【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
●2023年12月1日(金) 開場 17:30 / 開演 18:30 東京都渋谷 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
写真はドラムのあきらっちょこと坂本暁良さん@yutori_beatsのポストからお借りしました。
いよいよ年内ラストとなる渋谷公演の日が来ました。今回は明治神宮前駅から会場に向かいましたが、度々「うたコン」で出演しているNHKホールが改築工事に入っていて外壁がなくなっていて階段が裏面までむき出しになっている状態でした。渋谷の街もどんどん変わって行ってます。渋谷交差点の大型モニターにヤクルト「パラビオ」のCMが流れていますが、まあ見なくても良いかなと思ってました。でも、終演後に何度も見ることになりますので後でちょっとご報告します。この渋谷でのCM放映は当初11月30日までの予定だけでしたが、私が把握しているだけでも数名がヤクルト本社にアピール。12月1日の森高ライブ開催日まで伸ばしていただくことができたそうです。ライブ会場に足を運んだ森高ファンがこの日のスクランブル交差点で上を見上げました。中には近くのホテルに陣取って部屋から視聴&撮影を試みたツワモノも。
1991年の「ザ・森高」ツアーや1997年の「PEACHBERRY SHOW TOUR」で使った渋谷公会堂は新しく建て替えられLINE CUBE SHIBUYAとなりました。このホールは初めての入場となります。ホール内で待機場所がない作りなので外にいたところ、係員が移動してくれとのこと。寒い中、外で待っているというのに都会のスペースが乏しい会場は待機に困りますね。そうこうしているうちに知り合いが「俳優の高橋一生が通りました!」と興奮気味。芸能人が普通に歩いているのも渋谷らしさですね。
さて、このLINE CUBE SHIBUYAはキャパ約1900名のホール。座席は1列ごとに席半分ずらしてある座席配置でした。このツアーはサイドブロックの席が多かったですが、今回はほぼドセンの位置でした。終始森高さんの半身以上が見えている状態でした。傾斜があまりないけど、座席配置で見やすくできるってことですね。会場は3階まである作りです。2階席の張り出している部分には関係者の方々と思われる姿がありました。
年内最後ということだし、久しぶりの公演だということもあって興奮気味の人が多い中、ツアーをずっと回ってきて私自身はなんだか落ち着いた気分になっていました。以前は凄く緊張したりしていたんですけどね。
開演時間となりいつものように手拍子が始まり、ガチ勢から早くもスタンディング。ほどなくしてホワイトクイーンメンバーが登場。そして森高さんがステージに姿を現しました!!湧き上がる大声援。さすがに東京は声出しが大勢です。
最初の3曲は「東京ラッシュ」「ザ・ミーハー」「非実力派宣言」と今までと同じ滑り出し。やっぱり秋セトリのままかあ。MCでKANさんさんが亡くなったことに触れましたが、九州での話より短く、今回は泣きませんでした。「今日はキーボードの山上佑ちゃんがいません。体調不良で来られなくなってしまいました。」んー?じゃあキーボードのパートはどうするの?この後、レアな演奏が続々披露されることになります。ずっとマスクをしていなかったマリアちゃんはマスク着用。他の方々もドラムのあきらっちょ以外がマスクを着けていました。一応健康対策ですかね。
まあ「九州育ち」も歌わないだろうと思っていたら、「今日から12月」と言ってバンドメンガーがサンタ帽を被り始め、森高さんもサンタ帽のカチューチャを着けました。客席の森高ファンもサンタ帽を用意している方があちこちに。用意が良いですね。「クリスマス感を味わっていただこうと思います。」そして歌い始めたのは「ジングルベル」でした。あれ?「ジンジンジングルベル」ではないの?と思ったら、「ジングルベル」の後、続けて歌ってくれました。
森高さんはバスケットを取ってきてクリスマスプレゼントを投げ始めました。10個くらい投げたかなあ。ひたすら羨ましく眺めていました。中にはうまく取れずにポーンと弾いてしまった方も。ゲットされた方々おめでとうございます!投げたのはサイン入りの赤白の靴下を形どった物だったようです。森高さんが被っていたカチューシャは「欲しい?」と言って最前列にいた女性に手渡し。物凄いプレゼントになりましたね。靴下のは2列目にいた方から写真の提供がありましたのでご覧ください。サイン入りなんですね。なんとも羨ましいです。後日、なんと投げた物をゲットできた方から連絡が!!