5/25 足利公演(昼夜公演)レポート

【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!

今回の客席は一つおきでの使用。こんな風に使用しない席には張り紙が貼られていました。写真はギタリストの鈴木マリアちゃん@Maria_Suzuki_のツイートからお借りしました。レポートと併せて会場の雰囲気を味わってください。

バンドンバーの登場に合わせて客席からは小気味の良い手拍子が続き、「ファイト!!」のイントロ。それに合わせて森高さんが下手袖から姿を現しました。本当だったら大歓声が湧き上がることだったでしょう。コロナ禍で声を出していけないツアーの幕開けです。もどかしい思いを胸に、気持ちは手拍子に乗せるしかありません。速報版を公開した後、オフィシャルからの写真付きで数多くのサイトで当日の様子が伝えられましたので、すでに森高さんの衣装はご存知のことかと思います。上半身は青を貴重にゴールドのラインが入った衣装。青い手袋をしていました。アンコールで明らかになりますが、右手の人差し指と左手の人差し指、小指に指輪をはめていました。ミニスカートは「見てスペ」でのシルバーのミニスカートを彷彿とさせてるようなプルーツ多めのしなやかな素材のものでした。ゴールドのニーハイブーツ。外ハネにした髪にはゴールドにエクステをあしらい、これまたゴールドの三角形の髪飾りを着けていました。ちょっと脱線ですが、ギターのマリアちゃんはツイッターで披露していたものとは異なる衣装を着ていました。複数用意してあるのか。「6月で閉館されるということで、この会館でやれるのは最後です。みなさんといい思い出を作ろうと思います。」感染対策を講じての公演であることなどについて語った後、“地元の人”チェック。意外と数は少なくて、やはりコロナ禍では地元の方は参加を見合わせた方が多かったようです。「夏コーナーに行きたいと思います」という振りで夏の曲を3曲歌いました。2019年のこの街ツアーのことに触れた後、昔、学園祭で足利に来たというお話。1989年に足利工業大学のわたらせ祭街歩きについて。ここで足利のあれこれを紹介(インスタ参照)。今回のツアーでは2019年のように森高さん自身があちこちのお店などに行くことは難しいかもしれませんが、相変わらず事前に色々なことを調べてあるようです。岡田のパンヂュウは好きだな。地元の方々はまとめて何十個も買って行くんですよね。森高さんは岡田屋のパンヂュウ、ポテト入焼きそばや足利しゅうまいなどを楽屋で食べたそうです。緑町の八雲神社にも参拝したとのこと。

MCに続いてもはやライブでは定番をなった「雨」のロック・ヴァージョン。マリアちゃんのギターが大好評ですからね。マリアちゃんが引き始めたころはあちこち違和感があったソロの弾き方も、今ではすっかり馴染んでしまいました。毎回一つの聴きどころとなっていますね。「雨」は速報版でも書いたように迫力を感じさせるロックテイストバリバリな感じでした。しっとりと歌い上げるパターンとは違って、個人的にはちょっと今までにない歌い方をしているように聴こえました。あくまでも私がそう感じただけなので、それぞれ聴こえ方は違っていたかもしれません。「雨」の後はノリのいい曲が3曲続きました。「二人は恋人」の後は「17才」の準備のためにイントロ中の照明がとっても綺麗なので、今後参加される方は煌めく照明に包まれる森高さんをご堪能ください。

以前行った足利公演での感動の「渡良瀬橋」のお話。この話が出る度に、自分がそこにいなかったことが悔やまれる…。当時はほとんど遠征をしていなかったので、完全にノーマークだったのです。まさか「渡良瀬橋」で大合唱になったなんて。時を戻してくれ~っ。コロナ禍でなければ、今回の足利公演で当然のごとく、また大合唱となったことでしょう。間奏のリコーダーは昼夜公演共にほぼ完璧に吹いていました。歌詞に登場する床屋さんのバーバー尾澤さん。なんと公演当日に25人ものお客さん(みなさん森高ファン!)が髪を切りに行ったそうです。尾澤さん、大忙しだったことでしょう。終演後、奥様と一緒にいらっしゃった尾澤さんのお姿があったのでご挨拶させていただきました。

