【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
北上駅で仲間たちと集合して車数台で一路湯沢へ。途中、稲庭うどんの名店“佐藤養助”で食事し、道の駅おがちで買い物。MCで紹介されそうな物はどれかな?先読みして買うのは結構楽しいです。小町芍薬苑というのを開催していたけど遠目に眺めただけ、その近くの小野小町を祀ってある所に行ってきました。道の駅から今回の湯沢文化会館までは車だとあっという間に到着しました。この日はうだるような暑さで気温は29度に達しました。もはや“夏”!!
昼公演は席に恵まれ視界良好。眼の前のセンターにあるスピーカーがめっちゃ近い。今日は50%のキャパでの昼夜公演なので、座ってみると隙間だらけ。これは見やすそう!!すでにキャパ100%に戻っていますが、この50%でのひと席置きは見やすさ、動きやすさは参加者にとっては好評なんですよね。隣に人に気兼ねなく動けるのでストレスを感じません。
今回の湯沢公演はSOLD OUTでした。半分のキャパとはいえ、昼夜共に完売です。ホールからほど近い交差点には大きな告知看板が設置されていたので、当日参加した人たちのフォトスポットになって入れ替わり立ち替わり記念写真を撮っていました。
昼公演はとにかく絶景の大満足公演でしたので、かえって記憶がありません。特にハプニングもなく、会場全体がしっかりと盛り上がって、いい公演だったと思います。以前だったら間違いなく緊張していたであろうシチュエーションなのに、なんだか安心しきったようなリラックス状態で楽しむことができました。もしかしたら、15時開演といういつもより早い時間での公演だったからかもしれません。絶景&眼前のスピーカーの音に酔いしれて昼公演が終了
一旦外に出て久しぶりに会う知り合いなどと歓談。外があまりにも暑かったので、次の夜公演の入場列には早いうちに客席に入ろうと列の前の方に並びました。しかし、開場時間になっても入場が始まりません。5分経っても、10分経っても。係の人のアナウンスでは「機材トラブルで入場、開演が遅れそうです」とのこと。結局15分~20分が経過し、ロビー入場となりました。でも、まだ客席には入れません。相当深刻な事態なのかも。本当に開催できるのだろうか?それでもしばらくすると「客席に入っていただけます」という係員のアナウンスがあり、客席に向かいました。客電は点いているし音響関連なのかな?それとも照明の問題?
ロビーに行ったり、トイレに行ったりしていると「準備ができ次第の開演となります。お早めに席にお着きください」という呼びかけが。
お客さんたちがほぼ席に着いた頃、舞台監督さんが登場しました。「開演が遅れまして申し訳ありません。経緯をご説明致します。昼公演が終了し、夜公演の準備をしていましたが、電気系統に問題があり電源が落ちました。復旧を試み、なんとか音は出せるようになりましたが、スポットライトが使えない状態です。客電も落とせない状態です。そこで大変申し訳ありませんが、客席が明るいままでの公演とさせていただきたいと思います。ご了承いただければ幸いです。」といったような内容でした。公演中止ではなく異例の明るい状態での開催。やってもらえるだけでもありがたい。客席からは割れんばかりの拍手が沸き起こりました。
そして、待ちに待った開演を迎えました。三拍の手拍子が鳴り響きます。いつもと違い明るい中を歩いてくるホワイトクイーンメンバー。キーボードの佑ちゃんがスタンバイ完了の手を上げて舞台袖に合図、続いてギターのマリアちゃんが手を上がり、「ファイト!!」のイントロがスタートして森高さんが登場しました。
最初のMCで開演が遅れたことをお詫びする森高さん。「機材トラブルで開演が30分遅れてしまい、皆さんをお待たせしてすみませんでした。明るいので客席の皆さんの顔がよく見えます!」
今まで経験がしたことがない明るい客席のライブ。非常事態ですが、これはこれでレア中のレア。もう2度と体験することはないでしょう。困難を乗り越えて何かを行う時、人はいつも以上に頑張るものです。今までにちょっと経験がない気持ちに包まれながら、会場全体がヒートアップしていきました。森高さんは「皆さんの動きがキレキレでした」と言っていましたが、森高さんに見られているから頑張りたい気持ち、森高さんに頑張っているところを見せたい気持ちが会場に充満しました。「皆さんの顔がずっと見えているので、なんだか野外でのフェスの時のようでした」—–なるほどフェスだと客席の顔が見えっぱなしですね。人は暗くなると恥ずかしさが減って気分が高揚するそうですが、実際にはフェスのように明るい状態でも盛り上がりますよね。客電が点いたままだとステージの照明の効果が落ちるのだとは思いますが、全然気になりませんでした。明るいのも最高!!