「下手側は2個くらい投げた後、上手へ千里さんが行ってしまったので、チャンスなんかあるわけないなーと思いきや、再度下手に来て、あっと目があったところに『これ』がポーンと飛んできてキャッチできました。舞い上がってしまい、しかもサイン入りとは想像もせず、すぐカバンに入れてしまい、帰りにそういえばと見るとサインがあり、うげげ!と。」(以上、ご本人談)ラッキー極まりないですね。これが運って奴かあ。“く”っぽく曲がったのが飛んでるなあと思いましたが、これは“手袋”ですよね。他のレポートでは“靴下”でしたよ。他にも何かあったのかな?そして、投げた時、結構飛んでましたよね?始球式での暴投を思い出しますが、遠くに投げるのは得意なのか。(笑)そういえば、昔の森高ライブでサインボールやスーパーボールを投げたこともあったんでしたね。たまにはこういうプレゼントうれしいですね。—-と書いた後に、上手を見ていたらグレーのリング状の物も投げていたとか、鹿の角のようなものも見えたという情報も。これは厚みのあるぬいぐるみ状のやわらかカチューシャかもしれませんとのこと。SNSには上がっていないようですが、森高さん&スタッフさんが色々な物を仕込んでくれていたようですね。
で、次は「道」「銀色の夢」と続きました。「道」では高橋諭一さんがキーボードを弾きました。そして「銀色の夢」の前に金髪の男性がギターをケーブルに繋いでスタンバイ。立ち去るのかと思いきや、演奏してるではありませんか!!そうこの方、ローディーさんで公演中は下手袖で踊りまくっている畠中さんなのでした。これにはびっくり。とってもレアな回になりましたね。最初の3曲ではキーボード部分に音源を使っていたりしていましたし、この2曲ではギター、キーボードがこんな感じでしたので、本当に色々と大変だったと思います。急遽とはいえ、これだけの準備ができたということは、山上佑さんは少なくとも数日前から体調を崩されていたのでしょうね。インフルエンザ?はたまたコロナ?公演翌日のXのポストでは「体調はほとんど良くなっています」と回復している様子。来年のツアーではまた元気に演奏してくださいね。
さて、この流れは明らかに秋セトリではなく、間違いなく冬セトリ!!開場前に仲間に「今日だけ冬セトリかもよ。」と言ったけど、スルーされました。誰もが思う“今日までは秋セトリだろ”。でも、こんな風に年内最後の公演だけを冬セトリにしてしまうのが森高流なんですよ。サプライズ大好きなんだから。さすがに寒くなってきたこの時期、やっぱり冬セトリでしたねー!!
そういえば、この日は森高コスプレをしている女性が数多くいました。今までで最多人数ではなかったでしょうか。若い子たちもいて、ファン層の広がりを感じました。開演前はロビーのあちこちで撮影会のようになっていました。森高さんのものまね芸人の方も数名参戦。なんとも華やかでした。昔の森高ライブはコスプレ姿のファンがかなりいましたが、今の森高ファンも同じようにコスプレしてるなんて素晴らしいと思います。
この会場の音ですが、どうも最初は慣れていないのか「あまり良くはないな」というのが印象でした。もちろん箱の鳴り方というのではなく、PAのシステムと音響さんの音作りによる訳ですが。だんだん耳が慣れましたが、それでも高音が好きになれない鳴り方。ドセンだったのでもっと良い音が聴けるかと期待していたんですが、ちょっと残念でした。
そして、中津では声出しの皆さんに囲まれて凄まじい盛り上がりだったんですが、今回は両隣の方がとてもおとなしくて手拍子もしない方でした。会場全体は声出しも多く凄く盛り上がっていたんですが、私個人はちょっと物足りなくて、もっと周りの方々と一緒に盛り上がりたかったなあというのが感想です。会場全体としては、いつもの東京公演ならではの盛り上がりって感じでした。ツアーファイナルというのでもなく、新しい冬セトリにもなったので、少し中津公演までとは違ったのかもしれません。
渋谷の物はいっぱいありすぎるので紹介しないということで、渋谷でバズっている楽屋にあるハチ公饅頭とかをインスタで紹介しますとのこと。「渋公…じゃないや、ハチ公前で待ち合わせしたことある人?」と、ごっちゃになってる森高さん。ツアーを通じて美味しかった物を紹介するという展開に、これが後々のドタバタの原因となります。(笑)
仙台のマーボー焼きそば、千葉・浦安の焼きはまぐり、大阪は天使のほわほわほっぺ、名古屋は冷やしみたらし餅、筑後は筑後うどん、中津の中津からあげ。客席からの声を拾いながらの紹介でかなりの時間を割きました。そして、どこから来たのチェックに入りました。釧路、島根、旭川などなど、遠方の人はいいですねえ。私なんぞは定期券と乗越し料金180円で着いちゃうので参加資格まったくなし…。
「渡良瀬橋」「雨」に続くのでお客さんを座らせた後、さらにMCは続きます。お次は始めて来た人チェックでした。
