“”C”靴下。」バッグの紹介で「まだ売れ残っています。売れ残ってるじゃなくて、まだ在庫があります、かな。」パンフレット紹介で「今年のないんですかあ?」「あ、ほんとだ。2023って書いてある。」キャップも紹介し終えて、「そんなところですかね。」と言ったところで客席から「写真!写真!!」とアピール。「カレンダーは?」と女性の声。「カレンダーはもう売り切れちゃってますよ。」「再販して欲しい!言っておく。みんながたくさん買ってくれればね。」この後、生写真を最前列の人から受け取って「ありがとうございます。指紋付いちゃったかな。もっとしっかり付けてあげれば良かったかな。」だって。今回も渡した方はビニールから出して渡してました。もはや定番になってきましたね。「残り3曲になってしまいました。」「えええーーっ!!」「もう楽しい時間はあっという間に過ぎちゃうので。」「メンバー紹介!!!」「そうです。すいません。いつもお世話になっております。」とメンバーに謝って、その後になんかごにょごにょ言ってましたが聞き取れず。「いつも以上に盛り上がってくださいね。」イェーイ!!大拍手。「結婚しました。新婚さんです!」と坂本君を紹介してメンバー紹介スタート。紹介コーナーが終わって、「それではもう1回言いますね。あと3曲になってしまいましたあ!」「えええーーっ!!!」とこれもレアなやり直し。笑
「もう思い残すことはないですか?」と墓穴を掘るような質問に当然のごとく「あるー!!」の大絶唱。前日に続いて面白さ満点のMCです。
「あなたは人気者」振付指導。「いきなり始まっちゃいますので覚悟しておいてくださいね。」って言ったと思うんですけど、変なの~。少し笑いが起きていました。「もう1回?じゃあもうちょっと早くやろうかな。」今日は坂本君のバスドラが森高さんに合わせてます。「大丈夫ですかあ。なんでも良いので手を動かしていただければそれなりになると思います。」笑 なにかと面白い森高さん。
10列目以降は地元などの方々だったのでチサトコールは前にいる人たちだけでやっている感じ。ステージに近い距離からのコールは森高さんさんたちにも大きなボリュームで届いていたのではないでしょうか。気が付くとすぐ後ろにいた初めて参加の女性たちも一緒に「チーサートー!」と大きな声で叫んでくれていました。
アンコールでの「NEW SEASON」。間奏のキーボード佑ちゃんのソロで森高さんは今回も佑ちゃんにちょっかい。なんとマイクを口に差し出しました。これには佑ちゃん(どうしたらいいの?)と苦笑い。Xでは「今日はとっさに何も言えずに反省です。精進します!」と書き込んでいました。そんなこといきなりされてもねえ。近頃自由に色んなことを仕掛ける森高さん。とにかく楽しんでます。
「中は暑かったですね。そして熱いまなざし。どうでしたか?」イェーイ!!!「また韮崎でやる時には来てくださいねー!楽しかった?その一言がうれしいです。」
ここで「今日が誕生日!」と女性がアピール。これに反応した森高さん、他の人にも誕生日の方がいるかのチェックの流れに。この日が誕生日だった人に留まらず、最近が誕生日だった人と呼びかけ。51歳の方やひとつ上の56歳の方などが次々に挙手。久しぶりの誕生日ネタでした。2階席上手にいた女性から「17です!」という声が。森高さん「え?あなた17?17じゃないよね?」17歳じゃなくて17日が誕生日だったそう。「17じゃないって失礼ですよね。」笑
先週とか来週とか続々と声が出てきて「もういいかな。」で、また笑い声。「私も4月でゴーゴー。55歳になりました。」「おめでとー!!」「四捨五入しないで下さいね。」あ、それ心の中ですでにやってたのはナイショ。(笑)
「皆さんが応援しに来てくれるので、今もやれていいるんだと思います。ありがとうございます!歌える限り歌っていきたいと思います。よろしくお願いします。」大拍手!!「また元気に森高のコンサート来てくださいね。」
「この街」は振り付けが簡単なので、初めての方も皆さん楽しめますね。指さしの決めポーズで終わるのがなんとも大好きです。
再びのチサトコールがホール内に響き渡ります。森高さんがステージ袖に消え、ホワイトクイーンメンバーもはけてすぐにコールが始まったため、お客さんたちは「まだあるの?」と足を止め残っている状況。さほど多くないコール数でステージに戻って来てくれました。
「初めての場所、韮崎—“韮崎”?(イントネーションを確認しながら言い直して)で美味しいものを食べて、元気のいい方たちと楽しめてうれしかったです。また是非来てくれるかな?」イェーイ!!いいともー!!大拍手&大歓声。
「子育てでブランクがあって、25周年の時にまた再開して、もう10年以上が経ってびっくりしています。皆さんの声援にパワーをもらって、更に元気になっているのがわかるんです。皆さんにもパワーを与えて頑張っていきたいと思います。また元気をもらいに来てくださいねー!!」
ダブルアンコールの「この街」を終わって「気を付けて帰ってくださいねー!!ありがとうございましたー!!」
前日の盛り上がりが凄かったせいか、森高さんのMCの口調が普通のテンションに感じて、やっぱり疲れ気味?なんて思っていましたが、終わってみれば韮崎公演も凄い大声援が続く大盛り上がりでした。森高さんは相変わらず楽しそうな笑顔を見せ続けてくれました。
6週間連続での参戦でしたが、翌週は公演なし。韮崎でパワーを出し切っておこうと思っていました。ガチ勢の皆さんがずらっと並んでいる列で大いに盛り上がれて最高でした!
終演後、外は雨でした。予約してあったタクシーで韮崎駅に向かいホームに上がると目の前に“アメリカヤ”の看板が浮かび上がっていました。その先にはライトアップされた平和観音が見えていました。そんな観音様の素晴らしい姿を遠征していた仲間たちと見上げたコンサートの夜。韮崎でまた思い出が増えました。
森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/C7JgIEEvtVr/?img_index=1
<セットリスト>
1. 東京ラッシュ
2. ザ・ミーハー
3. 非実力派宣言
MC
4. SO BLUE
5. ザ・ストレス
6. その後の私
7. しりたがり
8. オーバーヒート・ナイト
MC
9. ララ サンシャイン
10. 二人は恋人
11. ファイト!(スローヴァージョン)
12. テリヤキ・バーガー
MC
13. 渡良瀬橋
14. 雨(アルバム・ヴァージョン)
15. 17才
16. 私がオバさんになっても
MC
17. あなたは人気者
18. 夜の煙突
19. 雨のち晴れ
(アンコール)
20. 気分爽快
21. NEW SEASON
MC
22. この街
(ダブルアンコール)
23. コンサートの夜