【ネタバレ注意！】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります！
●2023年11月25日(土) 開場 15:45 / 開演 16:30 福岡県筑後市 サザンクス筑後
写真はギターの鈴木マリアちゃんのポストからお借りしました。
今回のサザンクス筑後はキャパ1300名ほどのホール。“森高千里が筑後にやってくる！”というポスターやフライヤーを作成しての大宣伝。チケットは当然SOLD OUTです。チケットを買えなかった方々もたくさんいらっしゃったことでしょう。
飛行機で福岡空港まで飛び、博多に移動して九州新幹線つばめで筑後船小屋駅へ。駅からタクシーで会場に向かいました。道中結構色々ありました。慣れない乗り継ぎは結構大変。会場最寄りの犬羽塚駅からは会場までタクシーが無料という太っ腹なサービスがありました。筑後船小屋駅からはこのサービス適用はなし。駅前にはタクシーが1台もいなくて数社の無線タクシー会社の案内があって電話をかけて来てもらうのでした。う～ん、ローカル感あるなあ。
今回は森高さんにとって悲しい出来事があった後の公演。最初のMCの時に先日亡くなられたKANさんへの言葉がありました。話し始めてすぐに声を詰まらせ、こみ上げる感情を必死に抑えようとしている森高さん。話したいけど、話したら泣いてしまう。その気持ちが痛いほど伝わってきました。「なんかしんみりしちゃいましたね。みなさん大丈夫ですか？」と森高さん。そして追悼の「九州育ち」が歌われました。開演前に「今日は九州育ちを歌うかもね」と話し合っていたのですが、このようなMCを終えてからの歌唱。KANさんへの想いを込めれば込めるほど歌にならない…。途中で何度も涙を堪えようと大きく息をしていました。九州で育ったKANさんと森高さん。そしてレコードデビューはふたりとも1987年なのです。たくさんの思い出があったことでしょう。この曲は今までとは違った意味を持つ曲として歌われたのです。KANさん安らかにお眠りください。いや、きっとステージでよく付けていた羽を背に天国でピアノを弾きながら元気に歌っていることでしょう。ご冥福をお祈り致します。
「ちゃんと歌えなくてごめんなさい。」
さあ、気分を変えて盛り上がりましょう！悲しく重い雰囲気を吹き飛ばすかのように、この後はヒートアップしていきました。全国から九州に遠征した方もかなりいたようですし、何より九州の熱い森高ファンの皆さんが集結していました声援が熱いのなんの！！
MCもとっても楽しかったです。筑後が地元の方？と聞いた森高さん。意外と手が上がりませんでした。九州各県からの方をチェックしましたが、これもまた少ない。半分以上は九州以外からの方なのかあ。ちょっとびっくりでした。森高さんの問いかけに答える人が少なめで、「声出していいんですよ。遠慮してる？」と森高さん。
ここで恒例のあれこれ紹介。まずは筑後うどん。前の週に福岡での仕事があったので福岡空港のうどん屋さんでごぼ天を食べたそうです。博多やりうどん別邸ですね。これは帰りの福岡空港で食べナイト～！！（←昔、キイトカナイトに出演していたことはよくこの書き方してましたね）
シフォンケーキbodaさんのシフォンケーキ。「食べたことある？」という問いかけに女性から叫び声。「地図で見ました！」」「え？食べてないの。私も食べてないんだけどね。」これには客席から「えーーーーっ！！！」というたくさんの声が。バンドメンバーも大ウケでした。
中村屋のかりんとう饅頭に続き、麦工房NANAKURAのはね丸くん。これはクリームパンなのですが、会館の最寄り駅である羽犬塚駅の駅前に羽が着いた犬の像があるんです。これを元にしたはね丸くんというキャラクターのクリームパン。
「江口製菓の八女茶もなか」を紹介した際には客席から「おーーー！！」という声が上がりましたが、森高さんは「おー！ってどっちなの？知ってるの？知らないの？」と反応。ファンは「本名江口千里さんが旦那の江口さんと同じ江口という店を紹介したあ！！」といった感じの「おー！！」だったんですけどね。
恋木神社で売っているこいきのもなかを紹介してから、「この辺でいいでしょうか。」「調査ご苦労さま！」これを聞いた森高さん、「調査おろそか？」「ご苦労さまだって！」抜群の詳細レポートを書きまくる岡山の某氏が“通訳”（森高さんが聞こえなかったときに前の方の人が言葉を中継してあげる連携）してあげていました。
森高さんがリコーダーを取りに行くと客席から「渡良瀬橋ー！！」という女性の声が。「はい！渡良瀬橋ですよ」
「渡良瀬橋」「雨」の着席2曲。スタンディング状態からしばし体を休めるひとときとなりますが、森高さんの歌声に気持ち良くなってねむくなるという声をよく聞きます。私も結構眠くなるんですよね。本当に気持ち良い。
音に関してですけど、この日は横山さんのベースの音がやたらに立っていて、キレよく鳴り響いていたんですけど、あまり通常はそんな風にはベースを音を聴かせないと思うのです。私はいつになく聴こえてくるベースを音を楽しんでいたんですが、知り合いは「あんなにベースの音を聴かせる音はダメだ！」と言っていました。途中からは私自身がノリノリになりすぎてしまい♪BASEの音がわからない（RHYTHMとBASS）状態に陥りました。私としてはこの日の音はとっても好みでした。座席は傾斜があってとても見やすかったです。遠くまでの遠征はお金も時間も掛かって大変ですけど、いいホールだなあと思う所が本当にたくさんありますね。足を運んだ甲斐があったなあと思うことがたくさんです。
九州以外の所から来た人チェック。関東勢は叫んでも面白くないでこのやりとりには参加しない人がほとんど。東京、神奈川、埼玉、千葉って面白くないでしょ。（笑）今回はアメリカから来たという女性がいてびっくりでした。アメリカから遠征してきたの？アメリカ出身で日本に住んでる方なのかな。調べてみたら事務所の後輩のハロプロが好きな方のようです。後輩の℃-ute（すでに解散）が森高さんの「この街」をカバーして歌っていたのをきっかけに森高さんを知ったそうです。
客席のどこからか電子音のような音が…。結構長く鳴ってました。最前の端っこにいた男性がアタフタしてました。スマホが鳴ってしまったようです。マナーモードにするか電源を切らないとね。開演前にアナウンスがあるので守っていただきたいものです。今回は結構楽しいやりとりで済みました。
森高さんの「また来るけんね！」の言葉に大拍手と大歓声。九州の熱い森高ファンの皆さんと一緒に楽しめて良かった公演でした。さあ、明日は中津に移動だ！！
森高千里インスタグラム https://www.instagram.com/p/C0EQtH0rczQ/?img_index=1
＜セットリスト＞
1. 東京ラッシュ
2. ザ・ミーハー
3. 非実力派宣言
ＭＣ
4. 九州育ち
ＭＣ
5. 風に吹かれて
6. ザ・ストレス
7. あるOLの青春
8. しりたがり
9. OVERHEAT. NIGHT
ＭＣ
10. ファイト!!
11. 二人は恋人
12. 休みの午後
13. テリヤキ・バーガー
ＭＣ
14. 渡良瀬橋
15. 雨（アルバム・ヴァージョン）
16. 17才
17. 私がオバさんになっても
ＭＣ
17. ハエ男
18. バナナチップス
19. 夜の煙突
20. 雨のち晴れ
(アンコール)
21. 気分爽快
ＭＣ
23. この街
(ダブルアンコール)
24. コンサートの夜
