11/26(日)大分・中津公演レポート

【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!

●2023年10月26日(日) 開場 15:45 / 開演 16:30 大分県 中津文化会館

写真はキーボードの山上佑さん、ギターの鈴木マリアちゃんのポストからお借りしました。

前日の福岡県筑後市から移動して大分県中津市にある中津文化会館での開催です!
サザンクス筑後は1300席でしたが、こちらの中津文化会館は900席に満たないこぢんまりさ。見るからに小さいですよね。こういうホールが盛り上がるのです。お金もかかるし、時間もかかる。行くのが大変ですけど、遠征冥利に付きます。「森高ライブがなければ一生行かなかったかもね」と良く話すんですが、今回も旅気分たっぷりです。筑後からはレンタカーで移動、森高話に花が先っぱなしでした。

宿泊先のホテルに荷物を預けて会館へ。中津といえば中津からあげが有名ですよね。会館の入り口前にからあげ屋さんが店を出していました。知り合いが店員さんに聞いてみたところ楽屋に差し入れしたとのこと。それを聞いたら俄然売り上げアップですよね。買ってみんなで食べてみましたがとても美味しかったです。この後、ホテルに戻ってチェックイン。ホテルに行く最中に会館横でばったりキーボードの佑ちゃんとすれ違ってご挨拶。「今日も頑張ってくださいねー!!応援してます。」

筑後に続き中津でもこのポスター、フライヤー!!こういう盛り上げはありがたいですね。そして全国を回るとお土地柄をよく感じます。

いつもの3曲を終えての最初のMCの冒頭で「中津にやって来ましたー!!」という言葉を使ったのはポスター、フライヤーのフレーズからなんでしょうね。いつもは「お越しいただきありがとうございます!」っといった感じの挨拶が多いです。2019年に日田公演があって以来、4年9ヶ月ぶりの大分だそうです。「日田に観に来てくれた人ー?」で手を挙げられない私。日田はパスしてしまったのでした。後で大盛りあがりだったと聞いて悔しかったのなんの。しっかりと年月まで言ったのは当てつけですか?(苦笑)

この日は「九州育ち」を歌うのか筑後公演のみなのか話題になっていましたが、MCでKANさんに触れてから今回も歌いました。前日はMC中に泣いてしまった森高さんでしたが、この日は堪えに堪えてMCを終えました。太ももをたたいて自分自身に気合を入れていました。でも…。歌い始めたらやっぱり想いが込み上げてしまう。仕方ないです。というより、思い切り泣いちゃってくださいと思いました。アップフロントでは泣いて歌えないのはダメだと言われると聞いています。でも本当に仕方がないと思います。それだけ心が籠もっているんだなと思います。痛いほど気持ちが分かりました。とても貴重な九州2公演でのKANさん追悼の「九州育ち」でした。きっと天国のKANさんにも歌声が届いたに違いありません。森高さんによると病気が分ってからが早かったということでした。KANさんが罹ってしまったメッケル憩室がんは小腸の一部の「メッケル憩室」という部分にできる珍しいがんだということです。初期の診断がとても難しいがんでした。本当に残念です。「九州育ち」を歌い終わってから「うまく歌えなくてごめんなさい。メイク落ちてない?」と前の方の席に身を乗り出すようにして顔を確認してもらう森高さん。

「風に吹かれて」が終わって以降はどんどん熱く燃え上がり。歌い終わるごとに会場は大声援が飛び交いました。この日の公演はツアーT姿のファンがかなり前にいた感じでした。地元の方々は中段以降にまとまっていらっしゃいました。自分は上手側にいましたが、周囲の方々が声出ししまくりでした。残すところ渋谷公演だけとなり、中津公演はセミファイナル。やたらに思い切りがいい感じの盛り上がりに感じました。終演後に聞いてみたら下手側も凄い盛り上がりだったとのこと。途中途中で何度も振り返ってみたら、笑顔だらけで楽しそうに盛り上がっていました。

中津文化会館は900席に満たないこぢんまりとした会館で、わざわざといっていい程の遠方から集結した濃いファンが集っているし、心待ちにしていた九州、中国地方あたりの方々もたくさんいらっしゃったと思います。みなさん弾けまくって当然ですね。会館側も「森高千里が中津にやってくる!」というフレーズをポスターにデカデカと掲げて盛り上げてくださり、地元勢のたくさんのお客さんたちも楽しんでおられた様子。凄まじい一体感でした。

 