グッズ紹介ではTのシャツを着ていない会社帰りのスーツ姿の人をいじり、生写真は今日も売り切れと話すと「生ですもんね~。」と口にしました。これは中津公演での「生写真がいつも売り切れるんだけど、生写真って欲しいものなの?」「生が良い!!」というやりとりがあって、“生”というフレーズ繋がりだと思いました。販促コーナーなので結構たっぷりな時間がかかります。中津公演でカレンダーに言及しましたが、卓上カレンダーの撮影は再来週とのこと。FNS歌謡祭出演の後ですかね。1月~3月のカレンダー情報がありましたので、DJPからメールやオフィシャルサイトをご覧ください(12/2にオフィシャルサイトで情報公開されました!)。
ホワイトクイーンメンバー紹介では「今日は佑くんいないけど」とキーボードを撫でた森高さん。あきらっちょが元気にポーズ。マリアちゃんも大きなハートと指ハートの連続技を見せてくれました。
佑ちゃんは公演翌日のXで「昨晩は、僕の体調管理不足により欠席してしまい大変申し訳ございませんでした。 今は、体調もほぼほぼ治っておりもう少しで完全に復活というところでございます。 こんな大事な日に不甲斐ない気持ちでいっぱいです。すみません。 しっかりと療養に努めます。」と報告してました。来年また演奏してくださいね。あきらっちょのXは「ファイナルありがとうございました スーパーベストなセトリで最高でした 全曲グッときてましたっ。。 千里さん、たくさんの経験と景色をありがとうございました!!」と、ちょっと気になる書き方してたんですけど、来年もまた演奏してくれますよね?
メンバー紹介を終えて「あと4曲になってしましましたあ!!」「ええーーーっ!!」「でも、まだ4曲もあるけどね。」と恒例行事を終えて、残りの4曲で大盛り上がり!!
アンコールでは「Don’t Stop The Music」が復活。ダブルアンコールのチサトコールが始まると爆速で再登場。「音出しは21時までって決められてるんです。まだ大丈夫かな?」ステージ袖では畠中さんがしきりに巻きのサインを送っていたとか。腕時計を見てみたら残り時間は5分!果たして「コンサートの夜」を歌いきれるか。なんだか慌ただしい師走感たっぷりのドタバタフィナーレ。歌い終わって腕時計を見たら、少しだけ21時を回っていました。私の腕時計はGPS&電波時計で秒まで合っているのでたぶん30秒は過ぎていたかと。まあこれならお咎めはなしだったでしょう。最後にステージを後にする時の声は大声援にかき消されてあまり聞き取れませんでした。自分もかなり叫んでたし。周りの方々は「ありがとう!!」という感謝の声援が多かったです。
「また来年会いましょう!!ありがとうございましたあ!!!」
森高さんは下手袖にはける手前で長~いお辞儀をしていました。今年1年を共に楽しんできたファンへの感謝の気持ちがとても強く伝わってきました。終演後は森高ファンのみなさん、笑顔、笑顔。とても楽しそうで満足げな顔ばかりでした。いやー、素晴らしい年内最後の森高ライブでした。楽しかったあ!!!
ここからは、“その後の私”。仲間たちとごはんを食べに行ったのですが、渋谷スクランブル交差点に着くなり森高さんのパラビオのCMが流れました。タイミングが合わなくてなかなか見れなかった方もいたようですが、我々が着いた途端のタイミングだなんて嬉しすぎでした。交差点に面しているお店での食事中にも何度か流れたのを店内から見れました。熱く盛り上がった渋谷のコンサートの夜、店を出てからみんなで見上げていると、2つのモニターに同時に流れる奇跡的なフィナーレ!!23:38、たぶん放映ラストだったと思います。
今年の森高ライブ最終日は最後まで森高千里ざんまいでした。
森高ファンの皆様、来年も森高さんを応援し、楽しんで行きましょう!!
森高千里インスタ https://www.instagram.com/p/C0T89fLLo-z/?img_index=1
<セットリスト>
1. 東京ラッシュ
2. ザ・ミーハー
3. 非実力派宣言
MC
4. ジングルベル&ジンジンジングルベル
MC
5. 道
6. 銀色の夢
7. あるOLの青春
8. しりたがり
9. OVERHEAT. NIGHT
MC
10. ララ サンシャイン
11. 二人は恋人
12. SNOW AGAIN
13. テリヤキ・バーガー
MC
14. 渡良瀬橋
15. 雨(アルバム・ヴァージョン)
16. 17才
17. 私がオバさんになっても
MC
18. ハエ男
19. バナナチップス
20. 夜の煙突
21. 雨のち晴れ
(アンコール)
22. 気分爽快
23. Don’t Stop The Music
MC
24. この街
(ダブルアンコール)
25. コンサートの夜