MCで紹介されたあれこれ—–
道の駅おがち・小野の郷、小町芍薬苑、稲庭屋台コーナーのきりたんぽ、寒天バー、三関ゆめ蔵ぶ直売所のさくらんぼ“佐藤錦”、佐藤養助総本店の稲庭うどん、お菓子のくらた湯沢店の醤油マカロン、千秋苑、おばこナ、ひでこナ、わかさ菓子店のがんじき、ポテト饅頭、高市青果店のオランダ焼、常盤まんじゅうの岩崎まんじゅう、おばこ食品のいぶりづけ、鼎家のいぶりがっこ、いぶりがっこ本舗きむらや のいぶりがっこ、伊藤漬物本舗のいぶりがっキー、いぶりがっこのタルタルソース燻、三真のいぶりがっこおかき
紹介されたものはインスタのハッシュダグをそのまま写しています。小町芍薬苑は道の駅の建物から目と鼻の先の所で開催されていました。私が公演当日に行った時は芍薬苑会場を遠目に見ただけでしたが、MCで森高さんが行ったと聞いて、翌日にもう一度行って中まで入ってきました。あいにくの雨でしたが、傘を借りてたくさんの見事な芍薬を鑑賞してきました。稲庭屋台コーナーというのは道の駅の建物のすぐ左側にある場所で、近くには森高さんがインスタを撮った顔はめパネルがありました。常盤まんじゅうはごく普通の昔からるパン屋さんやお菓子屋さんの風情のお店でした。こんな所にあるの?って感じで意外でした。他にも三関ゆめ蔵ぶ直売所や稲庭うどんの佐藤養助にも行きました。インスタで紹介されるあちこちは実際に行ってみると行って良かったと思う所ばかりですよ。是非機会があったら行ってみてください。
ライブは本当に一体感を感じる公演となりました。最後の拍手はとても大きかったです。「皆さんの表情がとてもよく見えました。一生懸命に手拍子をしてくれたり、踊ってくれるのが見れてとても嬉しかったです。思い出のコンサートになりました!」
この日の公演で秋田弁の話をたくさんした森高さん。紹介した方言に反応が薄いものが結構ありました。「あれ?言わないの?言いますよね?」「……。」みたいなシーンが何度も。
東北出身の知り合いいわく「あれは秋田の方言じゃないんだよなというものが結構あった」のだそう。どこを見て調べた秋田弁だったのでしょうね?森高さんは中でも「ひじゃかぶ(膝小僧)」が気に言ってしまったようでした。調べてみたらひじゃかぶは東北広域で使われるそうですね。
秋田弁が妙に気に入った様子の森高さん。ステージ袖に消える直前に一言。「へばな~!!(それじゃあね)」
ハプニングを乗り越えて大盛りあがりだった秋田・湯沢夜公演。間違いなく神回となりました。森高さん、ホワイトクイーンの皆さん、そして参加した森高ファンの皆さんの記憶にずっとずっと残ることでしょう。
森高千里インスタグラム https://www.instagram.com/p/Ce8iJLspfBi/
【セットリスト】
1.ファイト!!
MC
2.SWEET CANDY
3.海まで5分
4.夏の日
MC
5.雨(ロック・ヴァージョン)
6.二人は恋人
7.17才
8.私がオバさんになっても
MC
9.渡良瀬橋
10.I LOVE YOU
11.ザルで水汲む恋心
MC バンドメンバー紹介
12.気分爽快
13.私の夏
14.この街
<アンコール>
MC
15.テリヤキ・バーガー
16.コンサートの夜