ちょっと地味に感じた筑後のあれこれに比較して、中津は本当にたくさんの銘菓などがあって、自分でリサーチして開場前にあちこちで買い求めた品々が森高さんの紹介に登場してヒット連発。地元の方々から度々湧き上がる拍手。みなさんご存知のものばかりでした。そして、客席のあちこちから品物が掲げられましたが、中でもなんと3つも当たりだった方がいて、森高さんから「あなた優勝!!」の言葉が。4つ目はならずでしたが、何度も森高さんから見てもらえて良かったですね。いつも早めの現地入りで歩き回って先回り買いしてる人なので、今回の3連発はおいしかったですね。中津駅にあるおみやげ屋さんに揃っていて、あちこちにあるお店を回ったわけではないそう。効率良かったですねえ。でも、他の方々がそこで買い求めなかったのが意外。先回り買いはなかなかしないのか。皆さん、駅に着いたら無料タクシーで一目散に会場を目指したんでしょうね。

中津のから揚げ、双葉堂のビスマン、栗山堂の下郎饅頭、壱万円札おせんべいなどが紹介されました。私は仲間たちと翌日に中津城を眺めに行き、中津がゆかりの地である福沢諭吉さんの旧居にも行ってみて、売店で壱万円札おせんべいなどを買ってききました。もちろん中津駅にあるおみやげ店でビスマンなども入手。駅前の商店街にある佐伯やの回転焼きも食べましたし、ローディーの畠中さん(たち?)が行ってきた宝莱軒本店のラーメンも食べてきましたよ。森高さんやばんどめンバー、スタッフさんが行った店で同じものを食べてみるというのが遠征の楽しみの一つです。人気店のある有名店が多いので本当においしくて良い思い出になります。

森高さんは九州での公演はホーム感を感じるのでしょう。熊本弁も度々飛び出し物凄くノリノリで喋りまくる森高さん。九州公演は他の場所での森高さんとは違った雰囲気が出るのがとても良いです。「初めて来た人はなんでこんなに色々紹介して喋ってるんだろうと思いますけど、いつも自分やスタッフさんと調べてきて、楽屋に用意してもらっているんです。前のツアーの時はあちこちに行ってたんですけど、最近はあまり行かなくなっていて楽屋で食べてます。写真は自分で撮ってるんですよ。インスタ見てますか?」そういえばどこだかの公演で「前よりうまくなったでしょ?」と言ってましたね。まぁねー。(ぼる塾田辺さん風に)でも、森高さんの撮り方はいつも角度とか一緒ですけどね。さらに美味しそうに撮ってくださいませ。

「わたオバ」「17才」で大盛り上がり!!!MCで「わたオバ」が聴きたいという女性がいて反応したんですが、歌い終わってからのMCで「わたオバいかがでしたか?」だって。こういうのをスルスルと出せるようになったのは、終わってしまったフジテレビの「Love music」でたくさんの人たちとやりとりをしてきた経験が役立っているのかもしれませんね。「水曜歌謡祭」の頃なんて台本以外のことはそんなにアドリブとかできなかったですもんね。

グッズ紹介ではTシャツのサイズが自分に合わず無理という男性が。「痩せましょう!XLでも入らないの?」とズバリ。「生写真がいつも売り切れるんだけど、生写真って欲しいものなの?」「生が良い!!」このやり取り、渋谷に続きます。続いてカレンダーはの声に「1月には間に合いません。だってまだ撮ってないんだもん。4月からのになると思います。」その後、色々聞き出そうとする客席。「ここは質問コーナーではありません!!」さてはカレンダー製作にかなり予定や動きがあるな。

悲しみの涙はありましたが、とにかく面白くて楽しくて大盛りあがりだったセミファイナルの中津公演。小さいな箱でFCイベント的なアットホームな雰囲気がありました。行けなかった方は損しましたよ。

次はいよいよ年内ラストの渋谷公演です!!楽しみましょう。

森高千里インスタグラム https://www.instagram.com/p/C0G1Bb2rCfQ/?img_index=1

 

<セットリスト>
1. 東京ラッシュ
2. ザ・ミーハー
3. 非実力派宣言
MC
4. 九州育ち
MC
5. 風に吹かれて

6. ザ・ストレス
6. その後の私
8. しりたがり
9. OVERHEAT. NIGHT
MC
10. ララ サンシャイン
11. 二人は恋人
12. 休みの午後
13. テリヤキバーガー
MC
14. 渡良瀬橋
15. 雨(アルバム・ヴァージョン)
16. 17才(EDM調のアレンジ)
17. 私がオバさんになっても
MC
18. ハエ男
19. バナナチップス
20. 夜の煙突
21. 雨のち晴れ
(アンコール)
22. 気分爽快
MC
23. この街
(ダブルアンコール)
24. コンサートの夜

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