夜公演での「渡良瀬橋」では森高さんが声を詰まらせて歌えなくなるシーンが有りました。森高さんは曲が終わってから涙を拭きに行って、戻るまでにしばらく時間がかかりました。足利市民会館での歌えるのは最後だという思いが込み上げて、堪えきれなくなったと語っていました。痛いほどわかるその気持ち。ファンもみな同じです。会場中が涙しました。「渡良瀬橋」に続いての「さよなら私の恋」の出だしでもまだ少し声が詰まったほどでした。

「さよなら私の恋」が終わって、間髪入れずに始まったイントロが聴こえた瞬間、それまでの悲しさが一気に興奮状態へと変わった方が多かったのではないでしょうか。この曲が大好きだというファンが多い「ギター」でした。

「さよなら私の恋」~「ギター」、この展開いいですね!歌い終わった後、客席からは大拍手でした!

ここでホワイトクイーンのバンドメンバー紹介。ベース:横山雅史、ドラム:坂本暁良、キーボード:山上佑、ギター:鈴木マリア、ギター(バンマス):高橋諭一

「あと3曲になってしまいました!」
(しーーーーーん)

いつもなら「えーーーーっ!!」って叫ぶ声が湧き上がるシーンですが、声を出せないのがわかっていて、このフレーズ。森高さんのドSっぷり健在です。立ってよしの森高さんからの言葉があって、「気分爽快」のイントロが始まると同時に全員総立ちに。ラストの3曲はそりゃあもう楽しかったです。会場はほぼ森高ファンで埋め尽くされている状態なので、客席の誰もが一緒に振り付けをしていました。

今回のライブでは森高さんは何曲もステージの右へ左へ行きまくります。頻度が高いです。その度にお手振りしあって、指差し合って、客席から声は出せませんがたっぷりとコミュニケーションした気分に浸れました。森高さんは後方や2階席にもたくさん視線を送っていました。

昼公演ではアンコールを期待する手拍子は連続のパン!パン!パン!パン!パン!パン!…でしたが、夜公演ではチサトコールを手拍子に置き換えたパン!パン!パン!の後に一拍休みの繰り返しに変わっていきました。まるで「チ!サ!トー!」と叫んでいるかのようでした。声を出せないもどかしさを手拍子に込めてアンコールを待ちました。実に力強い手拍子だったと思います。バンドメンバーが再び姿を見せ、続いて森高さんがアンコール用に衣装で登場。これ、なかなか奇抜なデザインの衣装です。オレンジと白です。細かい描写がしにくいデザイン。この衣装はまだ写真が公開されていませんので、今後参戦される方はお楽しみに!!アンコール曲は「テリヤキ・バーガー」。♪関係ないわよーのところで、人差し指を立てて横に振るアクションをしますが、これも森高ファンの皆さんはしっかりとやっていました。

1日2公演をこなすのは本当に大変だと思います。昼も夜も事前に告知されている80分より大幅にオーバーしました。ステージを去る森高さんの満面の笑みはとても満足そうでした!!コロナのせいで参加を見送っている方も多いかと思いますが、入場時の消毒やMC中の換気など感染対策がしっかり行われていますので、是非会場に足を運んで森高ライブを楽しんで欲しいと思います。

森高千里インスタグラム https://www.instagram.com/p/CPS_if-n3ih/

 

 

【セットリスト】

1.ファイト!!
MC
2.SWEET CANDY
3.海まで5分
4.夏の日
MC
5.雨(ロック・ヴァージョン)
6.二人は恋人
7.17才
8.私がオバさんになっても
MC
9.渡良瀬橋
10.さよなら私の恋
11.ギター
MC  バンドメンバー紹介
12.気分爽快
13.私の夏
14.この街
<アンコール>
MC
15.テリヤキ・バーガー

レポートは過去にそうであったように、思い出しながら、あるいは情報が集まり次第、更新していきますのでよろしくお願いします。

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